プーケットに何度か行きながら、まだピピには行ったことがありませんでした。
ピピは、映画「ザ・ビーチ」で有名になったとか。
この映画、観ていないのでさっぱりわかりません私。
なので、超が1つでは足りないほどの観光地になっているようで、
このツアーを企画する会社はかなり多数あり、私たちが集合場所の
ロビーに行くと、同じ会社なのか、別の会社なのかわかりませんが、
シュノーケルの準備をした宿泊客が多数いました。
おそらくどの会社も私たちのホテルには7時15分~45分の間に来るという
約束だったと思います。
ところが、どこのお迎えも8時になっても来ないのです
おそらく、違うホテルでもツアー客を拾ってくるので遅れているのでしょう。
ただ、かなり不安になります。
お迎えらしいスタッフが来ると、うちも含めて、皆さん確認に行きます。
そんなことが何組か続いて、やっと私たちのバスもお迎えに来てくれました。
私たちの後、パトン近くの別のホテルでアラブ系の男性7人組をピックアップし、バスは満席。
ここから30分くらい走ったら港に到着です。
港に着くと、とにかく人が多い。
いろんな会社のツアーが大体同じ時間帯に出航するようですから、人が多いのは
仕方がないんですけどね。
それでも日本人は数える程度。
10人いたかな?というくらいです。
この会社のボートは3つあるようで、私たちのボートにはファラン以外、タイ人カップルが1組、
アラブ系の男性7人組、日本人の女性2人組、そして私たち。
何人か数えませんでしたが、30人位かなあ。もっとかなあ・・・。
ちょっとチャライ系タイ人ガイドくんが流暢な英語でいろいろ説明してくれます。
あ、書き忘れていましたが、スピードボートでのツアーです。
時間は短いけど、船酔いする人はやめた方がいいツアー。
一応、船酔い防止の薬をもらえるので飲んでおいた方がいいです。
旦那さんは飲まなかったけど、私はしっかり飲みました。
ガイドくんによると、天気はいいけど海は少し荒れていると。
ボートの前に乗るとちょっとかなり揺れるから、船酔いする人と子供は後ろに
行った方がいいと言われました。
前は景色を見るにはいいんだけどね。
その説明は全て英語。
だけど、日本人女性2人組が船に入ったとたん、「2人だよね、ここおいでよ」
と流暢な日本語を話しはじめました
っていうか、スタッフが座っていた席だよそこ。
スタッフどかして女の子2人優先ってね~。ちょっと深読みしちゃうよもう。
話がそれちゃいましたが、
この話を聞いているときは、まだこのあと起こることなんて想像できませんでした。
ボートが出航して、最初はよかったんです。
ちょっと揺れてもみんな「OH~!!」とか「Hu~!!」とか。
「キャ~」という悲鳴も可愛いものでした。
水しぶきがボート内に入って、水をかぶっても笑う余裕が。
しかし、20分も経った頃からか、ヤバイ状況に。
船首に座っていたファランの女性が後ろに逃げてきて、と言っても満席なので
座る場所がありません。みんなで詰めたり、男性が譲ったりしてやっと座れたくらい。
船はジャンプし続けます。
スタッフたちが、ビニール袋を配り始め、泣き叫ぶファランの子供にライフジャケットを
配り、私は海水が大量に入ってきたことで、寒くてライフジャケットを海水除けに使いました。
それから、船首にいた男性が完全船酔いでグロッキー
袋を持って床に突っ伏していました。
私は、最初目を開けていたけど、目を開けていると船がジャンプするのが見えて
それが怖いし気持ち悪いので目をつぶっていました。
それからしばらくすると、海は落ち着いたらしく、普通に座っていられるようになりました。
旦那さんには「よく吐かなかったなあ」といわれました。
どうやら日本人の女の子たち、結構大変なことになっていたみたいです。
私にはあの船酔いの薬がバッチリ効いたみたい
最初に到着したのはこちら
避難というか、混雑を避けたボートが数台います。
濡れた洋服とかタオルを乾かしたり、海に向かっていったり様々です。
ここがどこなのか、実はわかりません。
いろんな説明を聞いたけど、覚えてない・聞き取れない・このあと揉めたので確実なことが言えない。
チャラオクンの話だと、ザ・ビーチで有名な「マヤベイに行きたいけど、混雑しているからここでしばらく
シュノーケルを楽しんでくれ」ということ。
ところが、何を勘違いしたのか1人のファランが「俺たちは金を払っているのに何で連れて行かない
んだよ、おかしいじゃないか、みんなそうだろ~」みたいな事を言い出して、ここがどこなのかわからなく
なってしまったのです。
ピピはピピらしいのですが。
チャラオくんが、結局もう一度説明をして納得したみたいだけど。
私たちは船に疲れちゃったからとりあえずここでしばらく座ってから海に入りました。
私のフィンなり。
一応泳げます。
ライフジャケット付きだけど。
私は結構いろんな魚を見たけど、カメラを持っていた旦那さんが撮影したのはこれだけ。
旦那さんはジャケットなしで泳げるので、結構潜ったりできるのだけど、
なかなかカメラに収めるって難しいみたいです。
こちらのスポットでしばらくのんびりした後、
「ザ・ビーチ」の舞台となったマヤベイ(ピピレイ)に移動。
人もボートも多いです。
ポーズ?を撮るファラン姉さん。
旦那さんと思う方が一生懸命撮影してるのですが、逆光で上手くいかない
みたいで苦戦していました。
日本人ってここまでしないなあ~と感心しちゃうほど熱心でした。
この海をバックに撮影したい気持ちはわかります。
私たちも撮りましたから。
載せないけど。
こちらでの滞在は40分くらい。
正直、40分でも長いくらいです。
ここにはもう来なくてもいいかな。
マヤベイを後にして、この辺を案内してもらいました。
海キレイです。
ここがどこか分からないんだけど、ピレーの入り江かも。
最初はバイキングゲイブ・
バイキングゲイブは、燕の巣が採れる洞窟。
船上からの見学ですが、一般の方は来られないらしいので貴重です。
モンキーベイ。
サルがいるの分かります?
えさ、待ってるんです。
隣のボートの船頭さんがバナナをあげていて、それを取りにボートに降りてきます。
ちょっと離れてしまっても、ここのサル、泳げるわけで・・・。
サルって泳げるんだってこと、初めて知りました。
この後、ピピドンに上陸してランチです。
ピピレイは無人島だけど、ピピドンは、ホテルやらこういったツアー客向けのレストランがあります。
大した料理ではないです。
一応、飲み物フリーだったけど、トイレが近くなるのは嫌だったので、飲みませんでした。
ツアーによってはとてもキレイなところでランチができるようですが、ここは
キレイじゃありませんでした。
特にトイレ。
これは女性にはキツいな~というトイレ。
タイでいろんなトイレ?に入りましたが、ここは最悪でした。
バンコクではもう少なくなりましたが、タイのトイレは日本の和式に似ています。
ガソリンスタンドとか和式でした。
水はひしゃくで水をすくって流します。
それだったらよかったのだけど、ここのトイレは洋式なんです。
でも、便座なし。
女性にどうしろっていうのでしょう?
カギも壊れていて、私の前にいた日本人の女の子が困っていたので
「見てるから大丈夫」と声をかけました。
でも、その後入ってみて「カギの問題じゃないなあ」と。
ツアーを申し込むときにトイレまではわからないからなあ。
どうにもできないけど、こういう場所もあるので、行く方はご注意を。
ランチの後は、カイ島へ。
写真は撮りませんでしたが、パラソルも借りれます。(有料)
私たちは、お金も持って行ってないし、気持ちがよかったので、
砂浜で過ごしました。
アイスや飲み物を売りに来てくれてちょっとうるさいけど、
放っておけば、のんびり時間を過ごすことができます。
うるさいものと言えばこういうサービスも。
「サルと写真撮らない~?」というサービス。
ちょっとしつこいです。
こちらのファランは負けちゃったみたいです。
ここは海に入るだけで魚が見えます。
チャラオくんが「パンとかあげれば寄って来るよ」と言っていて、
しっかりパンを持ってきていたタイ人カップルがいたけど、
本当はそういう餌はあげない方がいいと思います。
ここは観光地だから、OKになっちゃってるんだと思いますが。
ちなみにチャラオ君、日本人女の子をナンパしたらしく、
3人でボートを借りてちょっと遠出しておりました。
日本語の勉強になるからだったみたいだけど、だったら私たちにも
英語じゃなく、日本語で話しなよって感じです。
この後、朝出た港へ戻りました。
このツアー、正直な話あまりよくないです。
というか、きちんと調べなかった私たちが悪いのですが、
シュノーケルを楽しむツアーではなかったです。
日本できちんと調べていくべきでした。
現地でたくさんツアーのお誘いはありますが、これから行かれる方は
内容を確認してお出かけすることをお勧めしまーす。
プーケットなら日本人が経営している会社も多いし、
検索すれば結構ヒットするのでね。
ホテルに戻ると、海から帰ったばかりの私たちにある試練が待っておりました。
髪が塩まみれなのにシャワーのお湯が出ない
一応すぐ直しには来てくれたけど、30分以上かかると。
も~とにかくすぐ入りたいのに!!
今まで旅行してきて、シャワーが出ないと言うのは1,2回あったかな。
でも、その日の朝まで出ていたお湯が出ないっていうのは初めてです。
普通の日のシャワーでお湯が出ないならまだ許せたけど、海からの帰り
だったからホントに腹が立ちました。
寝転がりたくても転がれないし。
おまけにディナーの予約をしていたからなおさらです。
ここのリゾート、スパがないんです。
スパがあれば、「スパのシャワー貸して」と言えるし、きっと貸してくれたでしょう。
こういうトラブルの時のためにもスパがあればよかったのだけど、
スパがないことに気づかず予約してしまって、私の中ではこれは大失敗。
ま、過ぎたことは仕方がありません。
気を取り直してご飯食べに行こうっと。