今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

猫の餌やりを一緒に。

2020-11-04 10:52:40 | 2020年ななとマニラ生活

何度か書いていると思いますが、マニラには野良猫の保護団体がいくつかあります。

私が前のコンドミニアムで餌やりや避妊去勢をしていたときにお世話になったのがCARAという

かなり大きな団体。ここのトップの方とご近所だったこともあり、キャリーを借りたりミルクをあげないと

ならない小さい子猫を保護した時にはサポートを受けました。

その他にも「Cats of ○○(地名)」という名前で餌やりやTNVR(避妊去勢ワクチンリリース・日本だとワクチンまでは

しないのでTNRと呼んでることが多いと思います)をしている団体があります。

私の住んでるBGCにもあり、何度か連絡を取ったことはあります。

でも、どうしても言葉の壁がありまして、上手く伝わらなかったりして結局CARAのトップの方に頼ったり、

日本人で保護活動をしている師匠に頼ることが多くなりました。

私の保護した猫の里親探しを助けてくれる猫友さんができたことで大きく私の保護活動はかわり無事に引越前に

家に入れていた猫は譲渡終了。

 

今後、私ができることをしばらく考えたのですが、保護して病院へ行ったり里親探しをしたりというのは、

私の英語力ではかなり厳しい。この数か月で少しはレベルアップしたかもしれないけど、中1レベルが中2レベルに

なったかどうか?そんなレベルなので、やはり難しい。

 

動物病院で知り合った日本語のできるフィリピン人女性が所属しているちょっと大きな保護団体があり、

私としては、そちらの団体で保護した猫の一時預かりをするのが良いのではないかと考えています。

そのために、その団体がどのような活動をしているのか知るために、餌やりの現場に一緒に連れて行って

もらう事にしました。

場所はリトル東京のあるエリアから遠くないところですが、ローカルのエリアなのでちょっと怖かったです。

友人はフィリピン人ですけど、やはり危険を感じるそうで「いつも2人で餌やりします」と、同じエリアに住む

もう1人の方と毎日夕方に餌やりして歩いているそうです。

 

夕方なので暗くなってくるし。なのでスリにも気を付けながら歩きます。

場所によっては携帯を出す事も危険なので画像は安全なエリアの猫だけ撮影しました。

 

このエリアの猫たちが住み着いている建物は、ガードマンやスタッフが優しい方が

多いそうで、台風の中餌やりに行き会えなかった猫がいた場合、餌を預かってくれてあげてくれたり、

普段から猫を把握していて、「戻ってきてないよ」とか「あそこにいるよ」とか教えてくれたりして

くれるそうです。

ただ、オフィスビルはそういう方が多くても、ローカルエリアの通りに入ると、優しくない人も多いそうで、

車やバイクが猛スピードで走って行ったり、猫にとっては悪い人がいて危険も多いと。

彼女たちは猫を捨てたわけではなく、捨てられた猫や子猫のサポートをしつつ、近所の方に迷惑をかけないように

餌やりをしているのに、知らない人に「捨てるな」と喧嘩を売られたこともあるとか。

そういう方に説明をするのも一苦労ですし、首輪をつけた猫の飼い主に避妊去勢の説明をしたりしていると。

「勝手にやって」と言う飼い主がいるそうですが、勝手にやって後から何か言われるとそれはそれで問題ですし、

対応が難しくなるので、きちんと許可を取りたいけどなかなか大変なようでした。

 

餌やりをしている猫には名前を付けていて、出会えた・出会えない、怪我をしている、病気のようだなどなど、

毎日確認し、新たな猫がいた場合、団体で共有し対応を考え実行しているそうです。

 

仕事があるので朝は難しく夕方しかできないと言っていましたが、およそ2時間餌やりと触れ合い、猫たちの健康状況を

チェックして終了。

これはとても大変です。

私の師匠も、朝夕と餌やりをしていています。頭では「大変なこと」とわかっていましたが、実際に体験するとこれは

とんでもないことです。

ボランティアでここまでするって・・・友人が「だって猫はかわいいじゃないですか」と。

確かにかわいいです、昨日会った猫たちは画像では見たことがある猫ですが初めて会いました。

かわいかったです、ホント。毎日餌やりをしていたら、1日でも会わないなんて考えられない。実際私もそうでしたから。

ただ、規模が大きすぎます、頭数が多すぎる。

 

日本でも猫の保護活動をしている方はたくさんいますし、マニラにもたくさんいます。

でも、そういう方より猫の数が多いし、避妊去勢をしたくても簡単に捕まってくれなくて、

気が付くと新たに妊娠してる・・・。

里親を探しても探しても次の子猫が生まれて・・・。

 

残念ながら飼い猫が子猫を産んで、捨てる人がいます。

この団体さんの活動を知ってか否か、捨てられたと思われる子猫が後を絶たないそうです。

3きょうだいの子猫がいて、2週間前に保護されて一時的にとあるおうちで保護されていますが、

来週このおうちを出なければならないそうで、現在一時保護をしてくれるおうちをFacebook上で募集

していました。

昨日、友人に「naruminさんのおうちではダメですか?」と聞かれ、引き受ける方向で考えています。

ただ、先に他の猫ちゃんの一時預かりの話をしていたところだったので、現時点ではまだ「OKできない」と伝えましたが、

旦那さんにも相談して、他の猫ちゃんのお預かりがないようなら、引き受けようと思います。