この日の宿泊は、河津。
河津桜は終わってしまっているので、とても静かな河津。
なぜここにしたかというと、泊まりたいお宿がいっぱいだったから・・・。
熱川辺りを考えていたのですが、泊まりたいなあと思うお宿がことごとく
いっぱい、もしくは予算オーバー。
ああ、困った、どうしよう。
何を優先順位にする?
海?お風呂?食べ物?
旅行10日前の予約ですから、空きがないのも仕方がないです。
そんな中で、こちらのお宿が見事に一致。
「河津海苑」さんです。
創業明治21年の部屋数7室というこじんまりとしたお宿です。
オーナーさんは「リフォームしているけど、古くてすみません」と。
いやいや、その古さが良いんですよ。階段が少しミシっというからって
全然問題ないです。
お部屋は2種類。
私たちが予約したのは和室+ベッドが置いてあるタイプ。
窓からは海が~!
これがね、海がね、見たかったんですよ。
レトロモダンなお宿だけあって、電話だってこちらです。
いついらい?黒電話なんてー!
外には繋がらないそうですが、館内では使えます。
広い廊下にはお雛様が。
これも明治時代のものだそうです。
1階には創業当時のままの「明治部屋」と呼ばれる囲炉裏部屋もあります。
こちらで食事のできるプランもあるそうです。1日1組だけだそうですが。
明治時代の調度品や、置物などは、普段見ることがありませんから、見ていて飽きませんでした。
河津海苑さんの良いところは、無料でお風呂が貸切にできるところ。
夕食後にお風呂が貸切になり、到着した順番に決めることができます。
私たち、16時頃の到着でしたが、1番でしたので希望の時間とお風呂を選ぶことができました。
夕食までは男女別に分かれていて、この時間は女性用に露天風呂がついています。
男性は七子岩風呂。
どちらも大きくはないですけど、部屋数を考えると妥当かな。
翌朝も入りましたけど、私はどなたとも一緒にはならず、貸切状態でした。
お湯、よかったです。
なかなか治らないしもやけがあったんですけど、これが旅行の後にかなり良くなりました。
触れば痛くて仕方なかったのに、全く痛くなくなって。
いいお湯でした。
お部屋なんですけど、トイレの温水便座が全く作動しなくて、見てもらったんです。
どうやら故障しちゃったらしくて。
まあ、真冬でもないからなくてもいいかーと思ったんですけど、オーナーさんから
お部屋の変更を提案していただきました。
この日は1つだけ空いているお部屋があったらしくて。
なので、お言葉に甘えて移ることに。
そのお部屋は和室。
露天の屋根が見えちゃうけど、海もちゃんと見えます。
こちらに移ってから女将さんお手製のウェルカムスイーツをいただきました。
黒いのはゴマで、白い方は中にキャラメルクリームが入っていました。
うん、おいしい!
特にキャラメルクリームがね。
もう1つ食べたいな~と思うほど。
なんだろねー。
お部屋もロビーものんびり過ごすことができるお宿です。
難点なのは、お部屋が禁煙のみだから(これはありがたいんだけど)、
喫煙所がお食事処に繋がるロビーだけ。
ここは本も読めるし、過ごしやすいのだけど、喫煙される方がくるとね・・・。
もちろん、喫煙OKだから仕方がないけど、別の場所の方が良いんじゃないかなと
思います。
お食事処に行くために必ず通るところだけにね。
この後はお楽しみの夕食でーす。
もう見ることのないものがたくさん、
状態が良いままありますので、見ていて
飽きません。
次回行くことになったときには、
明治部屋での夕食プランにしたいですね。
旅館のことはこちらの方が詳しいですね。
ほんとにレトロモダンで素敵な旅館です♪
「明治部屋」?
趣がありますね。