あんまりブログを更新しなかった理由にメイドの事があります。
正直、頭が痛かったです。
同じメイドを使ってる猫友さんにも相談しましたし、お友達にも聞いてみたり。
それでもクリスマスが近いので今年もドライバーとメイドにクリスマスボーナスを渡します。
メイドは、今年3月までしか働いていないので、フルで渡すことはありません。
契約書を更新するにあたってそれに関しては説明してあります。
他のご家庭のメイドさんに寄っては、「とにかく生活がきついからお金をくれ」という人もいたそうで、
働いていないけどお給料を渡した方もいます。
我が家は以前も書きましたが、2回だけお金を渡していて金額として6000p。
高いか安いかは正直分かりません。
それもあって、本来1年間きちんと働いたら5600pの予定でしたが、半分と言いました。
半分まあ3000pですね。
そのつもりいて話もしたのですが、それを渡したくないなあと思う事案が起こりました。
彼女はメイドの仕事ができない間、自分のできることでお金を稼いでいました。
それが、お菓子作りやお料理。
Facebookを利用して注文販売をしていました。それがなかなか好評だったそうで、生活は何とか成り立って
いたようです。
働いていないのにお金を渡すのは違うと思うけど、彼女の得意なことにお金を払って生活を支えるのは
アリなので、旦那さんの会社のスタッフに100個注文しました。
それがよほど嬉しかったのと、メイドの仕事に復帰できてきちんと決まったお金がもらえるのが
相当嬉しかったらしく、私が留守にしている間に我が家で自撮りした写真、窓から見える景色、
我が家の名前をフルネームで出しやがった。
掲載してから何時間経過したかはわからないけど、おそらく数時間で私は気づいたので、同じメイドを雇っている猫友さんにも
そのページを見てもらい相談し、即メッセージを送りました。
・誰がこの写真を撮ったのか?
・自分で撮ったのか?
・すぐ削除しなさい
という内容。
すると数分後に「申し訳ありません、削除しました」と。
謝ってます、ちゃんと。フィリピン人が。
すぐ謝る日本人とは違う、フィリピン人。
でも、すぐ謝った!
あの画像、セルフィーで撮影したとは思いました。
でも、実はこの日コンドミニアムのスタッフが9時に点検に来ると言ったのに来なかったんです。
もし留守中に来ても家の中には入れないよう伝えましたが、正直入れたか入れないかはわからないし、
信じるしかないわけで。
実際、スタッフは11時過ぎに来たらしく、当然家には入れなかったとメイドは言います。
でも、そんなことはわからないのでね・・・。
多分入れてませんよ、そういう約束事を守らないなんてロックダウン前に複数の日本人家庭を掛け持ちしていた
彼女がするわけないんです。
ばれたら一気に仕事をなくす可能性がありますからね。
フィリピン人はFacebookに個人情報を出す事に全く抵抗がないようで、住んでるエリアや会社の名前、
自分の顔写真などなどガンガン出す人が多いです。
自分の情報は出しても雇い主の個人情報を出すとは考えもしませんでした。
それも、きっと見て欲しかったんだろうと思ったのが、普段はタガログ語なのに、うちの事は英語で書いたんです。
「マム、読んで」とでも言いたかったのか・・・?
以前、寄付をした時もお友達と私の下の名前を出していました。本当ならその時点で言うべきだったのですが、
下の名前ならまあいいかと思ったのが間違いでした。
メイドには雇い主の個人情報をFacebookに掲載するのはルール違反だということ、
掲載したいのなら許可を取るべきだと。
彼女からは長い長い反省文が届きました。
・メイドの仕事ができて嬉しかった
・たくさんオーダーをもらえて嬉しかった
・自分でエキサイトしてしまったと。
自分の非を認めて「もう一度チャンスをください」と言うのでもう一度だけチャンスを与えることに。
注文したお菓子を持ってくる日、9時から仕事なのですが、5分前に「Little bit late」と連絡が。
でも到着した時間は9:50。
9時45分にはドライバーに持たせると言ったのに。
どこがリトルビットだよ~"(-""-)"
50分の遅刻って全然リトルビットじゃない。
Facebookに掲載の件と遅刻の件でもう私の怒りはMax。
この遅刻のせいで午前中の予定が1つ飛んでしまったので、それもあって英語も出来ないのに
怒りたくて仕方がない。
でも、上手く伝えられないこの悲しさ・・・。
多分、彼女はなんでこんなに私が怒ってるのか理解できてないと思う・・・。
それでも話さなければならない私。
まず、Facebookの件。
それに関しては、契約書に記載することのみ伝えるつもりでしたが、結局Lineでやり取りした内容を
もう一回言ってしまった・・・。
遅刻の事は結局言えず、「50分の遅刻はリトルビットではない」という事を言い忘れてしまいました・・・。
そしてセルフィーとは言え、仕事中に自分の事をしたのは良くない事だと伝えられなかった・・・。
ダメだダメだ~(;_:)
英会話で先生にこの件を話したときに、とある先生は「ダメ、クビにしなよ」と言いました。
実際に企業で働く人から見たら、従業員が雇い主の個人情報を掲載するなんてありえない話だと思います。
それもフィリピン人。
主の働きがメイドというのは、同じフィリピン人によっては疑う余地ありと考えるのだと。
特に我が家は鍵も預けています。
まあ、鍵に関してはコンドミニアムに入る際に、外部の人間の立ち入りに関して結構面倒なので預けていても
大丈夫だと思っていますが、疑って当たり前の国なのかもしれません。
即、クビにするというのはやっぱり考えられないので、彼女とは「次やったらもううちでも仕事はおしまい」と
言い、彼女も納得しました。
あ、もちろん「Sirはとても怒っている」と旦那さんを盾に使いました。
彼女にとっては「Sir」というのは私より強いんです。
我が家は旦那さんも私も彼女にとっては「優しい人」だと思います。
名前に「さん」付けで呼びますし、彼女の権利も彼女の話も聞きます。メイドさんを雑に扱う事はしません。
これって日本人はほとんどそうだと思いますが、中国人や韓国人は見ているとメイドさんの扱いがかなりきついです。
メイドさんも「同じ人」ですから、私にはあのような扱い方はできません。
あー結局私のお友達が、私のメイドにお菓子のオーダーをしてくれた・・・。
それを怒ったその日に伝える私・・・。
まあ彼女は大喜びですわ。
そんな彼女にさらにオーダーする私。
旦那さんの部署のクリスマスパーティーの旦那さんからの贈り物に彼女の作るお菓子をオーダーしました。
昨年、スタッフから招待されたのですが今回はコロナの関係で、部署内でみんなで距離を保ってランチをするという事に
したそうです。
会社の会議室かな?大きな部屋でするそうです。招待はされたのですが、会社のコンプライアンス上、コロナ渦の今、
いくら日本人駐在員の家族とは言え、外部の人間を社内に入れることはできないと言われたそうなので、プレゼントだけ
ドライバーに持たせることにしました。
なんて私って優しいの?
ダメだなあ・・・。
でも心配。
ちゃんと持ってくるかメイドよ・・・。
次にドライバー。
旦那さんのドライバーに関しては、ロックダウン中もうちに通ってくれました。
自分の収入のためではあるけど、コロナにもかからずにほぼ毎日通っています。
もちろん、うちで彼を必要としていたのも理解しています。
ロックダウン中、旦那さんは平日普通に出勤しなければならないし、土日もいつ行かなければならない
状況かわかりませんでしたから、来れるようなら来てもらっていました。
それと私のドライバーがいない状況でしたから、会社に行った後にコンドミニアムに戻ってきてもらって
仕事してもらったり。
もちろん、そのたびに彼にはお礼を言ったりチップを渡したりしていましたし、ドライバー自身がその時点で
働けるカンパニードライバーが激減していたことも理解していました。
激減の理由は「これでは収入が少なすぎる」とか「コロナに感染してしまいました」とかね。
実際に私の前のドライバーは転職しましたし、今のドライバーはコンドミニアムに提出するために
テストを受けたら感染してたって・・・。
ですから旦那さんのドライバーに関しては、会社からボーナスは出ますが別で我が家からスペシャルボーナスを
昨年以上の3000p渡しました。
「他言するなよ」と念押しして。
どうやら駐在員のドライバーの間でこの時期そういう話になる事もあるらしいのです。
「あの人はいくらくれた、この人はいくらくれた」とか話たくなる気持ちもわからないでもありませんが、
ダメです。駐在員だってボーナスの額は悩んで決めるんです。稼働日数や勤務態度などその人によって違いますからね。
実際に、会社からちゃんとボーナスは出ているのであげなくてもいいと言えばいいんですよ。
そこは使っている人の匙加減ってやつです。
うちは旦那さんの判断で今年の働きに感謝しているので昨年以上となりました。
ただ、私のドラ・・・。
10月から来ましたけど、悩ましい・・・。
悪い人ではないです、ちゃんと朝も来てますし普通に仕事もします。
ただね、「寝ててマムの電話に気づきませんでした」とかたまにあるし、なんか言い訳が多い・・・。
500ペソにするか300ペソにするか悩んでます。
このドラにボーナスを渡すのは初めてなので、渡す必要がないと言えば渡す必要はありません。
ロックダウン前まで彼を使っていた方との交流が今はないので、その前に使っていた方に聞いているところ
ですが、ちょっと頭が痛い・・・。
いろいろあって「あ”-!」と叫ばせてくれるところに行きたい私・・・。