日に日に増えるコロナ感染者ですが、3000人を超えました。
毎日フィリピン保健省より発表されるこちら。
2日続けて500人ほど増えたときにはさすがにビックリしましたが、昨日今日は300人台。
日本のお友達から「すごいことニュースで言っていたんだけど」と心配のLineがありました。
何かと言うと、ドゥテルテ大統領が「いう事聞かないやつは撃つぞ!」と。
何の事かというと、「規制に反して過激行動をしたものは射殺してよいと軍が警察に指示した」
(いつもお世話になっているお友達のブログより)
ということです。
夜間外出禁止令を守らないとか、デモするとか、そういうことでしょうね。
日本では一部だけ切り取って報道されているようですが、この発言に至るには、日本で報道されてない
こともあるわけで。
と言う私もローカルニュースを全て見ているわけではないし、言葉がわからないので、全て正しく伝える
ことができないので、ここでは書きません。
ドゥテルテさんは宵っ張りのようで、夜中に仕事をするタイプだそうです。
朝起きるのが遅くて、仕事を開始する時間が遅いので会見も夜。いや、夜中。
月曜日の夕方に会見すると言っていたらしいけど、私が寝る22時まで会見は始まらず。
結局朝になってニュースで「低所得層に2千億ペソ出す」と言ったと知りました。
「射殺OK」の会見は火曜日だったようですが、会見をするとは知らなかったのでテレビも付けてなくて、
いつやったのかわかりませんでした。
大統領、極端なことを言いますが、ハッキリしています。
ダメなものはダメ、守らないと怒るぞ!
低所得の人にお金出す、食材も出す。
コロナの感染を防ごうとしているのは、2月からの発言、行動でわかります。
その点は日本よりわかりやすいし、徹底しているなと思います。
日本人が強盗の被害に遭うという話もちらほら耳にしています。
そういうのもきちんと捕まえるよう、言ってくれるといいのだけど。
と言っても無理なので、自分の身は自分で守るしかありません。
私が聞いた話は、日本人男性がマカティシネマスクエアという日本人も利用する
リトル東京近くで起こった事件。
近くにいた白バイに言っても相手にしてもらえなかったとか。
リトル東京やマカティシネマスクエアには1,2回しか行ったことがなく、詳しくないので
1人でしか出かけられない今、私が行くことはありません。
ですが、日本食材店もあるし、お弁当を販売しているところもあるそうなので、
行く方はいます。
この場所だけが危険なのではなく、今はどこを歩いても危険だと思うべき。
比較的安全だと言われるBGCでも、低所得層のフィリピン人が住んでるエリアがあります。
歩くときは、
・必要以上のお金は持たない
・カードは持たない
・バッグは抱える
・人とすれ違う時は離れる
・後ろからのバイク・自転車・車・怪しい人に目を配る
普段は持ち歩かないパスポートを持ち歩いての買い物(身分証明、私はパスポートしかないのです)ですから、
十分注意しなければなりません。
ロックダウンも3週目になり、私たち日本人駐在員の家族は、規制はあるもののお買い物も
出来ています。
デリバリーサービスも随分充実しているし、スーパーに物がないということもありません。
一時期心配された「リカーバン」(お酒売らないよ)もタギッグ市内はないそうで、
普通に買えるよう。
そろそろ買いためたワインがなくなるので買わないとー。
とこんな悠長なことを言えているので、日本でこのブログを読んでくださっている皆さま、
フィリピンでの生活は今のところ、大丈夫です。
ホント、慣れてくるとこれはこれでありか、と思ったりできるようになりました。
お友達に会えない、のは確かに厳しいのですが、残っているお友達とは、情報交換したりしています。
車が使えるおうち、使えないおうちがあるので、協力して離れた場所にある日本食材店へ行ったりも。
励ましあって、この生活をしています。
日本に帰るという選択肢は今のところありません。
今の生活で困っていることはないのです。
医療の問題、それがみんな心配なところなのですが、コロナ以外の症状はERで診てもらったとの話もあります。
日々情報が変わるので、今日はどうなのか、明日はどうなのかはわかりません。
いざという時に確かに診てもらえないのかもしれない。
それでも、今日現在私も夫もななも元気なので、この体調を維持しここに残りたいと思います。
日本で暮らしている皆さん、フィリピンに残り頑張ってる皆さん、諸外国に残ると決めたみなさん、
この苦境をなんとか乗り切りましょう。