先日、市原市に住む友人と養老渓谷へ行ってきました。
当初はただ会ってしゃべり倒す予定だったのですが、天気も良かったのでドライブしながら急遽行くことに。
友人と会うのはいつ以来?結構前ですね。1年近くぶりかも。
電話で話したりはしていたんですけど、会うと決めていた日に私が体調崩してキャンセルしたのでね。
待ち合わせ場所から1時間くらいのドライブ。
平日の午前中早い時間だったので、そんなに観光客はおらず静かな養老渓谷。
こちらの観音橋を渡って階段を上り続け到着したのは
立國寺です。
出世観音。
立國寺は、源頼朝が再起をかけて天下平定を祈願したと言われる寺で、出世観音として知られています。
そうね、鎌倉殿の13人で洋ちゃん海を渡って房総半島に着いたの見た見た。
養老渓谷は11月23日に行った友人によるとまだ紅葉が微妙だったそうですが、私たちが行ったときは一部紅葉が綺麗でした。
台風13号の影響で遊歩道はまだ全面開通とはなりませんでしたが部分的に開通。
HPによると12月1日からさらに復旧が進んで通れるようになったとのこと。でも、まだ通行止めのところもあるそうです。
こちらはネットで話題になったらしい2階建てトンネル。
向山・共栄トンネルは、県道81号線のすぐそばにある、全長約110mの素掘りのトンネル。
上段の古いトンネルの下にあとから新しいものが掘られたため、珍しい二層構造となっています。西側にあるのが共栄トンネル、東側にあるのが向山トンネルだそう。
お腹が空いたので停めた駐車場の隣にあった食堂で限定10食の麦とろ定食を。
麦飯がいつも食べるご飯の量の倍くらいあって大変でしたけど、頑張って食べましたよ。とろろもたくさんだったのでね。
この食堂、孤独のグルメに出てきそうな食堂なんですけど、奥に会食のできるようなお部屋が広がっていて帰宅して調べてビックリ。
「割烹大新」という川魚料理にこだわったお食事処でした。
おなかいっぱいで向かったのはこちら。
チバニアン、「国指定天然記念物 養老川流域 田淵の地磁気逆転地層」です。
なんのこと?って感じなんですけど、こういうことらしいです。
養老川沿いに露出した地層で、約77万年前に地球のN極とS極が逆転した痕跡が観察できる。地球が持つ固有の地場「地磁気」が何度も逆転を繰り返し、最後に逆転したことが地球上で最もよくわかるそう。
2020年1月17日に、国際的に貴重な地層であることが認められ、GSSP(国際標準模式層断面およびポイント)に認定されました。
ビジターセンターでスタッフの方が簡単に(全然簡単ではなかったけど)説明してくださいました。この話を聞かないでいきなり行ったのでは訳が分からなかったでしょう。
こちらのパンフレットを持っていざチバニアンへ。
こちら多分不動滝。
ビジターセンターで見た写真とは全然違います。水がないんだそうです。
素掘りトンネル
この先に養老川が流れています。
そしてこちらがチバニアン
いきなり来たら「なんのこと?」ですよ。
ただ壁に杭が打たれてるだけに見えますもの。
緑、黄色、赤の杭は地磁気測定用サンプルを採取した跡だそうです。
チバニアンに行くときには長靴がおすすめ。
河床に化石が見られるそうなのですが、私たちは普通のスニーカーで行ったので水の中には入れず。
しっかり調べて準備をしていくべきでした。
ビジターセンターで説明を聞いているときに電話がかかってきて、長靴のことなど話されていたし、ガイドさんをお願いしていた方や、濡れてもいいスタイルで来ている方もいました。
何にも調べず通りかかったから寄っただけはダメですね。
養老渓谷へ行く途中にチバニアンはあるので、お出かけの際は準備をしっかりされてください。木曜日と年末年始はお休みです。
そうそう2026年に隈研吾さんがデザインするガイダンスセンターがオープンする予定だそうです。
どんな建物か楽しみ。
チバニアンを後にして友人のおうちへ。
高校生の子供さんが帰ってくるまでしゃべり倒して帰りました。
友人も日ごろたまったストレスが発散されたらしく、翌日はスッキリした気分で仕事ができたそうです。
良い1日を過ごせました。