先日小学校の同級生が亡くなりました
突然の知らせに驚きました
最初に出た言葉は「なんで?」
胃がんで3年8ヵ月闘病していたそうですが
その事を知っている人はかなり少なかったようです
おととしの12月に偶然車ですれ違って、お互い気づいたので手を振り合ったのが最後となりました
同級生は女性で、私たちは22歳とか23歳で子供を産んでいます
お互いの子どもも同級生で、なおかつ自分の母校である小学校に通っていたので
授業参観などで顔を合わせるとなんだか嬉しかったです
今思うのですが、周りの同級生達のお子さんは現在小学生や中学生が多いです
私も地元で現在子育てをしていたならば、自らすすんでPTAなどに参加し
にぎやかにやっていたように思うのです
それだけ同級生、同窓生は私の中では大きな存在なのです
彼女とは同じクラスになった事はありませんでした
普段の付き合いや、やりとりも全くなく、連絡先すら知りません
ですが、お通夜だけはどうしても行きたいと思いました
18時開始だと聞いて、開始時間に間に合わない事は決定していましたが
葬儀場に向かいました
すると、外に溢れそうなほど大勢の人たちが詰めかけていました
世の中はコロナ騒ぎで自粛自粛の状況下です
全員マスク着用で、誰が誰なのか分かりません
こちらの地域ではお通夜が終了すると助六寿司を用意して
来てくれた人たちに振る舞う習慣があるのですが
今回は感染拡大を懸念してか、そういった用意はありませんでした
最後に顔を見せてくださるとの事だったので棺に一番に近づいていきました
「ああ、本当に亡くなってしまったんだ」
顔を見た瞬間涙が溢れました
43歳という若さでした。美人な彼女は若いころエステスタッフでした
美容に関する知識も豊富でした
結婚してからはプリンやケーキを販売しているお店のスタッフとして店頭に立っていました
その時の当時のブログ投稿にチラッと名前だけ登場していました
まだ世の中がこういったブログなどに顔を出すという事をしない時代のものです
パステルデザート多治見店 - 渡辺さん家
パステルと言えば「なめらかプリン」。今でこそ、あちこちに店舗が増えましたが、数年前は名古屋高島屋まで買いに行きました。多治見店はスイーツのみ...
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現在このお店はありません
棺の前で泣いている私のところに
さらに泣きじゃくった幼馴染がやってきました
受付にいた私に連絡をくれた友達
さらに、マスクをしていてもすぐに誰だか分かる同じクラスだったT君
話ができたのはこの3人だけでした
同級生はたくさん来ていたそうですが、マスクのせいで数十年ぶりに会う同窓生の顔が分かりませんでした
こんな時期ですし、お子さんを連れた方も何人かいらっしゃって
皆長居をする事もできず
早々に立ち去りました
本来ならば、もっと悲しみを共有したかったし
最近の彼女の様子も知りたかった
世の中がこんな状況である事が悔やまれますが
顔を見てお別れができただけ良かったと思うべきでしょうか?
一刻も早い収束を願います
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