現在フランス在住のF子ですが、
家族3人、3年程日本で生活していたことがあります。
F子の実家の敷地内に住んでいたので、
私の家からほんの50m先に、フランス人が居たワケです。
こんなド田舎にミスマッチな彼ですが、
夏になると、上半身裸で生活していました。
「蚊に刺されるよ」
と、カタコトの英語で言うと
「ノープロブレム」
と、自信満々に蚊よけスプレーを私に見せました。
そして、それを彼の息子の頭に寄ってきた蚊に
噴射したのです。
使い方違ってますよ^_^;って英語で説明できない(-"-)
また、ある朝、F子に以前撮った写真を渡したいと思い、
家に届けに行きました。
彼女はすでに仕事に出た後で、
代わりに寝起きの旦那様が、
やっぱり上半身裸で出てきました。
写真を渡すと、喜んで受け取ってくれました。
そして、「家に上がってく?」
というような仕草をしたのです。
年下のイケメン白人男性に、しかも上半身裸でそんなことを
言われて、大パニック\(◎o◎)/
首をぶんぶん横に振って帰り、メールでF子にご報告。
「あれは、社交辞令か?」
と聞くと、フランス人はわりと家に上がり込む習慣があるらしい。
「ちょっと○○さんの家に行ってくる」
なんて出掛けて行くと、平気で2,3時間は帰ってこないそうです。
「上がってお茶でも飲んで行けば良かったじゃん」
なんて、F子サン、余裕な発言(+o+)
言葉もろくに通じないのに、間がもちませんから(-“-)
でも、旦那様はホームシックになっていたみたいで、
F子としては、誰か話し相手が必要だと思っていたようです。
言葉と言えば、彼はフランス語と英語は堪能で、日本語は全く話しません。
息子とはフランス語で話し、F子とは英語で話します。
日本語がどこまで理解できていたかは、分かりませんが、
かなり頭のいい人なので、もしかしたら私たちの
話に聞き耳を立てていたのかも(;一_一)
ある日、パンナコッタを作りました。
ミルクゼリーのようなお菓子なので、要冷蔵なのですが、
F子宅にお届けに行って、冷蔵という英単語が分からない(>_<)
とにかく「冷やしてくれ」と言いたくて、
ジェスチャーでばたばた動いていると
「フリーザー?」と言われました。
聞いたことある単語に「イエース、フリーザー(^O^)/」
と大喜びで答えて、家に帰ってから、フリーザーは凍っちゃう\(◎o◎)/と気づき
和英辞典を手に持ち、また50mの距離を
真夏の炎天下、「Noフリーズ(ToT)/」
と、走っていました。
こんなマヌケなやりとりも、F子が通訳してくれると
とってもラクで、
子供たちが公園で遊んでいると、旦那様がチョコレートを持って
やってきました。
フランスのおばあちゃんから荷物が届いたばかりで、
そのなかに板チョコが入っていたから
息子に早く食べさせてあげたくて、来たと言うのです。
息子に板チョコを割って手渡しました。
私の娘にも、フランス語で何か言いながら、手渡してくれました。
「お母さんには、内緒だよ」
と言っていたそうなので、
「私は、目の前で見てるから内緒にはならないでしょ?」
と、英語で突っ込んでもらいました。
すると、なぜか私にもチョコレートをくれました(@_@)??
フランスに戻った彼の、ホームシックは治ったことと思いますが、
今度はF子がホームシックになるのでは?((+_+))