かわいらしい建物
こちらはモザイクタイルミュージアム
その昔、タイル関係の仕事をしていたのでとても興味があり
訪れてみました
4階建ての建物は、上から順に見ていくようになっているそうなので
まずは一番上にあがります
4階は古いタイル製品の展示です
昭和40年代までのものばかりでレトロな空間
こちらはタイルでできたシンク
この平たいものは調理台だそうです
お風呂の浴槽と洗い場
とてもゴージャスなお風呂ですね(#^^#)
かまど
明治時代のものと思われる便器。大人気なんです
タイルではなく、陶器製ですが
どうしてもコレをやってみたくなる
便器の正面には銭湯などにに貼られていたタイルの壁画・タイルアート\(^o^)/
タイルでできたオブジェの向こうは、なんと丸くくりぬかれた天井。
屋根がありません
この日は雨降りで、当然展示室に雨が降りこんでいました
3階に降りると
タイルの歴史が分かる解説つき展示
このナイフの切れ味はどうなんでしょうね~
モザイクタイルというのは、1枚のタイルの表面積が50平方センチメートル以下のものの事で
この小さなタイルを組み合わせると素敵な模様が出来上がります。
組み合わせるためには、このような張り板を使います
張り板にジャラジャラーっとタイルを並べ、でんぷん糊を使って紙をぺたっと貼ります
このシートを建設現場で左官屋さんが建物に貼りまして、最終的に紙を水で濡らして紙を剥がし
タイルを水洗いして完成です。
私の仕事は、紙貼りにされたタイルの最終検査をする検査員でした。
最盛期には「貼れば儲かる」と言ってどこのお宅でも内職をしていたそうですが
私が就職した時代は就職氷河期真っ只中で、しかも機械貼りなんてのも登場して
内職をされている方は少なかったですが、「貼り場」さんまで出張して検品をしていると
夏はでんぷん糊がすぐに腐ってすっぱい匂いが漂ったり、梅雨の時期は糊がなかなか乾かなくて納期に間に合うか
ハラハラしたり、タイルがズレてしまって「貼り直しー(ToT)/」とか、いろんな思い出がよみがえります( *´艸`)
親ぐらいの年齢の貼り場さんにはとても可愛がっていただきました。懐かしい
豆粒のように小さなタイル。これは貼るのが大変そう( ̄▽ ̄;)
2階は、現代のタイルの紹介と提案です。
なんだか明るいですねー\(^o^)/
コンシェルジュというプロのアドバイザーもいらっしゃって、具体的な説明を聞くことも可能
ハリネズミかわいい(*´ω`*)
金魚も好き
ハートって今っぽい( *´艸`)
現在のタイルは何でもアリですね。
古い産業ですので、閉鎖的なイメージが強かったのですが
こういう展示を見るとワクワクしますね(^◇^)
あらっ?Σ(・ω・ノ)ノ!
突然湧いて出た館長!!(手前)どっから来たんですか?( ̄▽ ̄;)びっくりしたー
以前TVでお見掛けしたので顔は存じ上げていました。
一通り説明をしてくれて、さぁ~っと事務所に引っ込んでしまいました|д゚)ドロン
1階は体験教室とお土産屋さんです
現在もタイルシンクを作り続けている会社があります。
購入可能ですよ♪
金魚バラ売り♡
んべ~
作家さんの作品。
あら?なんだか人だかり
なんの売り場かな?
縦型オカリナ「セラリーナ」でした。
多治見市で生まれた楽器(焼き物)
自宅でできるクラフトセット
バラ売りタイル。
なんだかいっぱい集めたくなっちゃいますね
子供の頃は、空き地や川にタイルが捨てられていて
綺麗な色やかわいい形のものをたくさん拾い集めていた事がありました(#^^#)
以前、セラミックパークMINOに展示されていたタイルの車
子供達に大人気
見応えのある楽しい場所でした
岐阜県多治見市笠原町2082-5
0572-43-5101
夕方のシルエットもユニーク
左の建物はトイレです
実はこの場所、役場の建物でした。
笠原町が多治見市と合併する前は「土岐郡笠原町」だったのです。
バス停の名前はそのままなんですね(*^-^*)
多治見市と合併してからは「笠原町庁舎」と名前を変えましたが
その建物が取り壊されてモザイクタイルミュージアムが誕生しました。