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岩手県盛岡から四季通じて自然、食の情報を発信します。

イーハトーヴの森と家づくりフォーラム植林体験三田農林

2012-05-14 07:04:10 | 日記









2012年度第1回勉強会(森を作ろう!植林体験)
[地元の木で家を建てよう~森を考える~]
主催イーハトーヴの家と森づくりフォーラム・
盛岡の森と住まいを考える会 岩手大学農学部寒冷フィールドサイエンス教育研究センター
後援 盛岡広域振興局、盛岡市、岩手県森林組合連合会[木とくらしの相談所]
2004年から続いている勉強会です。。
ようは建物版の地産地消を考える場になり地場の山から木を切り出し川下の製材所、工務店への流れを大切にした仕組みになります。
ハウスメーカーは外材を安く輸入し家は工場で組み立て段階まで行い現場で組み立てます。
どちらが良いかの話をではありません。それは国内の岩手の山林は外材に押され長い間の荒廃が、続きそれをなげいていても何も始まりません。
この事は海外においても同様な問題が発生しおりやがては外材の輸入が困難状況が予想されています。
そこで地場の植林した山から出た木を使う再生可能なこのような仕組みにに賛同して勉強会に参加しました。
今日は、地元三田農林の加賀野にある一戸建の貸家の見学、これは施工段階から見学させてもらっていました。
この一帯の中には古い大正時代の貸家もありそれを大工さんが現代風にリホームして住んでいるおしゃれな家に感心しました。正に大正モダニズムがよみがえったようでした。
三田農林は江戸時代から続く岩手を代表する財閥になり何故かりんごだったり、アイスクリームも売っていたりします。
関連会社の中には学校経営から病院経営と多岐にわたります。
場所をその三田農林の敷地に移動しました。ここまで加賀野の川どめ稲荷から中津川の支流一帯が、三田農林の山林になるようです。
植林体験とは言うものの関係者が殆んどでこのフォーラムを機に家を建てそうな人は今回はあまり見られませんでした。
その上高齢者にとてもきつい過酷な急傾斜地には驚かされました。片方の急な斜面に作業員が見られその仕事の大変さが見てとれました。
取り合えず鍬を片手に杉苗を片手に上がりました。 まずは鍬で穴を掘ります次に苗の根が丸まらないようにおきます。そこに土を被せ苗の回りを強く踏み固めます。ここがポイントになるようです。
関係者を含め30人ほどで300本の苗を1時間ほどかけて植えました。ちなみにこの杉苗が成長し伐採時期をむかえるのは100年後の22世紀と気の遠くなる話しです。
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