1970年代のスポーツ自転車のフレームの素材は、今と違い細い鋼管が主流の時代でした。
国産では、イシワタ、タンゲがありました。
海外のレースの世界ではイタリアのコロンバスが主流になりつつありました。
それ以前はイギリスのレイノルズ531が多く使われていました。
コロンバスは現在ではニバクロームなどへとさらなる進化し続けています。
その一方でレイノルズは一度は、イギリスではとだえたブランドでした。詳しい経緯は、わかりませんが、台湾のメーカーとして復活していたようです。
そのコロンバス、レイノルズ531には、どうようにあこがれたブランドでした。
ロードバイクではコロンバス、ツーリング自転車にはレイノルズ531がそれぞれが最高峰でした。
今回は、その復活したレイノルズ531のギャランティーマークに心が奪われあのころの記憶がよみがえりました。
そのレイノルズ531をメインパイプとしてフレームを作る事にしました。
それに合わせフロントホークは、コロンバスのホークを使ったミックスになります。
このフレームには、今は使われ無くなった1970年代につくらた鍛造製のシマノSFRストレートドロップエンド、ダウンチューブには、シフトレバーを直づけする専用の小物を探してもらいつけました。
これにより1970年代当時の雰囲気を現代的に活かす形になりました。