きょくたN日常事態宣言

パンデミック
ずっと自宅待機
でも手洗いうがいマスク換気

「異邦人」カミュ

2019年05月25日 11時11分11秒 | 読書とか

「異邦人」アルベール・カミュ1942 2012第三書房

フランス語対訳なんですが、フランス語はもちろん嫁ません。

有名過ぎるセリフ「太陽のせいだ」ですわ。
本当にそうなんだから仕方ない。誰も理解(納得)してくれないが。

主人公のような奴は迷惑ですが、ラストはかっこいいです。
(まあ、たしかに、法や神よりも友人知人の方が大切ですね)

『僕は初めて世界のやさしい無関心に我が身を開いた。
『世界がこんなにも僕に似ているのを、
『幸福であると
『死刑執行の日におおぜいの見物人が集まり、
『ぼくを憎悪の叫びで迎えてくれることを願うだけだ』

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「なめらかで熱くて甘苦しくて」川上弘美

2019年05月19日 14時14分14秒 | 読書とか

「なめらかで熱くて甘苦しくて」川上弘美 2013新潮社

  • 「aqua」 『新潮』2008年01月号
  • 「terra」 『新潮』2008年08月号
  • 「aer」  『新潮』2009年01月号
  • 「ignis」 『新潮』2009年07月号
    • 犬、犬ではないかもしれないもの
  • 「mundus」『新潮』2012年09月号

aqua ラテン語『水』
terra ラテン語『大地』『地球』
aer ラテン語『空気』
ignis ラテン語『火災』
mundus 『装飾』『秩序』『化粧』『世界』~コスメティックと同義~

 

う~ん、なんだろ、オブラートでオブラートを包ような、このオブラートで包みすぎて何が何やらわからなくなった感じ。文学ってやつでしょうか。嫌いじゃないですよ。でも、酔っちゃうわ。

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「大きな鳥にさらわれないよう」川上弘美

2019年05月18日 12時12分12秒 | 読書とか

「大きな鳥にさらわれないよう」川上弘美 2016講談社
『群像』2014~16年(17回)泉鏡花文学賞受賞

ああ『少女終末旅行』風のアニメで見たい気がする。

お宝本だ。好きです。

 

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「となりの脳世界」村田沙耶香

2019年05月12日 12時12分12秒 | 読書とか

エッセイ他「となりの脳世界」村田沙耶香 2018朝日新聞出版

村田沙耶香さんのあたまの中。
そこには、幸せのヒントがある。幸せに生きる方法を見つけられるかもしれない。

思い込みの強さ。

「上手に『人間』ができる」は「コンビニ人間」や「地球星人」に反映されていますね。

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「向こう側の、ヨーコ」真梨幸子

2019年05月11日 12時12分12秒 | 読書とか

「向こう側の、ヨーコ」真梨幸子 2018光文社
『小説宝石』2017年01月号~10月号加筆修正

向こう側の、名前トリック。

だんだん向こう側がこちら側に近づいてくる。

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「森友・加計事件」小川榮太郎www

2019年05月05日 11時23分52秒 | 読書とか

「徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」小川榮太郎w 飛鳥新社(花田)w

忖度本ですね
一般的な出版社では出せない

この本を喜んで読むのは一部の右の偏向した人たちだろう。わたしのようなやや左が好きな人間は、まえがき段階で気持ちが悪くなる。

徹底検証って、憶測で都合よく論を形作り主張することらしいwww
つっこみ全部に付箋を貼ったら、本の厚みが倍になるよ。

まあ、経緯やデータは並べてあるので、その主張が一方的で偏っているのは逆に浮き上がる。
朝日新聞のやり過ぎ感はたしかにあるが、それ以上に著者の朝日憎しが強すぎる。逆に引くわ。

 

森友については安倍夫婦が指示をしたことはないだろう。
しかし問題は安倍発言だ。そして忖度に対する対応。質し糾し正そうとする姿勢が見えない。
その点、発言に対する責任はこの本では問題にされない。

加計問題においてはグレーだろう。
総理の周りに人間が加計幸太郎との友人関係を知らないというのも不自然だし。直接指示はしていないまでも忖度は確実に存在するだろう。安倍総理はどこかで忖度自体も否定していたよね。おかしいわ。後ろめたいのだろうと思っちゃうよ。
まあ、獣医師会との駆け引きもわかる。自民党内の派閥とかも。でも、そこで総理の友人が優遇されてしまうような形はまずいよね。結局慌てて他もいいよとか言い出したけど、もう手遅れだって。

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「混物語」西尾維新

2019年05月04日 14時14分14秒 | 読書とか

「混物語」西尾維新 2019講談社BOX

スピンオフというか、スピンアウト?
映画の来場特典3回×4作+書き下ろし3作

まあ、さすが西尾維新だけあって読みやすい。読んだことのない作品の登場人物も、さもありなんと受け入れてしまう。
ああ、そうか、空空空もハーレムだったか。
混ぜたら危険かと思ったが、暦くんはどうやら中性洗剤だったらしい。

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「ブロードキャスト」湊かなえ

2019年05月03日 12時12分12秒 | 読書とか

「ブロードキャスト」湊かなえ 2018角川書店
学芸通信社配信各紙連載~加筆修正~

陸上部から放送部~

・・・全国大会に行けなかったというところで、冒頭は「響け!ユーフォニアム」イメージだった。
怪我をして走れなくなって~手術して~「風が強く吹いている」かと思いきや~
からの~

 

読みやすくて読後感も悪くない。でも、やっぱり湊かなえ作品としては期待したものではない。

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「地球星人」村田沙耶香

2019年05月02日 11時58分15秒 | 読書とか

「地球星人」村田沙耶香 2018新潮社
『新潮』2018年05月号

タイトルを見た瞬間に西尾維新の「悲鳴伝」を連想した。そうしたら、登場人物がサイコパスという共通点。びっくり。

「コンビニ人間」を拡大発展させた方向の作品だ。
なんどポハピピンポボピアと声に出して読んだことか。わたしも多分ポハピピンポボピア星人だったはず。そして「地球星人」になったのはここ10年くらいだ。でも、もうポハピピンポボピア星人に戻りたいとは思わない。ここに登場する3人のポハピピンポボピア星人はすごいよ。

3人とも妊娠するけど、それは完全にポハピピンポボピア星人になったからなのか。それとも地球星人たちの目をそらすための狂言か。
結局、地球星人のふりをして生きていくのが一番合理的であったはずなのだが。ね。
でも、ラストはとっても幸福なポハピピンポボピア星人の姿にも見える。
本当に最初からポハピピンポボピア星人だったのかもしれない。

ポハピピンポボピア星人の価値観と地球星人の価値観のすれ違いは、まるでお笑い芸人のコントのようだ。
”男”料理www

 

ポハピピンポボピア星人は増えていくのだろうか。
2度目はポハピピンポボピア星人の目線で読んでみようか。すごく素敵なストーリーに見えるかもしれない。

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書評集「私が食べた本」村田沙耶香

2019年05月01日 11時48分34秒 | 読書とか

書評集「私が食べた本」村田沙耶香 2018朝日新聞出版

おお、読みたくなるような本がいっぱいじゃないか。ってか、村田”先生”が評しているから読みたくなるのか。
まあ、私が読んだことのある(記憶にある)のは2冊だけだった。うん、たぶん読み方が違う。なるほどね。
好きな本は反芻するよね。なるほど食べているんだね。身になるんだね。
本への敬いがあるよね。自分の読み方を反省、反省。

川上弘美さんの作品が多いのは、出版社側の都合か?
ああ、たぶん世間の見方が少し似ているからかもしれない。

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「悲終伝」西尾維新

2019年04月30日 14時35分18秒 | 読書とか

「悲終伝」西尾維新 2018講談社NOVELS

作者にも先行き不明のまま~
あ~でもない、こ~でもないと。
まあ、読者にもそれは伝わってきますわな。そしてやはり「どうしてこの本を読んでいるのだろうか」と思うのだ。

思考展開(中途半端)も劇中展開(月墜落、もう一つの地球)も期待したほどのことはなく~ページの無駄遣い、言葉の無駄遣い~いや、それこそ求めたものか。空空空だけに。そういう目線でもう一度読めと?かんべん!

 

とにかく、終わって良かった。

最初の一冊「悲鳴伝」だけは手元に置いて残してもいい。

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「悲球伝」西尾維新

2019年04月29日 22時22分22秒 | 読書とか

「悲球伝」西尾維新 2018講談社

居残り組の話し

花屋瀟(はなやしょう)と杵槻鋼矢(きねつきこうや)ついでに手袋鵬喜(てぶくろほうき)

 

まったく、何で私はこの作品を読んでいるのだろうか。
悲鳴伝」が気に入ったがために、そのあとの期待外れもそのままに惰性で読んでいるのだな。

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手記「うつ病九段」先崎学

2019年04月28日 15時28分58秒 | 読書とか

「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」先崎学(せんざきまなぶ) 2018文藝春秋

ダーリンは73歳」(西原理恵子)で読んでみようと思ったわけです。

死にたくなる。色のない世界で味も感じなくなり、感情も失っていく。

そんな本物の鬱になってしまったプロ棋士が、順調に治っていく過程。(非常に恵まれた環境にあったよね)

うつ病は孤独である。

何がうれしかったか。

大きな声がだめ。

 

うつ病を知るための初級編の一つとして、非常に読みやすいので重宝する本ではないか。
しかし、こんなに順調にうつが回復する人は珍しいのではないか。(という、私の鬱イメージ)
どうも他の依存症と併発していないのが良かったのではないかと素人判断してみたり。

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「十二大戦対十二大戦」西尾維新

2019年04月27日 14時14分14秒 | 読書とか

「十二大戦対十二大戦」西尾維新 2017集英社

「十二大戦」パラレルワールド
あれだな。「十二大戦」でのキャラボリュームのバランス調整してるね。
戦士に対して戦犯(干支に対する星座)ジャイアントキリング

言葉(だじゃれ)の魔術師、西尾維新!

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「宵物語」西尾維新

2019年04月21日 14時14分14秒 | 読書とか

「宵物語」西尾維新 2018講談社BOX

物語シリーズ第24弾かぁ・・・大人買いでコンプリート死体したいとちょっと思ってしまった。あぶない危ない。ってか、西尾維新は将来全集が出る作家だよね。たぶん。全集が出れば売れる作家だよね?(その前に私はいなくなっているだろうけど・・・ってかその時にもまだ物語シリーズが終わってなかったりして)

 

幼女誘拐?怪異との関係は~
八九寺神

少女と幼女と童女~

 

P61下段1行目 〈いわゆ迷い牛現象を…〉・・・いわゆ?

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