「森へ行きましょう」川上弘美 2017日本経済新聞出版社
『日本経済新聞夕刊』2016年01月04日~2017年02月18日
もう一人の(別の選択をした)人生(森)
別の人生というのは最近どこかで読んだような。
2人の話かと思うと最後には6人。うん、なんでみんな破綻しないのかと不思議。へ~好きなのか。
それぞれの森に迷い込み、今度は二人で一緒に同じ森へ行きたいと。ああ、そういう気持ちは好き。
すあまが食べたい。
「森へ行きましょう」川上弘美 2017日本経済新聞出版社
『日本経済新聞夕刊』2016年01月04日~2017年02月18日
もう一人の(別の選択をした)人生(森)
別の人生というのは最近どこかで読んだような。
2人の話かと思うと最後には6人。うん、なんでみんな破綻しないのかと不思議。へ~好きなのか。
それぞれの森に迷い込み、今度は二人で一緒に同じ森へ行きたいと。ああ、そういう気持ちは好き。
すあまが食べたい。
「東京日記5 赤いゾンビ、青いゾンビ。」川上弘美
『WEB平凡』2013年02月~2016年03月
ああ、5冊目なのか。う~ん、1~4も読みたいか?読むのか?わたし。
『わたしにつがないでオーラ』
【内なる悩み】でちょっといい気分、【歳とってひがみっぽくなった】を打ち消す。言葉や文字で感じるのがさすが作家だよね。
「無礼が顔に出るタイプ」って何?どんなん?見てみたいわ。さらには声にも出るって?
P140「あかちゃんごっこ」ひっ
松葉杖は上半身の筋肉が必要!車イスも?昔の少女小説の病弱な女の子たちは~
パンツをベンツと読み違えた私ですが、黒いパンツと黒いベンツの共通点はあやしさと威圧感ですよね。
「ぼくの死体をよろしくたのむ」川上弘美 2017小学館
「ウラミズモ奴隷選挙」笙野頼子 2018河出書房新社
『文藝』2018年秋号+前書き・後書き・次作予告編
前書きからご丁寧なあいさつで騙されるところでした。あぶねー!こいつ!
で、極端な面白さだけ抽出して読むのね。入り込むのは無理。女男(じょーだん)として楽しむしかない。または「一九八四」的フィルターを通してみるか。
どうも、奴隷です。
読みながら余計なことばかり考えていましたよ。世界中の核のごみを引き受ける姿は、まさに地方の「原子力ムラ」集団。かつての(未来の?)福島。まさに核先進国「フクシーマ」的なものを感じ、またはなぜ特殊詐欺の大本は捕まらないのかを夢想する。実は警察こそが特殊詐欺の元締めなのではないかなどと。
P141,12行目「一番高い服を来て」服は着てもらいたい。P175、7行目「は」には点を。
予告にある「グーグルとアマゾンから国内で税金をとれるように」は国際的な課税分配がすでに検討され始めてますよ。と。まあ、ウラミズモではそれとは別に独自でとるということになるのでしょうか。まあ一応、別世界(フィクション)ですし。
この作者の他の本、読むことになるのだろうか。たのしめないことはないとおもうが、う~n。
「飛行士たちの話」ロアルド・ダール1945 2016早川書房(1981ハヤカワ・ミステリ文庫)新訳版
負けるかもしれない戦況では戦うしかないが、勝利が近いとすれば~
「おまえは見事な胸をした女たちをいっぱい殺した」
(ここはおまえ、訳者よ、『胸』じゃなくて『おっぱい』で『いっぱい』と韻を踏まなきゃ!)
「紅の豚」のあのシーンもここから~
「来訪者」ロアルド・ダール1965,74 2015早川書房(1989ハヤカワ・ミステリ文庫)新訳版
「来訪者」「夫婦交換大作戦」「やり残したこと」「雌犬(ビッチ)」
『邪』とその『報い』を苦笑いしながら読む。
ロアルド・ダール「へそまがり昔話(NHK)」「チャーリーとチョコレート工場」の原作
「センセイの鞄」川上弘美 2001平凡社
『太陽』1999年07月号~2000年12月号
第37回谷崎潤一郎賞受賞
アラフォー女のおじいちゃん先生との恋愛~高須克也と西原理恵子の顔が浮かんだが、うん、まあ。
〈いかんせん巨人贔屓の人である。しんそこまで信用するわけには、いかない。〉
〈必要以上に重力に対して素直な自分の裸のからだは〉
酒を飲んで?《あっち》へ行く場面では酔っ払いの迷走ではなく、心中してふたりで臨死体験をしているかのようだ。うん、あれだよね、酒を飲む、酔っぱらって意識を薄めるっていうのは、浅~い、軽~い自殺みたいなものだよね。二人酒は軽い心中、飲み会は集団自殺だな。なんてことを思いながら読んだ。ははは。
「七夜物語 上下」川上弘美 2012朝日新聞出版
『朝日新聞』2009年09月10日~2011年5月5日、加筆修正
人間の二面性を子供の冒険譚として描いた~ファンタジー~
一応読めてしまうが、中学生やませた小学生向け?
新聞連載かぁ。
上巻P222、14行目「あつかいやすものなんて、あるの」・・・たぶん「あつかいやすいものなんて、あるの」だと思うが、あつかいやすものっていう言い方もあるのだろうか。川上弘美さんだと時々普段聞かないような言葉があるので、自分の方が知らないだけだと思ってしまうのだが、ここはどうだ?
「真鶴」川上弘美 2006文藝春秋
『文學会』2005年02月号~2006年05月号
第57回(2007年)芸術選奨文部科学大臣賞受賞
ついてくるもの ・・・ってなんだ。
自分の知っている夫、知らない夫~
いないから近い、いるから遠い~いないから、いつまでたってもなくならない~
あれ~川上弘美~って思ってしまったが、だんだんと、やっぱり、川上弘美作品だった。大人の。
「神様」川上弘美 1998中央公論新社
『GQ』1994年07月号(第一回パスカル短篇文学新人賞受賞)
『マリ・クレール』1997年11月号~1998年06月号
第9回紫式部文学賞受賞/第9回ドゥマゴ文学賞受賞
デビュー作「神様」から最後はその続編。
くま 梨を食べるなにか 嘘を言うと消えてしまう死んだ叔父 ウテナさんと河童 コスミスミコ えび男くん 「猫屋」カナエさん エノモトさん人魚
くまの神様
のんびりぼんやりしたいときによみたいほん
「溺レる」川上弘美 1999文藝春秋
伊藤整文学賞、第39回女流文学賞
神妙にならず、冷めた目線。読者は楽だ、笑っていられる。
一応、恋愛の話。
「蛇を踏む」川上弘美 1996文藝春秋
第115回芥川賞受賞
言葉と概念を破壊し、混とんとしたまま安定した世界を作り出して・・・なんてことを思ったのだが、本人の後が気後書きには「うそ」を楽しんで欲しいとある。ち、ちくしょう!そうだよ、楽しんじゃったよ。
「転落・追放と王国」カミュ1956,7 2003新潮文庫
うん、まあ、嫌いじゃないが面倒くさい。
カミュの研究者が読めばいいんじゃないかな。ってことで、『幸福な死』は読むのをやめておく。
解説を先に読んだ方が楽だな。ってか、もう少し詳しい解説をしてくれてもいい。
「ペスト」アルベール・カミュ1947 1969新潮文庫(2013年75刷)
「NHK100分で名著」で扱った作品ですよね。
ああ、あらすじと登場人物を知っていると読みやすい。
NHKで見たときも思ったけれど、原発事故と瓜二つ。
行政の対応と被災者たちの”追放感”