判り辛くして『目標を出来るだけ下げながら高く見せる』こういった手法を政府(官僚)はいつまで続けるのだろう。
今回のNHKの報道の仕方は良かった。きちんとわかる形だ。
2009年06月10日(水) NHKニュース7
- 温室効果ガス削減中期(2020年)目標2005年度比－15％
- 麻生総理「これだけやるからみんな負担を頼むぞ」
- 「家庭は25％減ね！太陽光発電と電気自動車買ってよ！エアコンは設定を1度変えてね」
- 1990年度比で見ると－8％
- 1990年 12億6千万トン
- 2005年 13億6千万トン
- 2020年 11億5千万トン
- ドイツボン 国連作業部会～
- 裁判員初裁判8月3日の見通し～
- 民主党西松問題第三者委員会報告書提出
- 「検察・マスコミ～」「特にNHK！」
- 「小沢は代表の立場と個人の立場を切り離すべきだった」
- 石川県中能登町、七尾町(4日)、白山(6日) 空からフナやおたまじゃくし～
- 茨城神栖コンビニ強盗防犯映像
- エイベックス捜索 4月7日浜崎亜由美イベント道路使用許可無し
- 足利事件検察が謝罪
- オーム隠し資金発見
- 柔道男子強化合宿開始
- 日本プロゴルフ選手権 石川遼、練習ラウンドで初ホールインワン
- プロ野球交流戦 デーゲーム(？)1試合、ナイター5試合
1990年比－8％の温室効果ガス排出削減目標というのは、『京都議定書よりも削減目標を増やしていますよ』と言える数値にしただけだろう。2012年の京都議定書目標値達成が絶望的であることを、その先の目標によって隠したいと言う意図が感じられ、『その割りに低い目標』がそれを裏付けている。
『経済界に配慮した低い目標』に対する国民の不満を抑えたいがために、2005年度比－15％という発表の仕方をしたのだろう。『－6％の目標から－8％に』では努力不足が露呈する。だから、『－6％の目標が－15％に増えた』かのように見せたい政府。だが、この態度こそが国民の信頼を失う原因だと言うことに政府は気付こうとしない。
その目標が『現実的』に達成できそうなぎりぎりの数値であるなら、それをきちんと説明すればいいのだ。ごまかしてやり過ごすのではなく、国民の同意を得る努力をしなければならない。
