「修養こそ人生をひらく」矢沢永一・渡部昇一 2008致知出版社
この本も「読書の法は、当(まさ)に孟子の三言を師とすべし」であって、内容を崇め奉ってはいけない。
対談なのでわかりやすく親しみやすくなっている。
最初は「納得だな~」と思うんだけど、悪口自慢で「ちょっと違うな」と思い始め、戦争や政治の話が入ってくると決め付けや眉唾がでてきて信用できなくなる。「そうなのかもしれないけど、たぶん違うんじゃないかな」と、だんだん毒がたまってきて気持ち悪くなる。
知識の部分は参考にさせてもらえばいいけれど、人間的な生き方の部分は笑ってスルーした方が良さそうだ。