「世にも奇妙な物語」20周年スペシャル 人気作家競演編
- 「嫌な扉」京極夏彦『嫌な小説』
- ああ、そのまま。何でこれを選んだの?映像化でわかりやすくしやすかったからか。『嫌な小説』の中では一番どうでもない話だったよね。いや、ちゃんと映像化されてましたけど。
- 「はじめの一歩」万城目学(鹿男の人らしい)
- うん、文句なし。ちゃんと『ひっくりかえし(世間ではどんでん返しと言うらしい)』もあって面白い。
- この人の作品は今度読もう!
- 「栞の恋」朱川湊人『かたみ歌』
- 超時空通信装置ですな。科学の発展のために研究が必要です。(すみません
- 「殺意取扱説明書」東野圭吾『毒笑小説』
- さすがに面白い。が、終わり方はありきたりかな。
- ※終わり方がつまらなかったのは原作改変していたからのようだ。
- 原作では取扱説明書を読みなれない女性、殺意のほどもそれほどではないという納得の設定。もちろん、結末は違う。
- 「奇妙な」話にするために無理をして改悪しちゃったな。他の作品を選べばよかったのに。
- 相手も取扱説明書を持っているという部分と、だから相手のやることがわかると言うことの間に無理がありすぎなんだな。だから不自然で説得力がない。
- 配役で失敗したのかも。
- 原作者はこの改悪にどう関わって、そしてどう思っているだろうか。もっとちゃんとした面白い話なのに。
- 「福祭」宮部みゆき『鳩笛草』
- ああ、ちょっとね、主人公のヘタレ具合(常識度)をもう少し描いてくれないと、この展開を納得できないのね。殺せるかどうか、憎しみとのバランス、もっと深いはずなのに。映像化作家のほうに問題ありか、原作もそうなのか。一度確認しておきたい。
フジテレビのHPと並び順が違う・・・放送順が変わったのか?
さすがに聞いたことのある名前ばかりです。でも、それでレベルが上がったかというと・・・人気番組だけにもう少し金と時間をかけてもいいのでは。