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◆今なら『想定』できるはず

2011年05月16日 10時39分18秒 | 20mSv/年、原発

福島第一原発事故は、『想定外の大地震』と『想定外の津波』による、『想定外の電力遮断』によって悲惨な状況を生み出したとされる。

ならば、現在のこの知見を得た状況の中で、『新しい想定』をしたならば、原発の立っている場所でのそれぞれの『耐震基準以上の地震の可能性』と、『それに対する対応の不備・不足』は明らかである。

浜岡原発は大地震の可能性が高いから停める。
では、他で起こる可能性はないのか。
国民の安全、安心のために停めるのではないのか。
それならば、全部の原発を止めるしかないではないか。

全ての原発の審査基準を見直し、断層や岩盤の調査をやり直さなければ運転を認めるべきではない。

地震は一度だけではない。大きな余震もある。
震度7が短期間に繰り返しても影響のないだけの耐震性を求める。
一度きりの耐震性で認められるのは住宅だけだ。住宅は避難できればいいのだ。そして建て直す。
だが、原発は安全を確保するために避難してはいけないのだから。

それほど大きな地震でなくても、配管は簡単に損傷する。頻繁に損傷する。地震がなくても損傷している。
一箇所の配管の破損が連鎖的に危機的状況を生み出す。

安全を確保するためのコストはどれほどのものになるのか。
もはや、原発を推進する根拠はない。

今やるべきことは、早急に原発を止め、使用済み(および途中停止)燃料管理の徹底。
そして、電力安定供給のために自家発電支援。そして電力の自由化への動き。

それが私たちにいまできる『想定』ではないだろうか。

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