小学生の発表会程度の制度。
何とか形にしたいから無理に提出させている宿題みたいに内容がないよう。
私の地元の計画を見たら地域の紹介文が延々と続き、最終的に特区も地域再生も『特になし』になっていた。正直~♪
言いたいことや苦情はいっぱいあるはずなんだけど、役所はどうせ相手にしてくれないと言う意識のために、市民レベルからの意見が上がっていないのが現状だと思われる。
それだけでなく、ほとんどの事が知事レベルの権限で決められる事、または行政庁から許可を取ればよいだけのものであり、この制度自体が機能していないと思われる。
無駄な金を使っていないで早くやめればいいのに。
いったいいくら位税金を使っているんだろうね。
「初級システムアドミニストレータ」及び「基本情報技術者」は、基本的な情報技術を利活用できるスキル習得を証明するものであり、本特区により両試験の簡素化を図ることは、県内においても大学、高校、専門学校等のニーズが極めて強く、また、情報技術者の裾野を広げ人材の層を厚くしていくという意味で、当地域の産業活力を高めていく上で、極めて有効な手段の一つである。
IT人材育成特区より抜粋
ぷぷぷぷっ!
「初級システムアドミニストレータ」を知っている人なら、こんな事を真顔で語ることは出来ません。平成21年の春に無くなる試験ですよ。現場で一切評価の役に立たないために見直されたものです。
この特区の計画が出された頃には、見直しの検討に入っていたはずなんですけどねぇ・・・担当者が知らなかったんでしょうね。
まあ、新しい試験を置き換えるだけで計画は形になりますが、特区にする必要があるのかは疑問です。特に試験の簡素化の意味を疑います。そんなことで人材育成が本当にできると思っているのでしょうか。
しかも、その内容は普通に許可の取れること、実際に許可者が多数存在する内容を計画に謳っている。馬鹿ではないかと。
やはり形だけの計画であり、お役所仕事(宿題提出)だと言う事でしょう。
そのほかの計画を見ても、ほとんどが利権がらみに見えてくる。地域再生と言うことで経済に発展を優先させようとするのは分かりますが、おそらく住民は望んでいない。
それから、地域の特性と関係ないものが多く、全国展開(法改正)されるものも多いように見受けられる。
そうすると、法改正のきっかけになるものとしての存在価値はあるのかもしれない。
追記:(ノД`)シクシク
もともと全国展開する前の実験的な要素もその目的にされていたらしく、当然うまく行ったもので全国展開できるものは法改正に利用される。らしい。