延寿王院は、天満宮の入り口近くにあり、その名は、神職家である大鳥居家が
江戸時代中期に朝廷から賜ったもの。つまり、天皇家からお墨付きをもらった
由緒あるお寺なのである
幕末期、京を追われた勤王派公卿、三条実美ら5人の公卿(五卿)はここに
たどり着いた・・・
それまで、尊王攘夷のシンボルとして長州に居を構えていた彼らであるが、
反幕の拠点ともいわれる長州においては何が起こるかわからない!
と、その身柄を福岡藩の監視下に置くべく、その禁が解かれる三年間、ここに
幽閉されていた
三条らは、ここ延寿王院で、坂本龍馬、高杉晋作、伊藤博文らと尊王倒幕の
計画を練ったそうだ
普段は一般に開放されていないが、寺の関係者らしき人物に手招きされ、
特別に門の中まで入れてもらい、おまけにその由緒まで聞くことができた
2月10日、太宰府での「一期一会」に感謝!