福岡市東区の筥崎宮で行われている「放生会」
地元の人にとっちゃ当り前!と叱れちゃいますが、そうじゃない方のために
レクチャーしちゃいましょう
まずは「筥崎宮」について
筥崎宮は、宇佐、石清水両宮と共に「日本三大八幡」として多くの参拝客で
賑う旧官幣大社です
ご祭主は「応神天皇(八幡大神)」「神功皇后(応神天皇の母)」そして、
「玉依姫命(海の神)」がお祀りされています
歴史の教科書にでてくる蒙古襲来と神風
この“神風”を吹かせたのが筥崎宮の神様たち、これ以降、「勝運」に
ご利益がある!として崇敬を集めていきます
その証として、筥崎宮の楼門には、醍醐天皇から下賜されたと云われる
「敵国降伏」の額が掲げてあり、毎年、野球ではソフトバンク、サッカーの
アビスパ福岡の監督・選手が必勝祈願に訪れます
さて、「筥崎宮」と地名の「箱崎」、これって“変換ミス”じゃありません
その昔、地名をつける際、満場一致!で「はこざき」に決まったものの、
神様と同じ字っても如何か?それじゃー申し訳ない!バチが当たるぞー!!
ってんで、「筥崎」とせず「箱崎」になったとか
まひとつ(もうひとつ!)
放生会は一般的に「ほうじょうえ」といいますが、博多では語尾が訛り・・
「ほうじょうや」といいます
箱崎宮の放生会(ほうじょうえ)= ×
筥崎宮の放生会(ほうじょうや)= ○
これで明日から立派な博多もん!!