濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

喝っ!!

2020年12月01日 | ひとりごと・・


TBS系情報番組「サンデーモーニング」での名物コーナー“張さんの「喝っ!!」”
喝(かつ)」の一般的な意味は「大きな声で叱ること、脅すこと」
禅宗には、4種類の「喝」があり、
1.本来の自分に立ち返らせる喝
2.相手の思い上がりを潰す喝
3.相手の力量を見抜く喝
4.最後の喝は、これまでの3つの喝をまとめた喝


このように、「喝を入れる」とは「気合を入れる」という意味ではない
同音の「活を入れる」の意は、気絶した人の息を吹き返らせる」「刺激を与えて元気づける」
まったく意味が異なる



つまり、「喝」は「大きな声で叱り、本来のニュートラルな姿に引き戻す」ために使い、
相手の思い上がり(勘違い)を潰す喝なのである

さて、安倍前首相の唐突な辞任により“棚から牡丹餅”!?菅義偉首相には、オイラも含めて
多くの国民の期待を持った。その根拠として、当初の内閣支持率は与党寄りの日経新聞、
また、テレビ東京の共同調査では74%、自民党政権に批判的な朝日新聞でさえ65%を
記録している

神奈川選出であり、オイラが尊敬するハマのドンのブレーンとして身近な存在でもあり、
7年9ヵ月の安倍政権を支えてきたのは間違いなく菅官房長官であった
菅総理が番頭だったからこそ第2次安倍政権が異例なほど長期政権が維持できたと思う

それ故、その忠実ぶりから菅首相は「国民のために働く内閣」というキャッチフレーズを
立派に果たしてくれるものと思い込んでいた・・・・

しかし、ふたを開けてみると、就任時に「最優先課題」と語っていたコロナ対策について、
ことあるごとに「全力で」といった掛け声を繰り返すだけ
まるで「死ぬ気でくらいつけ」と発破をかけ続けている野球部のダメ監督にクリソツ



それでも懲りずに、日々、担当大臣に「全力を挙げろ」と命じ続けている
結果は一目瞭然!一時は落ち着いてきたように見えた新型コロナウイルスが冬の到来と
ともに急速感染拡大が広がり始めている。「Go To」で経済を優先させたツケか??

最も情けないのが、11月13~26日の2週間の新規感染者数は日本が2万6570人!!
これに対し、韓国は4754人、中国は188人、台湾は36人。欧米ほどではないが、
東アジアの中で日本だけが突出して感染を増やしている。対策に誤りはないのか??
どう贔屓目にみても頼りがない・・・



日本政府はコロナ対策とGoToキャンペーンというまったく正反対に矛盾した政策を
同時に実施してしまった。オイラの個人的な意見として、感染拡大の局面で、
旅行を推奨するというのは正気とは思えないし、ありえない!!

ご承知のように、第3波では若い無症状の感染者が増えている
彼らがGo Toを通じ感染を広げてしまった可能性が高い。本当に不思議なのは、
これほどまでの矛盾をマスメディアが批判しない点だ。むしろ「Go To」を推奨する
かのようなプログラム(番組)も少なくなかった

首相就任以来、国会に臨んでも、官僚が作成した答弁を棒読みで、覇気もなければ気概も
感じず、心もこもっていない菅総理、また、国民に恐怖を煽っちゃいけない!というのが
ネックとなり、これだけ社会不安が増大するなか、国民を安心させるビジョンを語らない
マスメディアも如何なものか?

菅総理とマスメディアに「喝っ!!」!!!!!!!

今日から暦は師走「そうか、いよいよ総理も本気だな」と、安心して年を越したい
「あっ晴れ!!」といえる日が待ち遠しい