濱の与太郎

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大地震と大潮(満月・新月)との関係

2016年09月13日 | ひとりごと・・

季節は夏から秋へと衣替え中
春夏秋冬、それぞれの季節変わりの間は雨の日が多くなる
今週、関東地方は「秋雨」で、傘が手放せない

さて、そうこうしているうちに!?
9月15日(木)は「中秋の名月」
そう、お月見をしなくちゃならない!!



昔から、日本人は「花鳥風月」に心を寄せ、特に桜と満月に深く傾倒する傾向がある
オイラもその傾向はだれにも負けない!?と自負しているがひとりである

しかし、ちかごろ頻発している“地震”は、月(月齢)との関連性が高いと云われており、
中秋の名月!!満月!!とヌカ大喜びしている場合じゃない!!!
先人たちは、その経験から「新月や満月の日は地震に注意」と古くから警鐘している

そこで、いまいちど、「月と地震」のミステリアスな関係を整理してみよう
月や太陽の引力は地球の海水面を上下させ、「潮汐(ちょうせき=潮の干満)」を生じさせる
同時に、月や太陽の引力は地球の本体にも作用して、地殻を大きく変形させる
この現象を「地球潮汐(ちきゅうちょうせき)」という

きょう、東京大学が発表した最新の研究結果によると、
新月や満月の時期に発生する「大潮」の期間に“大地震”の発生確率が高くなる!!!
そう、今回の最新研究は示唆している・・・

つまり、新月や満月の時に「大潮」になるにはもはや常識!?
そのメカニズムは、重力によって引っ張られる力が最大になるときだからだ
これにより、「海底の奥深くで、ごく小さな岩石破壊が巨大な破裂にまで拡大する」

いつ発生しても不思議ではない・・・といわれる「南海地震」
大きな引力が作用し、ほんの少しだけの岩石崩壊が大地震を招くことも十分あり得る

1995年1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災が発生する少し前、まだ暗い早朝の空に
満月が煌々と輝いていた・・・・つまり、当日は満月で大潮だった

また、インドネシアのスマトラ島沖で発生し、大津波によって約22万人もの死者を出した
巨大地震(2004年12月26日、マグニチュード9.0)、その日の月齢は15.7・・・
満月で大潮の日だった・・・



繰り返しになるが、
満月や新月の頃、月と地球と太陽が直線的に並ぶために、引力が最大になって大潮になる
その引力が地殻を引っ張ることが地震の“引き金”になっていると考えられる

とすれば、大潮になる月齢0の新月や月齢15日前後の満月の頃は「警戒日」として、
いつもに増して「非常事態」対する備えが大事だってーことになる

2016年9月の月齢カレンダーを見てみると、
14日から17日までが「大潮」である。中秋の名月は15日であるが、17日が正真正銘!
満月の夜だ・・・・残念ながら「中秋の名月」は、満月とは限らない



さらに、つぎは、
9月29日から10月2日までが「大潮」、10月1日が“新月”で引力が最大となる日
気になる人は「月齢カレンダー」を購入するといい

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