今回は、熱帯果樹の書籍紹介をさせて頂きます。
紹介する書籍は、農山漁村文化協会(以下、農文協)から2007年3月に発行されました、米本仁巳著「アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用」(本体1,429円+税)です。

本書は、市販されている書籍としては、国内初のアボカド専門書だと思います。
そんな本書の目次を見てみますと、
と、国内でアボカドを栽培し、利用したいと思っている方には必読の内容となっています。
私が特に面白く読ませていただいたのは「第3章 品種の特性と生かし方」です。
この章では、アボカド品種の分類についてメキシコ系、グアテマラ系、西インド諸島系の地理学的な分類が一般的に用いられていることや、各系統の特性が説明されているのを感心しながら読ませていただきました(表1)。
表1:アボカドの3系統の特性

(本書中の3系統の特性記述より作成)
沖縄県では庭木として栽培されているアボカドに稀に果実を見ることができるのですが、品種不明と思っていたのが、今後は「○○系っぽいな」位の認識はできそうなので、この内容は嬉しかったです。
とても充実した内容のアボカド専門書「アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用」の発行を機に、国産アボカドの生産が増えることを願っています。
○関連
・「熱帯果樹観察室:アボカドの収穫時期、追熟方法を調べてみました」
紹介する書籍は、農山漁村文化協会(以下、農文協)から2007年3月に発行されました、米本仁巳著「アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用」(本体1,429円+税)です。

本書は、市販されている書籍としては、国内初のアボカド専門書だと思います。
そんな本書の目次を見てみますと、
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と、国内でアボカドを栽培し、利用したいと思っている方には必読の内容となっています。
私が特に面白く読ませていただいたのは「第3章 品種の特性と生かし方」です。
この章では、アボカド品種の分類についてメキシコ系、グアテマラ系、西インド諸島系の地理学的な分類が一般的に用いられていることや、各系統の特性が説明されているのを感心しながら読ませていただきました(表1)。
表1:アボカドの3系統の特性

(本書中の3系統の特性記述より作成)
沖縄県では庭木として栽培されているアボカドに稀に果実を見ることができるのですが、品種不明と思っていたのが、今後は「○○系っぽいな」位の認識はできそうなので、この内容は嬉しかったです。
とても充実した内容のアボカド専門書「アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用」の発行を機に、国産アボカドの生産が増えることを願っています。
○関連
・「熱帯果樹観察室:アボカドの収穫時期、追熟方法を調べてみました」
世界植物百科でもアボガドが取り上げられていて。
<アボガドは情熱的であり、繊細であり・・・>というタイトルです。(すでにお持ちかもしれませんね)
その中でインド洋のフランス植民地では砂糖やレモンをかけてデザートとして食べると書かれていました。
紹介の表にあるように淡白な味の品種のアボガドが
売られているんだな、と思いました。
アニス香で検索してみたらアボガドオイルの紹介がありました。
http://www.hat.hi-ho.ne.jp/heart_thoughts/avocado/pet.htm
私もわさび醤油で食べるのが好きですが、アボガドオイルを使って料理をしても良さそうですね。
料理法が広がると栽培意欲も増しそうです。
その他、みじん切りにしたタマネギ(1/8程度)とアボカドの果肉を潰したものを混ぜたディップも簡単で美味しいです。
これはスパイシーなポテトチップに付けたり、一口大に切った冷凍パイ生地に乗せて焼くと簡易なスナックになります。
ちょっと大人向きのお茶請けに重宝します。