ついに出ました、Ｍ３ ＤＣＴ

Ｍ３　ＤＣＴ（ダブルクラッチトランスミッション）が、ついに発売されました！
つまり、Ｍ３のオートマチック版です。正確には、従来のオートマチックとは全く違う、Ｆ１マシンに近いトランスミッションです。
７速で、０～１００キロは４．６秒だそうです。
う～ん、でも、僕がマニュアル（手動）でやっても、１００キロまで、４．６秒もかからないような気がするのですが、正確に測ったことないので、やはりきっと速いのでしょう。

ただ、最近、速く走るということに少々疑問を感じております。歳をとったせいもあるのかもしれないですが、道を走っていてもあんまり燃えてきません。
速く行きたい人は、お先にどうぞ、っていう感じになってます。
これは、Ｍ３に乗ってるときも、デミオに乗ってるときも同じです。
特に、Ｍ３に乗ってるときは、かなり慎重に運転してます。

あんなに、Ｍ３のＤＣＴを待っていたのに、なんかいざ出てしまうとあんまり興味なくなってしまいました。ちなみに、ポルシェも０９年モデルは、Ｍ３ＤＣＴと同様の７速ティプトロニックを出してくるみたいです。

最近は、マニュアルになれてきたので、ＡＴでなくてもいいや、という気持ちです。また、マニュアルの方が面白い、というのがわかってきました。それぞれの速度でのシフトチェンジというのが奥の深いものであるのもわかってきましたよ。
また、ＡＴは自分の力量以上の走りが出来てしまうので、ある意味、「アブナイ」ですね。

とにかく、今回Ｍ３に乗ったことで、ＦＲの世界標準がどんなものかわかったように思うので、次に車を選ぶとしたら、やはり、ＲＲでしょうかね。速さなら、普通のポルシェとか、フェラーリの３６０くらいなら性能的には互角なので、速さを追求するのではなく、ＲＲの特性というか、乗り味に大変興味があるのです。ＲＲは、車の挙動が全く違うらしいのですよ。
重量配分は、ＢＭＷの場合は前後５０：５０が基本でしょう？ＲＲ、例えばポルシェは、３５：６５くらいだそうなので、圧倒的にリアが重い。トラクションは稼げるんですが、雨の日は、ハイドロプレーニングになりやすく、ノーコンで、コーナースピンなんてことも珍しくないそうです。とすれば、４ＷＤにするというのも考えられますが、やはりホントのＲＲは２ＷＤですよね。ただ、雨の日でなくても、ＦＲに慣れてると、コーナーでのブレーキタイミングが大幅に狂って危険とも言われていますから、少し訓練が必要ですね。ドライビングスクールかサーキット行ってみようかな。

まあ、いずれにしても、あと五年くらいは、今の車と付き合おうと思ってます。多分今回出たＤＣＴは、お金があまってても乗り換えはなしですね。

ということは、５年後以降は、ついにＲＲの本命、ポルシェ君へとステップを進めていくことになるでありましょう。もちろん、スピードマニアにはならず、ならず者にもならず、です。まあ、あいかわらず、先のことはどうなるか解りませんが・・・。