さて、パラドールに着いて、もう12時半をまわっている。お昼ご飯をどこかで食べなきゃならなくなりました。ここで、おとなしくパラドールのレストランに行けばよかったのですが、うちらへそ曲がりは、外で食べるべく、近くの適当な土産物屋にでもいこうと外へ出ました。
外は、「油照り」(歌舞伎の「夏祭浪花鑑」みたいな)というのがぴったりの灼熱地獄。でも、東京ほど湿度がないので余裕だと思ったのです。しかも、木陰を選んでいけば大丈夫、なんて思っていました。
よかったのは、途中まで。途中から、木陰もなくなりました。ちょっとそこまでのつもりだったのですが、道を間違えてしまい、近くの土産物屋とは反対方向に歩いていってしまいました。
スペインを代表する音楽家、ファリャの家を横目に見ながら、太陽熱であつ~く熱せられた石鍋の底のような旧市街まで、どこまでも歩いて歩いて歩いて・・・。
しかし、お昼過ぎのグラナダ。誰も歩いてません。猫さえ歩いてませんもの。そりゃそうだ、こんな石鍋の底みたいになってる中を歩くなんて、「酔狂」としかいいようがありません。日陰を歩こうにも日陰自体が全くない、石畳と石造りの建物の間の路地を行く当てなくさまよう変な東洋人2人連れ・・・。
奥さんにはホントにすまないことをしました。奥さんは、日光で、顔にぶつぶつが出てきてしまう始末。
やっと、開いているカフェを発見。サンドイッチと水とビールを頂きました。
「タクシーを呼んでくれ」という、僕のつたないスペイン語もきちんと通じたのですが、「ここはタクシーは呼べない。少し行ったら、ムーチョタクシーだから・・・。」と言われて、少し(少しでもなかった)歩いて、タクシーをつかまえてパラドールに帰ったのが4時過ぎ。奥さんは、ここでダウン。おまけにかなり不機嫌なご様子。しばらく休んだほうがいい。
しかしながら、今夜のコンサートのチケットの引き取り、明日のアルハンブラ宮殿のチケットの引き取りに行かなきゃいけない。そこで奥さんを部屋に残し独りで出かけました。
チケットの引き取りの場所が前もって良くわかっていなかったのですが、今日は珍しく暑い中を歩いてきたのに熱中症にもなってないし、コンサートは夜の10時半からだし、何とかなるだろうと、甘く考えていました。
しか~し、実は、ここからが悪夢の始まりだったのです!!!!
今回の旅で最大のピンチがすぐ近くまで迫っていようとは、そのとき僕は知る由もありませんでした。
では、また、そのお話は次回に!!!(引っ張ってごめんなさいm(__)m)
外は、「油照り」(歌舞伎の「夏祭浪花鑑」みたいな)というのがぴったりの灼熱地獄。でも、東京ほど湿度がないので余裕だと思ったのです。しかも、木陰を選んでいけば大丈夫、なんて思っていました。
よかったのは、途中まで。途中から、木陰もなくなりました。ちょっとそこまでのつもりだったのですが、道を間違えてしまい、近くの土産物屋とは反対方向に歩いていってしまいました。
スペインを代表する音楽家、ファリャの家を横目に見ながら、太陽熱であつ~く熱せられた石鍋の底のような旧市街まで、どこまでも歩いて歩いて歩いて・・・。
しかし、お昼過ぎのグラナダ。誰も歩いてません。猫さえ歩いてませんもの。そりゃそうだ、こんな石鍋の底みたいになってる中を歩くなんて、「酔狂」としかいいようがありません。日陰を歩こうにも日陰自体が全くない、石畳と石造りの建物の間の路地を行く当てなくさまよう変な東洋人2人連れ・・・。
奥さんにはホントにすまないことをしました。奥さんは、日光で、顔にぶつぶつが出てきてしまう始末。
やっと、開いているカフェを発見。サンドイッチと水とビールを頂きました。
「タクシーを呼んでくれ」という、僕のつたないスペイン語もきちんと通じたのですが、「ここはタクシーは呼べない。少し行ったら、ムーチョタクシーだから・・・。」と言われて、少し(少しでもなかった)歩いて、タクシーをつかまえてパラドールに帰ったのが4時過ぎ。奥さんは、ここでダウン。おまけにかなり不機嫌なご様子。しばらく休んだほうがいい。
しかしながら、今夜のコンサートのチケットの引き取り、明日のアルハンブラ宮殿のチケットの引き取りに行かなきゃいけない。そこで奥さんを部屋に残し独りで出かけました。
チケットの引き取りの場所が前もって良くわかっていなかったのですが、今日は珍しく暑い中を歩いてきたのに熱中症にもなってないし、コンサートは夜の10時半からだし、何とかなるだろうと、甘く考えていました。
しか~し、実は、ここからが悪夢の始まりだったのです!!!!
今回の旅で最大のピンチがすぐ近くまで迫っていようとは、そのとき僕は知る由もありませんでした。
では、また、そのお話は次回に!!!(引っ張ってごめんなさいm(__)m)