さてさて、コンサートの翌日は、早朝からアルハンブラ宮殿の中の「ナスル宮殿」へ入場してきましたが、それは、ちょっと後回しにして、今回は、音楽舞踏祭の第2夜の模様をお届けします。音楽舞踏祭というタイトルどおり、音楽だけでなく、舞踏のショーもあるのが特徴で、創作ダンスや、フラメンコあり、バレエもありでした。
フラメンコは、チケットが取れませんでしたので、かわりにバレエを観ることになっていたのですが、やはり、グラナダに来てフラメンコが観られないのは悲しい。
そこで、「勝手に音楽舞踏祭」ということにして、ホテルに手配してもらい、ジプシー街であるアルバイシン地区のロス タラントスというタブラオ(レストラン)にタクシーで行きました。
店のHPを見ていただければわかると思いますが、ここは、山の中腹にある洞窟をタブラオにしたものです。昔、ジプシー達は、こういう洞窟に住んでいたのだと思われます。
しかし、今や、洞窟とはいっても、エアコンはギンギンに効いてるし、中は漆喰で塗り固められて、鮮やかな照明がいっぱいついてるので、暗さや惨めさは全くありません。むしろ、ここで踊ってるジプシー達は、連日超満員の観光客の中で踊って、きっと世界でいちばんお金持のジプシーなんだろうなあ、などとと思いながら、中に入っていきました。
中に入ると、超イカツイおじさんが、「トゥウェンティースリー、イーチ」(ひとり23ユーロね)なんて、言ってきました。しかし、すぐ後に、「ユーマストーカムフロムパラドール」(あなたたちパラドールから来たんだろ)と言うので、そうだ、というと、「ゼン、トゥウェンティーシックス」(それじゃあ、26ユーロだ)と言うではありませんか!
「なんだか、ガメツイなあ・・・」と思いながらも、是非もない、2人分払うと、ステージ前の客席のほぼ最前列に案内されました。「26ユーロは、席の値段なのね・・・」と思いながら、辺りを見回すと、日本人の団体さんの中にいることがわかりました。みんな、時差ぼけなのでしょう、とっても眠そうです。ドリンクが一杯ついていて、僕たちは、サングリアを頼みました。
このピンクのドレスを着た踊り子さん、綺麗だったなあ・・・。
フラメンコには、バイレ(踊り)、カンテ(歌)、トケ(ギター)、そしてパルマ(手拍子)が、渾然一体となって、物凄いエネルギーを発散します。
心揺さぶられますよ~!!!
サパテアードという、靴で音を出す踊り方に、手拍子、さらにはボディーパーカッションまで駆使した、とてもエネルギッシュなリズムです。
男性が踊り手をするタブラオは珍しいらしいんですが、この男の人も、何かにとりつかれたように踊ってました。
それから、このオバサンは怖かった~(ーー;)うちの奥さんは、大野一雄みたいだ、と言っていましたが、凄みがありました。本物のジプシーっていう感じで、眼光鋭く、命がけで踊ってるような雰囲気がありました。
ホントにこのオバサンの踊りは凄くて、目一杯がんばって撮影してみましたが、ついに見つかってしまい、睨みつけられて「ノービデオ!」と言われ、これ以上撮影が出来なくなってしまいました(泣)。何よりも恐れたのは、画像を没収されてしまうことでした。店を出るまでヒヤヒヤしていました。
まあ、幸い、カメラも画像も没収されてしまうことはありませんでした、ほっ。
ショーが終わって、11時くらい。外はすでに真っ暗です。
よさげなバルもちらほらありました。
後ろ髪を引かれる思いで、タクシーを拾いました。
かなり狭い路地をガンガン入っていきます。こりゃあ、よそ者は車じゃ来れないわ・・・。
さて、実は僕たちは、今夜、バレエのチケットも取ってあって、そのバレエはすでに始まっています。「まあ、とりあえず、後半だけでも観られればいいか」位の気持ちで、これからアルハンブラ宮殿内の、「ヘネラリフェ」を目指します。
フラメンコは、チケットが取れませんでしたので、かわりにバレエを観ることになっていたのですが、やはり、グラナダに来てフラメンコが観られないのは悲しい。
そこで、「勝手に音楽舞踏祭」ということにして、ホテルに手配してもらい、ジプシー街であるアルバイシン地区のロス タラントスというタブラオ(レストラン)にタクシーで行きました。
店のHPを見ていただければわかると思いますが、ここは、山の中腹にある洞窟をタブラオにしたものです。昔、ジプシー達は、こういう洞窟に住んでいたのだと思われます。
しかし、今や、洞窟とはいっても、エアコンはギンギンに効いてるし、中は漆喰で塗り固められて、鮮やかな照明がいっぱいついてるので、暗さや惨めさは全くありません。むしろ、ここで踊ってるジプシー達は、連日超満員の観光客の中で踊って、きっと世界でいちばんお金持のジプシーなんだろうなあ、などとと思いながら、中に入っていきました。
中に入ると、超イカツイおじさんが、「トゥウェンティースリー、イーチ」(ひとり23ユーロね)なんて、言ってきました。しかし、すぐ後に、「ユーマストーカムフロムパラドール」(あなたたちパラドールから来たんだろ)と言うので、そうだ、というと、「ゼン、トゥウェンティーシックス」(それじゃあ、26ユーロだ)と言うではありませんか!
「なんだか、ガメツイなあ・・・」と思いながらも、是非もない、2人分払うと、ステージ前の客席のほぼ最前列に案内されました。「26ユーロは、席の値段なのね・・・」と思いながら、辺りを見回すと、日本人の団体さんの中にいることがわかりました。みんな、時差ぼけなのでしょう、とっても眠そうです。ドリンクが一杯ついていて、僕たちは、サングリアを頼みました。
このピンクのドレスを着た踊り子さん、綺麗だったなあ・・・。
フラメンコには、バイレ(踊り)、カンテ(歌)、トケ(ギター)、そしてパルマ(手拍子)が、渾然一体となって、物凄いエネルギーを発散します。
心揺さぶられますよ~!!!
サパテアードという、靴で音を出す踊り方に、手拍子、さらにはボディーパーカッションまで駆使した、とてもエネルギッシュなリズムです。
男性が踊り手をするタブラオは珍しいらしいんですが、この男の人も、何かにとりつかれたように踊ってました。
それから、このオバサンは怖かった~(ーー;)うちの奥さんは、大野一雄みたいだ、と言っていましたが、凄みがありました。本物のジプシーっていう感じで、眼光鋭く、命がけで踊ってるような雰囲気がありました。
ホントにこのオバサンの踊りは凄くて、目一杯がんばって撮影してみましたが、ついに見つかってしまい、睨みつけられて「ノービデオ!」と言われ、これ以上撮影が出来なくなってしまいました(泣)。何よりも恐れたのは、画像を没収されてしまうことでした。店を出るまでヒヤヒヤしていました。
まあ、幸い、カメラも画像も没収されてしまうことはありませんでした、ほっ。
ショーが終わって、11時くらい。外はすでに真っ暗です。
よさげなバルもちらほらありました。
後ろ髪を引かれる思いで、タクシーを拾いました。
かなり狭い路地をガンガン入っていきます。こりゃあ、よそ者は車じゃ来れないわ・・・。
さて、実は僕たちは、今夜、バレエのチケットも取ってあって、そのバレエはすでに始まっています。「まあ、とりあえず、後半だけでも観られればいいか」位の気持ちで、これからアルハンブラ宮殿内の、「ヘネラリフェ」を目指します。