Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

第9の中の第9

2009年12月09日 | MUSIC&ART
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻]
フルトヴェングラー(ウィルヘルム),バイロイト祝祭管弦楽団,ヘンゲン,ホップ,シュヴァルツコップ,エーデルマン
delta classics

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満を持して登場したこの1枚。

1951年7月29日、戦後初の「バイロイト音楽祭」のステージに立ったのは、ウィルヘルム・フルトヴェングラー、その人であります。

フルトヴェングラーは、ナチスとの関係でいろいろと批判を受けた人でありますが、この際、そんなことはどうでもいいです。

モノラル録音ですが、最新のデジタルリマスター技術により、当時の演奏の気迫が如実に伝わってきます。
特に、最終章のフィナーレは、テンポも凄い速さですが、演奏している人たちもトランス状態でやっているようにきこえます。
いろいろと細かいところはあるかもしれませんが、歴史に永遠に刻まれる名演中の名演であることは間違いありません。

コメント (4)
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