英国王のスピーチ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD] | |
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おそらくネイティブなら、英国王室のアクセントと、ローグのオーストラリア訛の英語のコントラストがとても
面白く観られたと思うのですが、残念ながら、そこまでの英語力はないので、その違いを楽しむことはできませんでした。
ジョージ6世は、本当は、国王になるはずはなかったのですが、兄貴が結局国をほっぽり出してしまったので、
王様になりました。
吃音を治すことは、非常に難しいといわれていますが、吃音を治さないまでも、素晴らしいスピーチをさせたことは
やはり、素晴らしいことだと思います。
イギリスだけが、ヨーロッパの中でナチスドイツに抵抗していたわけで、彼のスピーチは、英国国民の精神的支柱になった
ことも事実なようですね。
お話自体は、よくできているし、ストーリーも納得できるものですが、やはり、ジョージ6世役のコリン・ファースが
よかったですね。マンマ・ミーアのあのイギリス人銀行家と同じ人とは思えませんでした。また、エリザベス王妃役の
ヘレナ・ボナム・カーターも、いい味出していました。
また、20世紀初頭にイギリスの置かれた状況をよくわかったうえで観ると、とても感慨深いものがありますよ。