Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

スペイン紀行・・・ロンダのホテルをもう少し詳しく

2009年07月16日 | スペイン旅行
僕たちが泊まったのは、モリーノ デル アルコというロンダの中心街からは、かなり外れたところにあるホテルです。





日本からここに泊まろうという方にいくつかアドバイスを。まず、僕が困ったことをいくつか。

1.ホテルの人、英語を話しますが、かなり訛っていて、時々意味不明です。

2.レンタカーで行かれる方は、大きい車、いい車は避けたほうがいいかもです。
恐ろしく道が狭いうえに荒地の未舗装道路です。そのくせ、結構、地元の車とすれ違いをしなければなりません。運転に自信のない方は、やめておいたほうがいいと思います。

3.タクシーでも行けると思いますが、周りは何もないので、ロンダ市街でナイトライフを楽しみたい方は避けたほうがベターです。タクシー呼んでくれると思いますが、お金がかなりかかりそうな気がします。
お酒を飲まずに、レンタカーで行かれる方も、帰り道が解らなくなる可能性がありますので注意してください。

4.虫が多いので、虫除けと、虫刺されの薬をお持ちになるといいでしょう。

5.クレジットカードは、僕のダイナーズとVISAが使えませんでした。奥さんのマスターカードがあって助かったです。マスターは大丈夫みたいです。ちなみに他の土地では、つまり、マラガ、グラナダ、バルセロナは僕のダイナーズとVISAで全く問題ありませんでした。



☆よいところ☆彡

1.ごはんが美味しい!これはほんとうにお勧めできるところです!

2.庭がきれいです。

3.静かです。

4.建物や部屋は、さすがに古い民家を改装しただけあって趣深いです。


以下フォトギャラリー








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スペイン紀行・・・ロンダへ

2009年07月16日 | スペイン旅行
セヴィリィヤのアウトレットを出発したのは、もう4時を廻っていまして、ロンダに出発したのですが、ナビの使い方もまた、道も走り慣れていないので、迷いながら行きました。



スペインの国道は、100キロ制限ぐらいですから、みなさん、だいたい120キロくらいで走っています。
な~んにもないですが、道自体は、整備されていて、すご~っく快適です。




2時間ほど走って、国道から1本だけ道をそれると、ご覧のような砂ぼこりの未舗装道路が続きます。しかも狭い。対面から車が来たら避けられない狭さ。こんなこと日本でもあんまり経験したことないっす・・・。

しかも、ナビに載ってない道というか地域でした。ナビ上は、ここは荒野扱いです。「MOLINO DEL ARCO→」とか、道端に表示が出てますので、それを頼りに右に行ったり左に行ったり・・・。

どこまで行くんだろうと、心細くなりながら、砂まみれになりながら走っていると、それらしき建物が見えてきました。

このあたりは、運転テクニック的にも、ホテル的にも、かなり通好みな上級者コースだということがあとでわかるのです。







やっとの思いで、駐車場と思しき空き地にたどり着き、チェックインです。
未舗装の砂ぼこりがモウモウとたつところを、重いスーツケースを引きずっていくのはとても大変でした。



せっかくセヴィリヤでピカピカの新車を借りてきたのに、ほこりだらけです・・・。



ホテル自体は、静かなオリーブ畑の真ん中にあって、周りにはな~んにもないですから、ゆ~っくりしたい方にはうってつけです。1週間くらい滞在するとまた味わい深いでしょう。でも若い人は、物足りないかもしれません。

そしてなによりもまず、虫が多いです。僕たちは(というか僕は)と~っても用意がいいので、携帯用の蚊取りを2人分日本から持ってきていましたので大丈夫でした。それから、蜂もいます。実は、ジュニアスイートは、蜂の巣が出来たために使えない(たぶんそんな話だった)と言われました。ですから、実際に泊まった部屋は、ジュニアスイートではない部屋でした。朝食をただでつけますからといわれてそのようにしました。





今夜の晩御飯を予約して、部屋でしばらく休憩、というか爆睡・・・。




晩御飯の画像はアップできませんでしたが、料理はとっても美味しかったですよ!!!これは本当に保証できます!!!
本場のスペイン料理(2日目はパエリヤ)を、お腹いっぱい堪能しました。
ごちそうさまでした!!!
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スペイン紀行・・・セヴィリヤファクトリー

2009年07月15日 | スペイン旅行
アルカサールを観た後、近くのレストランで軽く飯を食ったあと、ホテルに戻りスーツケースを車に積んで、次の目的地、「セヴィリヤファクトリー」に出発!

「服はスペインで買え」ということわざがヨーロッパにはあるそうで、スペインのアウトレットはさぞかし凄いんだろうと思って期待していたのです。

ホームページもありますよ、こちらです。


バスも出ているようですが、レンタカーを使われるほうがずっと楽ですね。

セヴィリィヤ郊外の幹線道路沿いにありまして、広い駐車場はたいへんありがたい。まあ、このへんは、日本の御殿場あたりのアウトレットと同じような感じです。

金融危機以前、スペインは、不動産バブルだったそうで、郊外の宅地開発に伴ってこういったショッピングセンターも多く建設されたようです。

それにしても、空いてる。
バーゲンに一週間ほど遅かったからかもしれません。













それで、品揃えはというと、原色を多く使ったシャツなどもありました。
ZARAやNIKEなども入っています。
でも、そんなに目新しいものはなく、それほど安くもありません。
ユニクロ新宿店のほうが凄いかも知れません。

結局、水と、奥さんはサンダルを買ったようですが、あとで足に合わないことが判明!骨折れ損のくたびれもうけとなりました。

午後4時近くになり、そろそろ今日の宿のある、ロンダへ向かわなければ!

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スペイン紀行・・・アルカサール

2009年07月15日 | スペイン旅行
ライオンの大門をくぐると・・・



こうなっております。



これをまたくぐると・・・また、入り口。ここで、入場料を払います。








パティオでございます。イスラム様式ですな。







細密画が施されております。













いろいろあります。



建物を抜けると、池。








やしの木が茂っていました。







また門だ・・・



門を抜けるとこんな感じでした。



そしたらまたもや門



細密画がここにも・・・








抜けました。



すると生垣。









生垣でできた迷路でした。



迂回します。





ひとやすみ・・・。



また門を抜けると・・・、孔雀さんがいました。放し飼いでした。子供もいましたよ。







広かったです。最後出口がわからなくなって、右往左往しました・・・。
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日本人の誇り・・・歌舞伎

2009年07月14日 | MUSIC&ART
日曜日は、マイミクのクーマイママさん、息子さん、うちら夫婦で、歌舞伎を観てきました。クーマイママさんは、歌舞伎や舞台芸術に非常に造詣が深くていらっしゃるかたです。

クーマイママさんに、とても苦労してものすごくよいお席(桟敷席)を予約していただき、ビールまでご用意いただいて、自分の家にいるように寛いで観劇できました。本当に感謝です。



お土産屋さん、面白いものがいっぱい売ってました。
僕は、身内用に日本手ぬぐいとお菓子の「きんつば」を買いました。
今度来たらTシャツ買おうかな。



お席は、花道がばっちり観える桟敷席です。前にものがおける机のようになっているので、クーマイママさんにビールを持ってきて頂き、私がワインを持っていきました。ビールは良く冷えていて美味しかった!!!観劇中に飲食できるなんて、歌舞伎とお相撲(これは観劇ではないけれど・・・)だけですよね。今度はお弁当を注文して席まで持ってきてもらおう。



演目はこちら↓拡大してどうぞ。



「夏祭浪花鑑」は、人情話(世話物)で、市川海老蔵の大見得が見もの。
僕は、「浮気なお侍をあなたのような美しい人妻のところに預けたら万一間違いがあったら困る」と、言った「さぶ」に対して、自分の顔に火箸をあてて、「これでどうですか!」と言ったあの女の人の潔さに思わず泣いてしまいました。昔の日本人の心意気というか情というかがホントにぎゅうっと凝縮されている素晴らしい筋とそれを演じる役者さんの情熱が一緒に伝わってきて、何度も泣いてしまいました。

一方、天守物語は、玉三郎さんの強烈な存在感、ピーンと張り詰めた緊張感の中にきらびやかな、目くるめく絢爛豪華な幻想的な美の世界が繰り広げられていました。この世のものと思えないくらい恐ろしく美しいあのお姫様は、玉三郎さんではなければ他に演じることができますまいと思います。
また、泉鏡花の日本語の美しさを理解できることが、ああ、日本人に生まれてよかった!!!と何度思ったことでしょう!!!僕は実は、スペインで日本人であることにある種の失望を抱いて帰国したのですが、それが一気に吹き飛んでしまいました!!!

正月公演のテレビ中継は良く観ていたのですが、実際に歌舞伎座で見る大歌舞伎は、全く別のものです。
オペラやクラシックのコンサート(大御所になれば5万、6万以上は当たり前)に比べて、至れり尽くせりで、かつ大変リーズナブル(もっともお高いお席でも18000円也)。しかも、時代の洗礼を浴びてきた芸術的にもエンターテイメントとしても極めて優れた作品ばかりです。これは、観るしかないでしょう!!!完全にハマリました!!!

コメント (2)
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