テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

ジャイロスコープ

2021-06-03 | 研究
ジャイロスコープを買った。




ジャイロスコープ(地球ゴマ)。


NMRをやっている人なら誰でも一度は教科書に書かれているのを読んだことがあるだろう。しかし、実際にこれで遊んだことがある人は少ないのではないだろうか?

テツもこれに触るのは初めてだ。歳差運動がいかなるものか、非常によく理解できた。
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仁科加速器研究センター

2018-04-25 | 研究
和光の理研・仁科加速器研究センターに行った。




レゴブロックで作った核図表。


この研究センターは、2016年に命名された元素・ニホニウムの発見に貢献した。
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レアな写真

2014-01-26 | 研究
滅多に撮れないレアな写真を撮った。







一般人がこのブツを目にする機会がまずないという以外で、レアである理由が分かるかな?
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NMR講習会

2011-07-20 | 研究
T大で行われた、NMRの講習会に参加した。3年ぶりにS木さんに会った。
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カルロス

2011-05-11 | 研究
セミナーの後、Carlosと一緒に写真を撮った。Carlosは、凄腕のelectrophysiologistであり、Chuck研の重要なcollaboratorでもある。テツよりはかなり年上だと思うが、気さくで、friendlyな、nice guyだ。






Carlos。5時30分撮影。
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Electrophysiology

2011-03-11 | 研究
CarlosのEP実験を見学させてもらった。日本で地震が起きても、アメリカでは何事もなかったかのように時が流れていく・・・。






Patch clump実験装置。






Patch clump実験装置。






Patch clump実験装置。
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Hawai'i出張(5日目)

2010-12-20 | 研究
最終日は午前中のSession (New and Interesting Experimental & Theoretical Approaches。7時45分~11時45分)のみ。最初のK大S川研の発表は、彼らが1年前にNatureに発表したIn Cell NMRの話だった。Talkの後のdiscussionのとき、テツの前に座っていたアメリカ人と思しき研究者(若い人。PIなのかポスドクなのかは不明)が、“私もIn Cell NMRをやっている。あなた方の論文を読んが、In Cellで、こんなにきれいなスペクトルが取れるとは、unbelievableとだ”と発言した。この文脈でunbelievableは、明らかにquestionableを意味していて、極めて攻撃的なコメントだ。このような質問をされた場合には、自分のデータを守るために、徹底的に抗戦しなければならない。しかし、残念ながら演者(S川先生自身ではなく、代理の多分助教の人。)の回答は、しどろもどろで、到底納得のいくものではなかった。これが言語的な理由によるものなのか、日本語でやっても同じなのかは分からない。しかし、このやり取りを聞いた人は、ほぼ間違いなく、質問者の言うことが正しく、演者らは実験上何か間違ったことをやったと思っただろう。

学会終了後、I君と一緒にテツのホテルまで戻り、ホテルの裏にあると思い込んでいたラーメン屋(えぞ菊)を探しに行った。しかし、いくら探しても見つからない。仕方がないので、ホテルのパソコン(有料!)で再検索したところ、場所が全く違っていて、町の中心部だった。時間があったので、歩いていくことにした。






小雨がぱらつくWaikiki Beach。12時37分撮影。


えぞ菊のラーメンは普通においしかった。それなりに満足した。店の前でI君と別れて、ホテルに戻った。






Diamond Head。2時17分撮影。ちょっと登ってみたかった。


ホテルで荷物を回収し、昨日予約しておいた乗り合いバスで空港へ。






Monkey Pod(日立のCMに出てくる、この木何の木・・・の木)。空港の駐車場にて。4時45分撮影。CM撮影に使われた木は、空港の近くにあるらしい。


6時20分、Honolulu発、翌朝5時25分、Dallas着。(続く)
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Hawai'i出張(4日目)

2010-12-19 | 研究
午前(7時45分から11時15分)のSession(Nucleic Acid and Nucleic Acid Interactions)は、あまり興味のない分野なので、ただ聴いていただけ。Pervushinが持ち時間30分のところを、45分くらい話していた。しかも、大して面白い話でもなかった。

午後の前半(1時から3時)のSession titleは、membrane proteins and protein-lipid interactions。まずは、Baxのtalk。解析対象自体は、たかだか23残基の膜内ペプチドなのだが、Baxの緻密な解析結果に圧倒された。そして、自分の発表。普段は大して緊張しないのだが、Baxの後ということで、最初からかなり緊張していた。しかも、ふと目線を上げたときに、S田先生が目に入ってしまい(しかも、何やら不満そうに首をかしげているように見えた)、一時かなりあわててしまった。中盤からは落ち着いてやれた。質問は、I倉先生、Bax、K庄先生の3人から来たが、いずれも難しい質問ではなく、簡単に答えられた。アメリカ人から、もう少し突っ込んだ質問が来て欲しかった。一般的に、日本人の研究者が、あまり流暢でない英語で発表をすると、アメリカ人たちは、込み入った質問を控えるようである。これは、発表を完全に理解できなかったためというよりは、発表者に恥をかかせないように配慮しているように感じられる。自分も、質問をするには英語が下手すぎると思われたかもしれない。今回の学会で、自分以外で膜タンパク質の直接解析の話をした人はいなかったので、内容的にはインパクトのある話ができたと思う。しかし、もっとBiologicalなsupporting dataを集めていかないと、おもしろいけど信憑性がないという評価になるだろう。

午後の後半のSession(3時から4時45分)は、Pharmacologically Interesting Molecules & Approaches。ただ聴いていただけ。

Session終了後、成り行きで、I倉先生のホテルの部屋を見せてもらった。Hiltonの最上階(の1つ下の階?)のSweet Room。部屋の広さもさることながら、眺めが素晴らしい。その後、S田先生、I倉先生、K庄先生夫妻、Markley夫妻、I君と一緒に、タイレストランに行って夕食。先生方にご馳走していただいた(ありがとうございました)。食事後、学会会場に戻り、Poster Sessionに参加した。Bax Labから来ていたアメリカ人ポスドクと話をすることができた。Baxは、緻密なデータを要求してくるとのこと。そりゃそうだ。Biological NMR関連のポスターは、20演題しか出ておらず、あっという間に見終わってしまった。暇つぶしに、山のような有機化学関係のポスターの間をうろついていると、春までNashvilleにいたT本さんに会った。さらに、T大学のU野先生に会った。U野先生は最近医学部でラボを構えたすごい人だ。医学部で仕事をするのはなかなか大変だとおっしゃっていた。

今回の学会で、何より嬉しかったのは、3年以上ぶりにお会いした関係分野の先生方が、意外にも、テツのことを覚えていてくれたことだ。大変光栄なことだと思う。
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Hawai'i出張(3日目)

2010-12-18 | 研究
Pacifichem 2010(環太平洋化学会)に参加した。基本的にはchemistryの学会なのだが、少しだけbiologyに関係したsessionがある。テツが参加したのは、”Biomolecular Structure and Dynamics: Recent Advances in NMR”というsessionである。うわさによると、Pacifichemは5年に1回の有機化学者のお祭り的学会で、真面目に参加する人は少ないらしい。とあるSessionでは、Speaker, Chair, Next speakerの3人しかいなかったとか(注:真偽不明!)。しかし、テツが参加したSessionは極めてseriousで、常時40人程度は聴衆がいた。それだけ質の高いInvited speakerが揃っていた。

さて、午前(7時30分から11時30分)のSessionのtitleはProtein Complexes and Signaling。Andrew Byrdのtalkが特にimpressiveだった。とにかくありとあらゆる構造制限情報を集めて、タンパク質の高次集合体の構造を決めてやろうという試み。最近よく聞く話題だが、Andy(とみんなに呼ばれていた)は話がうまい。Wagnerは、methodologyの話で、膜タンパクの話はなかった。

昼は、元ボスのS田先生と近くのFood Courtに行って密談。

午後(12時30分から16時30分)のSession titleはProtein Dynamics, Folded and Unfolded States。恥ずかしながら、Jane Dysonの話を初めてまともに聞いて、非常に面白かった。さすが、Protein Foldingの第一人者だけある。Molten Globule状態は、自分の研究対象にも関係しているので、彼女の論文はしっかり読んでおかなければなるまい。午後のSessionの最後に中国の研究者が2人連続して出てきた。二人とも、特別新しいことを発表したわけではないが、この10~20年の間にestablishされたmodern NMRのテクニックを使って、丁寧にタンパク質の構造決定を行っていた。中国のscienceがすごいスピードで進化していることを窺わせる内容だった。ちなみに最後に発表した若い女性ポスドクは、ほとんどnativeかと思わせるような、流暢な英語を話し、発表の内容も質疑応答も、素晴らしい出来だった。

Session終了後、S田先生、テツ同様S研出身のI君とお茶を飲み、引き続き夜のReception兼poster sessionに参加した。ここでI倉先生をつかまえて、I倉研が解析しているタンパク質の一つと、テツの研究対象が相互作用している可能性について語らせて頂いた(日本語で)。I倉先生は、真剣に話を聞いて下さり、大変面白いと言って下さった。日本語なら、ここまでできるんだが・・・。
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TN Structural Biology Symposium in Memphis (2日目)

2010-07-17 | 研究
アメリカに来てから初めて、学外での口頭発表を行った。

9時40分から、15分+5分の発表だった。約半年前のRecent discovery seriesの時の発表内容と実質的には同じで、少し削って、時間枠内に収まるようにした。

アメリカ人はもちろん、日本人でも、英語が得意な人や、やり手の人は、発表にジョークを入れて、受けを取るという高等テクに挑戦する。チャックの発表は、笑いにあふれていて、非常に和やかなムードで進むのが常だ。元ボスのS先生は、しょっちゅう、“あのネタは海外でも受けた”みたいな話をしていた。仲間内でも、T辺氏や、はなこさんは、必ずネタを入れるらしい。以前拝聴したT辺氏のギャグは、凍てつく寒さだったが・・・・。自分には、まだ余裕がないので、その手のおふざけは一切なし。“発表では笑いをとらなきゃね~”なんて台詞を吐ける日は来るのだろうか?

さて、それなりに準備をしたので、発表自体は特に問題なく終了した。後日、Steffenに聞いたところ、英語は全く問題なかったと言ってくれた。もう少し早く喋ることができれば、発表内容を増やせるのだが、下手に早口で喋ると理解してもらえない。Richardは、well organized storyと言って褒めてくれた。この辺りは、元ボスのS先生に徹底的にしごかれたおかげだ。

質問は3個来た。最初は、Richardからで、2個のユニットを別々に発現させてみたらよいのでは?という趣旨の質問だった。これに対しては、きちんと答えられた。2番目の質問は、2個目のユニットが見えないのはdynamicsが関与しているのか?というような趣旨の質問だと思ったのだが、英語が上手く聞き取れなくて、要領よく答えることができなかった。アメリカ人は、おそらく考えながら質問しているので、最終的に何を答えればいいのか難しいことがある。日本では、短く端的に質問するのがよいとされている。最後の質問は、Brendaからで、測定温度にケチをつける内容の質問だった。Brendaは、おそらくかなりキレる人で、話すスピードも速い。天才の早口に凡人がついていくのは大変だ。結局、質問の意図をほとんどつかめないまま、測定温度の言い訳を多少述べたところで、座長に終了宣言を出されてしまった。

発表終了後、チャックは良い発表だったと言ってくれた。しかし、彼はいつもそう言うので、実際のところどう思ったかは不明。嬉しいことに、休憩時間中に、SJCRHでポスドクをしているという人が何人か寄ってきて、面白い発表だったと言ってくれた。そのうち一人は、Ph.D. student時代にCMTD関係の仕事をしていたらしく、割と話が盛り上がった。その後のポスターセッション中に、Tanjaも発表内容について質問をしてくれた。


Memphisは、一般的にはNashvilleよりはるかに治安が悪い町と認識されていて、レベルの高いScienceができるような町ではないと思っていた。しかし、SJCRHのfaculty member達(Richard, Brenda, Tanja, etc.)は、全員が非常にレベルの高い研究者だった。こういう人たちと、直接話をすることができたのは、自分にとっては大きな収穫だった。これは、小さなシンポジウム(今回のシンポジウムの参加者はおそらく50人程度)ならではの利点だ。さらに、アメリカでは、日本と比べて身分の上下関係が希薄なので、相手が教授で、こちらがポスドクでも、見下したりせずに、話をしてくれる(のが一般的)。呼びかけるときも、First nameで呼ぶのが一般的だ(これは日本人にとっては、大変障壁の高いactionだが)。ただし、見識の高い人たちと話すときには、当然こちらにも高い見識が要求され、自分の考えていることをはっきりと述べる必要がある。日本人は、明らかに、自分の意見を述べることに不慣れで、トレーニングが必要だ。
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TN Structural Biology Symposium in Memphis(1日目)

2010-07-16 | 研究
The 6th Annual Tennessee Structural Biology Symposiumなる小さなシンポジウムに参加するため、Memphisに行った。

Nashville-Memphis間は、TN東部と違って、道が平坦でカーブが少ない。Memphisの近くでは湿地帯(いわゆるswamp)の横を通ったりした。

11時にアパートを出て2時にホテルに到着。チェックインしようとしたが、予約を取ったTiandiが来ないとチェックインできないとのこと。約15分後、Tiandiが現れ、ようやく部屋に入れた。この間、本来Valet Parking制のホテルの前に、臨時に車を置きっぱなしにしていたので気が気でならなかったが、特に問題は発生しなかった。ちなみにホテルのフロントには、African American達があふれかえっていて、New Orleansを彷彿とさせた。

車でホテルのすぐ近くのシンポジウム会場、St Jude Children’s Research Hospitalに移動し、学会に参加した。

会場のLecture Hall内の冷房が効きすぎで、寒くてたまらず、凍え死にしそうだった。そのことをSteffenにこぼすと、“何年アメリカにいるんだ?”と言われてしまった。結局、寒さと戦っていたおかげで、講演にほとんど集中できなかった。

夜は、シンポジウム主催のDinnerに参加した。ここで、Tina研のインド人のRA、Prashantと友達になった。サッカーが大好きで、ドイツのT辺氏のことも知っているとのこと。Dinnerでは、サーモンを食べたが、美味しかった。Dinner後、SteffenにBeale Streetに行こうと誘われたが、小雨がぱらついていたし、翌日に発表を控えていたので、パス。そのままホテルに戻った。このとき、SJCRHで新しくFaculty memberになったTanjaと知り合いになった。
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学会 at SF (6日目) ~学会~

2010-02-24 | 研究
9:15-10:15
“Membrane Protein Structure II”。9:15のGary Loriganのtalkから学会に参加。2日前のポスターセッションで会ったGawrisch研の日本人ポスドクがGPCRの固体NMR解析の話をした。CB2はmg量取れるらしい。Melanie CoccoがMyelinに発現する膜蛋白NOGOのNMR解析の話をした。膜外ループをVesicle存在下で解析するとへリックスだったということだが・・・・うーむ。


10:30-12:30
ポスターセッション。2時間ずっと自分のポスターの前にいた。約15人の人と話ができた。このうち日本人は約1/3。それでも10人ほどのアメリカ人と話したことになる。取り立ててunusualな質問やコメントがあったわけではないが、英語で自分の研究内容を簡潔に説明し、相手の質問を理解し、適切に受け答えをすることができたと思う。これは、自分の中での最低限の目標だったので、達成できたことを素直に喜びたい。ミネソタのVeglia研やTamm研のポスドクたち、すなわち同業者と話ができたことは、excitingな体験だった。この連中は相当よく“分かっている”ことが明らかだった。自分も負けてはいられない。今回のポスターセッションは、これまでに経験したポスター発表の中では最も成功した発表だったかもしれない。日本の学会では、せっかくポスターを出しても誰も見に来てくれないことがあったりする。そんな学会(Yく学会)には正直2度と出たくない。


1:00-1:30
“Mechanism of Electromechanical Coupling in Voltage-gated Ion Channels”。Rod MacKinnonのtalkだけを聞いた。VSDの話だったが、ちょっと勉強不足で、話の肝がいまいちよく分からなかった。確かPaddle modelとか何とかモデルとか、いくつかモデルが提唱されていて、どれが正しいか意見が分かれているという話を何年か前に聞いた。勉強し直さねば。それにしても、MacKinnonがTシャツで壇上に出てきたときにはびっくりした。しかも、遠目に見ると結構若そうだった。ちなみにMacKinnonは、aではなくて、iの上にアクセントをつけて発音する。
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学会 at SF (5日目) ~学会~

2010-02-23 | 研究
8:15-10:15
“Membrane Structure II”。KcsAの話など。

10:45-1:05
“Awards Symposium”。最初は、Crina NimigeanのKcsAの話。CrinaはTinaのまぶダチ。pH sensingとSelectivityの話をしたが、率直な印象は、“あなたがやったのは、ミュータントをいくつか作っただけなのでは?“これは多分間違っているのだろうが、だとするとプレゼンが悪いということになる。話自体は(ある意味当然なのかもしれないが)非常にうまかった。次は、Tom Ropoportのトランスロコンの話。SecAはSecYに突き刺さって、ペプチド鎖を押し出す。”Membrane Pumps & Transporters”に移動。ER Quality Controlの話と、Douglas Rees研のABC transporterの話を聞いた。ABCの話はいまいちだった。


1:45-3:45
ポスターセッション。イギリスから来た黒人女性の学生(ポスドク?)から、IMPの話を聞けた。DDM下でenterokinaseでタグ除去。Drosophiaの4TM-IMPに関する話が非常に興味深かった。TMH1と他の3本のへリックスとの間のパッキングは緩いものらしい。要チェックや。シカゴ(?)の日本人PIから固体NMRを用いたAbetaの解析の話を聞いた。


4:00-6:00
“Ligand-gated Channels”。Eric Gouaux研のAcid sensing ion channelの話。できればGluRの話を聞きたかった。
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学会 at SF (4日目) ~学会~

2010-02-22 | 研究
8:15-10:15
“Structure and Dynamics of Membrane Transporters”、”Channel Regulation & Modulation”、”Membrane Dynamics & Bilayer Probes”などのセッションを転々としていた。

10:45-12:45
“Membrane Protein Functions”。Rhomboid Proteaseの話、Hydrophobic mismatchとLateral mobilityの話など。


昼、Walter Chazinに会った。就職活動をしているWadeに対して、“キャリアアップが見込めないジョブに就くのは止めなさい”とアドバイスしていたのが、非常に印象的だった。その後、Dr. Chazinの紹介で、Arthur Palmerと握手をすることができた。これは、ちょっと感動的。


1:45-3:45
ポスターセッション。T沢氏の発表を聞かせてもらった。E.Coliを用いたGPCR(CB2)の発現系構築の話があった。発表者は日本人で、今後固体NMRで攻めるらしい。


4:00-6:00
“Membrane Protein Structure”。Kobilka研のpH.D/M.D. studentが、ついこの前Natureに載ったb2ARのNMR解析の話をした。この論文には、Scottの名前が入っている。Lysをメチル化してメチル由来シグナルを観るという話だが、そんなに面白いか?と思った。GPCRでなければ見向きもされないだろう。発表したpH.D./M.D. studentは、堂々としていて、すごくsmartに見えた。アメリカ人の発表技術には、いつも感心させられる。
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学会 at SF (3日目) ~学会~

2010-02-21 | 研究
8:15-10:15
まず、”Amyloids in Human Disease”のセッションに参加してみたが、ほとんど理解できなかった。分かったのは、“カルシウムが重要らしい“ということ。やれやれ。趣向を変えて、”Biopolymer Dynamics in Cell-like Environment”に行ってみた。Gary PielakがIn Cell NMRの話をした。細胞からリークしたfreeのproteinの影響を注意深く除いたとか、シグナル広幅化の原因がprotein interactionだとか、言っていたが、そんなことは5年位前からずっと言われていることなんじゃないの?

10:45-12:45
スキップ

1:45-3:45
ポスターセッション。京大藤好研のConnexinの話を聞けたのは大収穫だった。Bowie研の人からよいアイデアをもらった。アシル基の鎖長が長くても、2重結合が入れば、膜は薄くなる。

4:00-6:00
まずは”Diverse Views of VDAC Structure and Functioning: Quest for the Native Conformations”にて、電気生理学者と構造生物学者の対決を見学。Jeff AbramsonとSebastian Hillerが彼らの出した構造の正当性を説明していたが、構造をサポートするデータは相当そろっていると思った。Jeffが変性巻き戻し法の妥当性について長々と語っていたが、これは少々異様だった。座長のMarco Colombiniが構造にケチを付けている張本人らしいが、どう思ったのだろうか。Sebastianの発表が終わったところで、急いで”The Proton Gets Channeled”へ。James Chouの話を初めて聞いたが、発表を聞いた限りにおいては、さほど聡明さは感じなかった。リガンド結合に関しては、結合部位が複数あるようなことを言っていたが、果たして?

7:30-9:30
“Complementary Methods for Studying Membrane Protein Structure”のセッションに参加。期待していた最初の2個のTalksは、単なるreviewで、がっかりさせられた。B. A. WallaceのSynchrotron Radiation Circular Dichroism (SRCD)の話が最も面白かった。短波長域の情報は、確かに有用そうだ。
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