広島に住んでいたとき、近所のパン屋さんの“オリオン”という名の菓子パンが好きで、よく食べていた。そのパン屋のオリオンは、メロンパンを横に切って、中にチョコレートクリームを挟んだものだった。
上京して以来、首都圏でオリオンを見たことが無く、広島限定のパンだと思っていたが、最近アンデルセンで売っているのを発見した。さすが広島のパン屋さんである。
オリオン。
記憶にあるチョコサンドタイプではなく、平べったいメロンパンの上にチョコをかけた、チョコかけタイプだったが、懐かしい味のような気がした。
妻にも食わせてみたが、思い入れのない人には、“ただの菓子パン”でしかなかったようで、反応が薄かった。