ユタ・アリゾナ旅行－１７日目

６時４５分ごろ、ホテルを出発した。

空港で車を返却。最終的な走行距離は2894 miles = 4657 kmだった。
ちなみに東京－大阪間は516 km = 321 miles、札幌－鹿児島間は2482 km = 1542 miles。

Houston経由でナッシュビルに帰った。

Ｈ山さんに空港まで迎えに来てもらった（ありがとうございました）。



今回旅行した観光名所の総評（査定ポイント：ハイク・写真・行きたいとこに行けるか・全体的な雰囲気・目玉サイトの秀逸さ）

Zion（☆☆☆☆☆）：ハイキングをしてもよし、写真を撮ってもよし、ゆっくりくつろいでもよし。ヘビーハイカーも、家族連れも、みんなが楽しめる、最高の国立公園。一押し。

Bryce Canyon（☆☆☆☆）：写真を撮る人に特にお勧め。早朝と夕方に行くべし。

Antelope Canyon（☆☆）：高い確率で芸術的な写真が撮れる。しかし、あまりにも人が多すぎる。写真に興味がない人は行かないほうがむしろよい。

Capitol Reef（☆☆☆）：荒々しい未開の砂漠の雰囲気を楽しめる公園。通常装備では行けないところが多いが、ポテンシャルとしては、星５個の可能性を秘めている。

Goblin Valley（☆☆☆☆）：小鬼様の岩が林立する奇観が秀逸。写真を撮りながら、半日から１日をかけてハイクするのがベスト。

Arches（☆☆☆☆☆）：ユタに来てここに行かない訳には行かないだろう。全てのアーチを巡り尽くせ！

Canyonlands（☆☆☆☆☆）：真のハイカーのみが楽しむことを許される、究極の国立公園。一見さんは、近寄るべからず。

Monument Valley（☆☆☆☆）：あまりにも有名でありながら、なお人々を感動させる力を持っている。二押し。

Grand Canyon（☆☆）：グランドキャニオンのトレイルを本気で歩くことができれば、たちまち星５つになるだろう。しかし、お遊び気分では、星２つが関の山。メジャーな割には、楽しむことが難しい公園。人が多すぎる点もマイナス評価。

Meteor Crater（☆）：時間があって、隕石とトカゲにただならぬ興味を持っている人は寄ってもよい。

Sedona（☆☆）：観光地としてのポテンシャルは低くないが、開発されすぎている。おしゃれなリゾートが好きな人は行ってもいい。

ユタ・アリゾナ旅行－１６日目

６時１５分ごろ起床。Chuck達が起きてくるまで待っているつもりだったが、彼らは例によって、爆睡しており、当分起きてきそうにない。あまりにも暇なので、７時ごろ先に出発した。出る間際に、Beckyが起きてきたので、一言挨拶してから出発した。

Mormon Lakeから73 miles離れた、Meteor Craterに向かった。Flagstaffまで戻り、I40を38 miles東進した後、I40から下り、6 milesほど南に下った。８時２５分ごろ到着した。

隕石の衝突によって出来た穴ということだが、日本で何回も見た、火山の火口と、ほとんど同じであった。実際、隕石の跡であって、火山の火口ではないことを、科学的に証明することは難しいことであり、このMeteor Craterは、隕石の跡であることが科学的に証明された、世界で最初の例であるらしい。

９時１５分出発の、隕石孔の縁を歩くガイドツアーに参加した。サンダル履きの人は、規則で参加禁止らしいのだが、参加したがる女性がいて、ガイドが説得して止めさせていた。このように、規則が厳格に適用されるケースは、アメリカでは珍しいと思ってしまった。また、足の不自由な男性が、参加したいとだだをこねていて、この人も、ガイドに止めさせられていた。ただしこの場合、ガイドさんは、“私が止めてもあなたには参加する権利はある。しかし、私はあなたが思いとどまることを強く勧める”と言っていた。このガイドの髭面の男性は、好もしい人に思えた。

９時４５分ごろ、ようやくツアー開始。ガイドの話は面白かった。






Meteor Crater。１０時８分撮影。






カラフルなトカゲ。１０時２０分撮影。

クレーター自体は、目新しくなくて、ちょっとがっかりだったが、今まで見たことのないトカゲを見ることが出来たので、大満足だった。

１０時２５分ごろ、ツアー終了。その後シアターで、ビデオを見た。半分寝ていた。土産物屋を物色した後、Visitor Center内にあるSubwayでサンドイッチを買い、車の中で食べた。

１１時ごろ、Meteor Craterを出発。79 miles離れた、SedonaのCathedral Rockに向かう。Flagstaffまで戻り、I17に入った後、すぐにI17から下り、AZ89Aを南下した。１時ごろSedona近辺に到着したが、車と人の量がすごかった。Sedonaの目抜き通りを通り抜けて、１時１３分、Crescent Moon Ranch Picnic Area (Red Rock Crossing)に到着した。

川沿いのTrailを少し歩いて、Cathedral Rockが見晴らせる場所を探した。






Cathedral Rock。１時４２分撮影。


２時３５分ごろ出発。Sedonaの目抜き通り＝みやげ物街まで戻り、S廣氏に頼まれていたSedonaのマグネットを買った。３時４０分ごろ出発。AZ179を南下すると、Bell Rockが現れた。






Bell Rock。４時１５分撮影。


Bell Rockから先は、まっすぐPhoenixを目指した。SedonaとPhoenixは97 miles離れている。AZ179からI17に入り、後は、I17を南下した。

６時ごろ、Phoenix近郊に到着。サボテンの写真が撮りたかったので、Phoenixの少し手前でI17から下り、写真を取れそうな場所を探した。多分AZ74と思われる道の北に柵で囲まれたエリア（Hunting Areaと書かれていたように思う）があり、この中に侵入して撮影した。






サボテン。６時４３分撮影。






サボテン。６時４６分撮影。


７時１５分ごろ、ホテルに到着。到着する直前、目の前で車の衝突事故を見てしまった。

ホテルでChuck一家と合流した。シャワーを浴びて、８時３０分ごろ、車で１０分ほど離れたところにあるハンバーガーショップに行った。

夜は、ホテルのプールで少し泳いだ。ぬるま湯のはってあるジャグジーが最高に気持ちよかった。

ユタ・アリゾナ旅行－１５日目

４時５０分ごろ、K氏と共にホテルを出発。昨日と同じ、Mather Pointに向かった。






夜明け前のGrand Canyon。５時２３分撮影。


５時３４分、日の出。K林氏と二人っきりで、最高の日の出を見た・・・・・。






太陽に向かって万歳するK林氏。５時４２分撮影。






早朝のGrand Canyonの風景。６時２７分撮影。


６時３０分までこのポイントでねばった後、ホテルに戻り、朝食。K林氏とはここで別れ、部屋に戻ってごろごろする。もうへとへとだ。

１０時３０分ごろにチェックアウトして、Grand CanyonのTusayan遺跡を目指す。１１時ごろ到着。先住民の住居跡があった。昨日のBetatakinと、このTusayan Ruinで合わせ技一本といったところか。

１１時１０分ごろ出発。Bright Angelまで行き、バスに乗り換えてHermits Restに行ってみようと思っていた。しかし、まずBright Angel周辺に車を停めるところがない。さらに、Bright Angelのバス停には、バス３台分以上と思われる数の人が並んでいた。すっかり気力が萎えて、あっさり退散。Market Plazaに戻り、買い物をし（１２時１０分ごろ）、Yavapai Pointに行ってみた。






Yavapai Pointからの眺め。１２時５４分撮影。

予想に反して、Yavapai Pointからの眺めは、今まで見た中で最高であった。

Mather Pointまで移動し、路駐して、Canyon View Information Plazaに行ってみた。Information Plazaには大して見るべきものはなかったが、その隣のBook Storeは大変充実していた。Mountain Lionの帽子を買った。

１時４５分ごろ、出発。Tusayanのマクドナルドでハンバーガーを食べた後、AZ64/US180を南下した。目的地は、Mormon Lake 。TusayanからMormon Lakeまでは、101 miles離れている。Valleで左折して、US180を走る。San Francisco Peakを眺めながらの高原ドライブで、気持ちよかった。ただ、車外は暑かった。






アザミの花。後ろの山がSan Francisco Peak。３時３７分撮影。


４時４０分ごろ、Flagstaffに到着。ここから、Lake Mary Rd（AZ487）に入り、Mormon Lakeを目指す。６時２０分ごろ、Mormon Lakeの南にある、ChuckのいとこのCabinに到着した。誰もいないので、車の中で横になったり、辺りをうろついたりしていた。

７時ごろ、Chuck達が戻ってきた。夕食を食べさせてもらった後、疲れきっていたため、すぐに寝てしまった。

ユタ・アリゾナ旅行－１４日目

５時３０分ごろホテルを出発し、Monument Valleyに向かった。KayentaからMonument Valleyまでは28 miles、約４０分かかる。途中、砂漠の真ん中で、ガソリンが残り少ないことに気付く。しかし、Monument Valleyの近くにガソリンスタンドがあるはずなので、そのまま先に進むことにした。






夜明け前のMonument Valley。５時５４分撮影。


US163とMonument Valley Rdの交差点で左折し、Gouldingsの方向に進む。角を曲がってすぐのところに学校のような施設があるが、その先には荒地が広がっているだけで、ガソリンスタンドらしきものは見当たらない。あきらめて、とにかくMonument Valleyに行った。６時５分ごろ到着。料金所には誰もいなかったので、そのままMonument Valleyの公園（MONUMENT VALLEY NAVAJO TRIBAL PARK）の中に入った。ガソリンのことが心配だったが、じたばたしても始まらないので、まずは、日の出の撮影に専念する。






The View Hotel前の駐車場から眺めた、日の出前のMonument Valley。６時８分撮影。






日の出直前のMonument Valley。６時１４分撮影。






Monument Valleyの日の出。６時２１分撮影。


日が完全に昇ったところで、The View Hotelのフロントに行き、ガソリンスタンドの場所を尋ねた。すると、やはり、Gouldingsにあるという。先ほど行ったが、学校のようなものしかなかったというと、もっと先だと言われた。






The View Hotelの敷地内を歩いていたサソリ。６時３６分撮影。


ホテルで教えられたとおり、Gouldingsの学校まで戻り、その先に進んでいくと、かなり行ったところに、ガソリンスタンドがあった。給油して、Monument Valleyに戻る。今度は料金所に人がいて、入場料を取られた（６時５９分）。

さて、Monument Valleyの核心部であるバレードライブを見学する場合、ナバホ族のジープツアーに参加する方法と、自分の車で行く方法がある。前者の場合、安くはない料金を支払わなければならないが、運転する必要がなく、さらに、一般人は立ち入り禁止の場所にも連れて行ってくれる。自分の車で行く場合は、追加料金を払う必要がないが、未舗装路を運転しなければならず、また、指定された道から外れることが出来ない。今回は、お金節約のため、自分の車でバレードライブに入った。

バレードライブ入り口から谷底に下るまでの下り坂は、特に道の状態が悪い。その先も、これまでに経験したどのDirt Roadよりも道の状態が悪かった。時折、大きな石が転がっていたりして、一度ぶつかった。まったくスピードが出せない（10-20 mphくらいしか出せない）ため、バレードライブを周りきらないうちに、太陽が高く昇ってしまい、写真を撮るには光が強くなりすぎてしまった。






John Ford’s Point。７時５４分撮影。






Artist’s Point。８時３４分撮影。


９時１５分ごろ、The View Hotelの駐車場に帰ってきた。ホテル内の売店で買い物をした後、９時４０分ごろ、Monument Valleyを出発した。１０時２０分ごろ、Kayentaに到着。荷物をまとめてチェックアウト。バーガーキングでハンバーガーを食べて、１１時３０分ごろ、出発した。今日の最終目的地は、Grand Canyonの南のTusayan。KayentaからTusayanまでは156 miles離れている。

US160を南西に進む。19 miles走ったところで、右折して、AZ564に入る。ここから9 milesほど走り、１２時８分、Navajo National Monumentに到着した。

Visitor Canterから15分ほど歩いたところに設置されているOverlook Pointから見下ろすと、谷底に先住民の住居跡が見えた。1250-1300年ごろに造られたものらしい。





Betatakin遺跡。１２時３５分撮影。ここからだと、遠すぎる。


１時１０分ごろ、Navajo National Monumentを出発。US160まで戻り、右折して、引き続き南西に進む。２時ごろ、あまりにも眠いので、Tuba Cityで休憩。Tuba Cityを出てしばらく行くとUS89に出た。左折して南下する。２時４５分ごろ、Cameronに到着した。土産物屋さん（Trading Postというらしい）で、気に入った絵を見つけたので購入した。Native Americanの画家が書いたもののコピーらしい。

CameronからはAZ64を西に走る。道端にナバホ族の出店がたくさん立っていた。アリゾナ時間で３時５７分（ユタ時間＝ナバホ時間で４時５７分）、Grand Canyon National Parkの東口に到着した。４時１０分ごろ、Desert Viewに到着した。

Grand Canyonを初めて見る。しかし、これまでにさんざんこの手の地形を見てきたせいか、特別な感動はない。この季節、この時間のGrand Canyonは、白く靄がかかったように見える。コロラド川から立ち上る水蒸気のためだろう。もちろん、まともな写真にならない。

５時１０分ごろDesert Viewを出発した。５時２５分ごろ、Moran Pointに到着。いまいちだ。５時５０分ごろ、Grandview Pointに到着。ここも、いまひとつ物足りない。６時２５分ごろ、Mather Pointに到着。絶好の撮影場所を見つけた。日が暮れるまで、ここで待った。






Grand Canyonの夕景。７時３９分撮影。


８時ごろ、出発。AZ64/US180に沿って南下し、８時１０分ごろ、Tusayanのホテル（Holiday Inn Express）に到着した。

同じホテルにK林氏が泊まっているはずなので、連絡をとろうと試みたが、繋がらない。仕方がないので、一人でWendy’sに行き、ハンバーガーを食べた（９時２０分ごろ）。ホテルに帰ると、K林氏と連絡がつき、会って互いの情報交換をするなどした。

ユタ・アリゾナ旅行－１３日目

４時４５分ごろ、ホテルを出発。Dead Horse Point State Parkに向かった。MoabからDead Horse Point State ParkのOverlookまでは、33.3 milesある。５時５５分ごろ到着した。
昨夜、公園を去り際に、入園料を支払ったのだが、そのときゲートにいたレンジャーのお姉さんに、“明日の早朝に日の出の写真を撮りに来たいのだが、また入園料を払わなければならないのか？”と聞いてみた。すると、“規則上では払わなければならないけど、私たちの仕事は７時からだから、それまでに公園を出れば払わなくても大丈夫よ”とのこと。本当に、なんて話の分かる人だ。






Dead Horse Pointからの眺め。６時３５分。この日の朝は雲が多く、朝日が弱々しかった。






Dead Horse Pointから眺めたLa Sal Mountains。６時４０分。クリックで拡大可能。


７時１０分ごろ、Dead Horse Point State Parkを出発した。次は、CanyonlandsのMesa Archに向かった。






Canyonlandsのゲート近くから眺めた風景。６時４０分。 この地域は、“Island in the Sky（天空の島）”と呼ばれている。


８時ごろ、Mesa Archに到着した。





Mesa Arch。８時１９分撮影。

雲が多かったが、時折日が差したので、思っていたよりよい写真が撮れた。

Visitor Centerに立ち寄った後、８時５５分、Canyonlandsを出発した。
１０時ごろホテルに戻り、荷物をまとめて１０時４８分にチェックアウトした。
１１時５分ごろ、Moabを出発。今日は、170 miles離れたKayentaまで行く。La Sal Mountainsを左手に眺めながら、US191を南下する。１１時４６分、Wilson Archを通過。１２時ごろ、右折してUT211に入り、１２時２１分、Newspaper Rockに到着した。






角男、車輪、鹿狩り。１２時２６分撮影。

Newspaper Rockの上には、紀元前から１３００年ごろまで、約２０００年にわたって、絵が書き加えられ続けていたらしい。






トカゲ？モモンガみたいな奴もいる。１２時２７分撮影。






Newspaper Rock全景。１２時３８分撮影。


１２時５５分、Newspaper Rockを出発。US191まで戻り、また南下する。ほどなく、右手にAbajo Mountainsが見えてくる。この辺りは、緑が多い。山群が後方に過ぎると、一帯は再び砂漠になった。２時２１分、UT262との分岐を通過。この先で、US191からUS163に入る。２時４０分ごろ、周囲が赤土の砂漠に変わり、２時４８分、遠くに、Monument Valleyの岩群が見え始めた。３時ごろ、右折してUT261に入り、３時９分、Goosenecks State Parkに到着した。






Overlookからの眺め。３時３１分撮影。

このGoosenecksは、翌日にGrand Canyonで会うことになっているサッカー友達のK林氏が、絶賛していた景勝地である。K林氏曰く“１日いても飽きない”。テツは、ここで１日過ごしたいとは思わなかったが、その巨大さには圧倒された。上の写真は、目に見える風景のほんの一部で、写真にある“ガチョウの首”のような地形が、３個連続して形成されている。

３時４０分ごろ、出発。






Mexican Hat。４時３分撮影。


４時２３分、Forｒest Gumpが走ることを止めたことで有名なポイントに到着。他にも車を停めている人がいたのですぐに分かった。４時４６分、Monument Valleyに到着。入場料を払って一旦、敷地中に入ったが、まだ日が高かったので、先にホテルに行くことにした。Monument ValleyからKayentaの間には、本当にまっすぐな一本道がある。こういう道では、どうしてもスピードが出てしまう。５時３６分、Kayentaのホテル（Hampton Inn）に到着。チェックインした。

８時ごろ、ホテルを出発。Monument Valleyに向かうも、出発が遅すぎ、途中で日が暮れてしまった。





“Forｒest Gump“ポイントから眺めたMonument Valley。８時３９分撮影。

９時６分ごろまでMonument Valleyにいたが、結局満足のいく写真は撮れなかった。ホテルに先に行くべきではなかったかもしれない。１０時ごろホテルに帰った。ホテルのレストランで、肉なしのパスタを食べ、アルコールなしのビールを飲んだ。

ユタ・アリゾナ旅行－１２日目

４時５０分、ホテルを出発。昨夜、充分時間があったのにガソリン（アメリカでは単にGasという）を入れ忘れていたので、急いで給油して、Archesに向かった。





夜明け前の空に浮かぶBalanced Rockのシルエット。５時２９分。


５時４５分ごろWindows Sectionに到着。North Windowの裏側に回りこみ、North Windowの中からTurret Archを撮るポイント（ちょっとした岩棚の上）に移動した。夜明けを待っていると、一眼レフと三脚を下げた写真好きと思しき人たちが、６～７人現れ、テツと同じ撮影ポイントまで登ってきた。早めに着いていて良かった。





朝日に照らされたNorth WindowとTurret Arch（小塔アーチ）。６時１７分撮影。






Double Archの近くの名のないアーチ。ダースベーダーのヘルメットに見える。７時１９分撮影。


７時２０分ごろ、Windows Sectionを出発。Devils Gardenに向かった。






Skyline Arch。７時４３分撮影。


７時５６分、Trail Headに到着。ハイク開始。

８時１２分、Landscape Archに到着。





Landscape Arch。８時１９分撮影。偏光フィルター使用。クリックして拡大可能。


８時３７分、Landscape Archを出発。９時１５分、Partition Archに到着。





Partition Arch。９時１８分撮影。






Navajo Arch。９時４６分撮影。






Black Arch Overlookから眺めたBlack Arch。１０時２４分撮影。






フィン（Fin）と呼ばれる、細長い板状の岩群。戦艦の墓場のように見えた。１０時３５分撮影。


１０時３９分、Double O Archに到着。このアーチは、一回中をくぐって、裏から眺めたほうが格好がよい。





Double O Arch。１０時５４分撮影。


少し休んで、１１時５分ごろ出発。Dark Angelに向かった。





Dark Angel。１１時１８分撮影。


Dark Angelから、Double O Archまで引き返し、Primitive Trailに入った。Primitive Trailは、巨大戦艦のようなFinの間を縫うように続く。このTrail上では、ほとんど人に会わなかった。





名前のついていないアーチ。１１時４５分撮影。






Private Arch。１２時撮影。

Private Archに到着したころには、疲労と暑さで、かなり参っていた。１２時３０分ごろ、道が不明瞭になり、明らかにTrailではない岩下りをする羽目になった。滑落などしたらとんでもないことになっていた。１時８分、Landscape Archの近くで、元のTrailに合流した。






Tunnel Arch。１時２２分撮影。






Pine Tree Arch。１時２６分撮影。


１時４４分、Trail Headに到着した。


歩行距離：7.2 miles = 11.5 km
歩行時間：５時間４８分


Double Archを撮影するために、Windows Sectionまで戻る。Double Archは、テツが最も好きなアーチで、昨日、今日と合わせて３回も行っているのに、未だにまともな写真が撮れていなかった。





Double Arch。２時１７分撮影。






エデンの園。２時４４分撮影。魅力的な名前が付けられているのだが、いまいち絵になる場所を見つけられなかった。


一度Moabに帰り、いつもの中華料理屋で、食事をした（４時～５時ごろ）。

ArchesのVisitor Centerに戻って買い物をした後、６時に、Archesを出発し、Canyonlandsに向かった。

６時５７分、Mesa ArchのTrail Headに到着。１０分ほど歩いて、Mesa Archの下見に行った。このアーチは、日の出の名所なのだが、今の時間に見ると、いまいち冴えない。


７時２５分ごろ、Mesa Archから来た道を引き返し、途中で右折して、Dead Horse Point State Parkに行った。公園の入り口のゲートで本来なら入園料を払わなければならないのだが、日没の時間が迫っていたため、スルーした。８時ごろ、Overlook Pointに到着した。






Dead Horse Pointから眺めたLa Sal Mountains。８時１分撮影。


日没を待っていると、レンジャーのお姉さんが、“入園料払った？”と聞いてきた。かくかくしかじかでまだ払っていないが、帰りに払うと答えると、見逃してくれた。話の分かる人でよかった。






Dead Horse Pointから眺めた日没。８時４３分撮影。


思ったほどの写真は撮れなかった。９時ごろ公園を出発。帰り際に、入園料を払った。１０時ごろMoabに到着した。

ユタ・アリゾナ旅行－１１日目

６時２０分ごろ、Moabを出発。US191を北上し、I70を経てUT24に入り、南下した。７時３８分、Horseshoe Canyonへと続くDirt Roadとの分岐点に到着。意を決してDirtに入った。道の状態は、予想したほど悪くはなく、40 miles/hくらい出せるときもあった。しかし、とにかく長かった。





道をふさぐ牛の群れ。７時５６分撮影。一匹雄牛がいて、じっとこちらの様子を伺っていた。でっかい角をもった雄牛に突進されなどしたら、たまったものではない。すきをついて牛の間を通り抜け、先に進んだ。

８時２２分、分岐点に到着。標識に従い、直進する。しばらく進んだところで、道の脇にウサギがいるのを見つけた。





ジャックラビット。８時３１分撮影。テネシーのウサギと比べると一回り大きく、耳と足が長い。


８時３５分、第２の標識を発見。ここで右折し、８時４０分ごろ、Trail Headに到着した。Moabからここまで、121 miles。２時間２０分かかった。

８時５２分、ハイク開始。Canyonの縁までゆるやかに下った後、崖を急下降して、谷底に下りた。





Horseshoe Canyonの谷底。９時２７分撮影。


Canyonの底の川は、完全に干上がっていて、水は全く流れていない。干上がった川底の砂の上を歩くが、踏ん張りが利かず、思うように進まない。

９時３４分、最初の壁画ポイントである、High Galleryに到着した。





High Gallery。９時４１分撮影。

Horseshoe Canyonには、High Gallery、Horseshoe Shelter、Alcove Site、Great Galleryの４箇所の壁画が存在するが、これらはいずれも、紀元前に描かれたものだという。


９時４８分、第２のポイント、Horseshoe Shelterに到着した。





Horseshoe Shelterの壁画。９時４９分撮影。クリックで拡大可能。






Alcove Siteが見えてきた。１０時１４分撮影。






Alcove Siteの牛男（？）。１０時２４分撮影。






Great Galleryが見えてきた。１０時５１分撮影。






Great Galleryの全容。１０時５８分撮影。






Great Galleryの白眉、聖なる幽霊（Holly Ghost）。１１時８分撮影。






左から２体目の王様のような像は、着色されている。１１時２２分撮影。クリックで拡大可能。






Great Galleryの幽霊たち。１１時２７分撮影。クリックで拡大可能。


１１時４０分ごろ、Great Galleryを出発。ガイドブックによると、少し先に恐竜の足跡があるというので、見に行く。しかし、それらしきものは見つからなかった。１２時ごろ、あきらめて引き返す。

Canyonの底は、午後になると、ますます暑くなってきた。休み休み進んだ。水は、ペットボトル６本で、充分足りた。






Canyonの縁から見下ろしたHorseshoe Canyon（Great Galleryとは逆（北東）方向）。１時２２分撮影。


今日一日、Horseshoe Canyon内で出会った人は、合計７人。うち６人がハイカー。最後の１人は、レンジャー。誰もいないと思って歩いていたときに、急に声をかけられたので、びっくりして飛び上がってしまった。このレンジャーのお姉さんは、なんと、壊れかけた恐竜の足跡の化石を修理しているとのこと。そういえば、テツは、恐竜の骨を発掘する人になりたかったっけ。





パークレンジャーのお姉さん。１時４０分撮影。

レンジャーのお姉さんに聞いたところ、Great Galleryの近くの恐竜の足跡は、洪水（Flash Flood）で埋もれてしまったらしい。さらに、この近くに、もう１個、壊れていない足跡の化石があるという。最初、自分１人で探したが見つからず、結局、その場所まで連れて行ってもらった。それは、Trailのど真ん中にあった。来たときも含めて、２～３回そこを通り過ぎたはずなのに、全く気付かなかった。





恐竜の足跡の化石。１時５１分撮影。


２時４分、Trail Headに到着した。

歩行距離：7.5 miles = 12 km
歩行時間：５時間１２分







Dirt Road沿いの砂丘。２時４３分撮影。


３時２９分、Dirt Road終了。UT24に到着。５時ごろMoabに到着。途中、運転中にとてつもない睡魔が襲ってきたので、一旦free wayを下りて、仮眠をとった。

夜は、一昨日に行った中華料理店にまた行った。また、町でみやげを物色するなどした。

ユタ・アリゾナ旅行－１０日目

５時ごろ起床。部屋でぐずぐずしていたため、出発が５時４５分ごろになってしまった。Arches National Parkに向かう。MoabからArchesの公園ゲートまではものの１０分もかからない。しかし、Archesの公園本体は、昨日のCanyonlandsと同様、台地の上にあり、坂を登って行かなければならない。さらに台地の上に登ってから先も、見所まではそれなりに距離がある。Archesは、地図で見ると小さく見えるが、実際には、日本ではありえないような広大な公園なのだ。
今日の最初の目的はWindows Sectionで日の出の写真を撮る事であった。しかし、車を運転している最中に、日が昇ってしまった。逃がした魚は大きいというが、車の中から見たこの日の日の出は通常以上に美しく見えた。さらに悪いことに、Windowsに着いたとき（６時３０分）には、太陽が雲の後ろに隠れてしまっていた。これで、すっかり意気消沈し、やる気を失ってしまった。
近くのDouble ArchとBalanced Rockを見た後、公園入り口脇のVisitor Centerに戻った。行き先の候補の１つであったLa Sal Mountainsの情報収集を試みる。使えそうな地図を発見した（購入せず）。レンジャーから話を聞くべきだったが、やる気が起きず、そのまま退散。旅行１０日目ともなると、体が疲れているだけでなく、心が弱っている。おとなしくホテルに戻り（１０時ごろ）、午後まで寝て過ごした。

４時４５分ごろホテルを出発し、再度Archesに向かった。





Park Avenue View Point。５時１３分撮影。右側の岩壁のＶの字が、Vandyのロゴに見える。






Balanced Rock。５時４４分撮影。


Double Archにも再度寄った後、６時５０分ごろ、Trail Headに到着。すぐにハイク開始。歩き始めてすぐに橋を渡る。渡りきったところで左の小道に入り、ネイティブアメリカンの壁画を見に行った。





Ute族の壁画。７時２分撮影。

この壁画は１６５０～１８５０年ごろに描かれたものらしい。比較的新しい壁画といえる。

元の道に合流し、先へ進む。途中、巨大な一枚岩の上を延々と歩く。日を遮る物が全くないので暑い。７時４１分、デリケートアーチに到着。さすがに人が多いが、隙を突いて、気に入った撮影ポイントを確保した。





Delicate Arch。８時１５分撮影。






Delicate Arch。８時３３分撮影。日が沈むにつれてアーチの赤みが増す。しかし、今の季節には、太陽が背後の岩の後ろに沈むため、アーチの下が岩の影に覆われてしまう。

もう一点、Delicate Archの撮影において困ったことは、”観光客”たちが、入れ替わり立ち代り、アーチの真下で記念写真を撮ることである。写真で見るとサイズが分かりにくいが、Delicate Archはかなり大きい。したがって、よほどの広角レンズを使わない限り、間近からアーチをファインダー内に収めることは難しい。つまり、アーチの真下で記念写真を撮っても、ろくな写真にならないのだ。それにもかかわらず、家族連れやらカップルやらが続々とアーチに近付いて行くのにはいい加減いらいらさせられた。ところで、こういう状況において、アメリカ人（この時期のユタの国立公園には、ヨーロッパ人のほうが多いかもしれないが）の”空気読めない”っぷりには本当に閉口する。他の人が写真を撮りたかろうが、”そんなの関係ねー”。日本人の遠慮深さはこういう場合にはプラスに働くはずなので、そういう意味においては、美徳だ。





Delicate Arch。８時５９分撮影。


９時５分ごろ、さすがに暗くなってきたので、引き返す。９時３０分ごろ（？）Trail Headに到着。１０時１５分ごろ（？）、Moabに到着。Wendy’sのハンバーガーを買ってホテルで食べた。いまいちだった一日にふさわしい夕食だ。

ユタ・アリゾナ旅行－９日目

５時４５分ごろ、寒くて寝てられなくなり、起床。６時３６分、日が昇ると同時に虫が襲いかかってきた。急いで車に乗り込み、出発した。

当初の予定では、今日は夜明けとともに出発して、Horseshoe Canyonに直行し、ハイキングをした後、Moabまで行くことになっていた。Capitol ReefのCedar Mesa CampsiteからMoabまでは158 milesある。ところが、ChuckとStevenが、テツの車のタイヤの空気が減っていると言い出した。このため、予定を変更し、まずTorreyの町まで引き返して、車のメンテナンスを行うことにした。





Cedar Mesa Campsiteへと続くDirt Road。７時１４分撮影。


８時ごろTorreyの町に到着。ガソリンスタンドでタイヤに空気を入れた。その後、Chuck達と共に、町中の喫茶店に行き、コーヒーを飲んで“ゆっくり”した。こういう時間の過ごし方も、アメリカらしくて良いものだ。喫茶店は、売店も兼ねていて、気に入ったTシャツも見つけた。９時２０分ごろ、出発。ここでChuck達と別れ、以後は、一人旅となった。Chuck達は、Cabinに戻った。

もはや急いでも仕方が無いので、Capitol Reefでもう少し写真を撮ることにした。





Fruitaの納屋。１０時１分撮影。


１０時３５分ごろ、Capitol Reefの東境を越える。そのままUT24に沿って東進した。Capitol ReefからHanksvilleまでは、荒涼とした砂漠地帯が続く。





ユタ２４号線の風景。道の両側に盛り上がった灰色の岩山が、日本によくある工事現場を髣髴とさせる。しかし、こんなところで、公共事業など行われているはずもない。１０時４３分撮影。






UT24とCoal Mine Rd（６６５０号線？）との分岐点から、北方向（？）の眺め。雲が垂れ下がっているように見えるところでは、雨が降っている。１１時１分撮影。


Hanksvilleで左折して、北上する。途中で雨が降った。１１時４８分、Horseshoe Canyonへと続くDirt Roadとの分岐点に到着。位置をGPSに登録して先に進む。わずか0.6 miles先で、Goblin Valley State Parkへの道との分岐点が現れた。ここで左折して、Goblin Valley State Parkに向かう。すぐに公園に到着するかと思いきや、結構な距離を走らなければならなかった。１２時１０分、Goblin Valleyに到着。ゲートでお金を払って、谷を見晴らすObservation Pointへと移動した。ランチ休憩の後、谷底に下り、小鬼のような、きのこのような岩がごろごろ立っている間を歩き回った。






トカゲの頭のような岩。１時８分撮影。






高台から見晴らしたGoblin Valley。１時２０分撮影。


谷の奥へ奥へと進んでいくと、通れる道がだんだん狭くなり、傾斜もきつくなる。断崖の間の川を遡るような感じだ。今日はハードに歩くつもりはなかったので、適当なところで引き返した。






きのこ岩の額縁の中のWild Horse Butte。２時３分撮影。


車まで戻る途中、急にお腹が痛くなった。こういうことが起こると、楽しい旅が修羅場に変わる。






３匹のゴブリン。２時３８分撮影。


Visitor Centerに寄った後、３時ごろ、Goblin Valleyを出発した。





Goblin ValleyからUT24に戻る途中の風景。３時１０分撮影。


UT24まで戻った後左折し、北上する。I70にぶつかったところで右折し、I70を東進した。ユタのfree wayは、制限速度が75 miles（テネシーは70 miles）だ。33 miles（約３０分）走ったところでI70を下り、国道１９１号線（US191）を南下する。20 miles（約２０分）走ったところで、Canyonlands National Parkへ続くユタ３１３号線（UT313）との分岐に到着した（４時ごろ）。Horseshoe Canyonの情報が欲しかったので、CanyonlandsのVisitor Centerまで行ってみることにした。分岐点からCanyonlands National Parkの入り口までは19 milesだが、途中、台地の縁の崖沿いの道を登っていかなければならない。道がうねっていて、スピードが出せない。公園に着くまで、４５分くらいかかった。

４時４５分ごろ、Visitor Centerに到着。レンジャーのおばちゃんに、False KivaとHorseshoe Canyonに関する情報を求めた。

False Kivaに関しては、Route findingが相当難しく、ほとんどの人が迷って辿り着けないため、止めたほうがよいと言われた。レンジャーのおばちゃん自身も、前回行ったときは迷ってしまったらしい。また、False Kivaに行くためのtipsが書かれた紙を見せてくれたが、これはコピーを取る事も、写真を撮ることも許可されなかった。砂漠で無茶をしたくはないので、False Kivaに関してはあきらめることにした。

Horseshoe Canyonについては、壁画が最高に美しいのでぜひ行くべきだと言われた。ただし、Horseshoe Canyon内は、非常に暑いので、とにかく水をたっぷり持っていきなさいとのことであった。Dirt Roadに関しては、普通車でも通行可能と言われた。

５時３０分ごろ、Canyonlandsを出発。US191まで戻り、右折して南下し、Moabに向かう。６時３０分ごろ、Moabのホテル（River Canyon Lodge）に到着した。

Kroger系列のスーパーで必要なものを買った後、町の中の中華料理屋で夕食を食べた。

ユタ・アリゾナ旅行－８日目

今日は、Chuck一家（Beckyを除く）と共にCapitol Reef National Parkに行く。Duck Creek VillageからCapitol ReefのVisitor Centerまでは164 miles離れている。

７時１５分ごろ、まずは一人でBryce Canyonに向かった。８時１３分に到着。２日前と同様、Sunrise、Sunset Point周辺を歩いた。花を何輪か見つけた。後は、Prairie Dogを眺めて時間を過ごした。９時にVisiter CenterでChuckと落ち合い、ユタ１２号線（UT12）を、Capitol Reefに向かって走った。

１０時３０分ごろ、Escalante Petrified Forest State Parkに到着。約１時間かけてPetrified Forest Trailを１周した。





化石化した木。１１時２２分撮影。






鮮やかな色をした、化石化した木の表面。１１時１５分撮影。


１１時３０分ごろ、出発。Escalanteの北は、風光明媚なUT12の中でもハイライトといってよいだろう。特にBoulderの周辺は、地形が複雑で、おもしろい景観が多かった。Chuckが先を急いでいたので、写真撮影のためゆっくり停車することができなかったのが残念だ。





Boulderの近くの風景。１２時１０分撮影。


１時３５分、Capitol Reefの西の入り口に到着。まずは、Panorama Pointに行った。





ねじ曲がった木。Panorama Pointにて。２時３分撮影。


２時１５分ごろ、Visitor Centerに到着。情報等を収集した。FruitaのCampsite付近でランチのため休憩した。３時２０分ごろ、出発。１時間ほどかけて、Scenic Driveを往復した。未舗装路には入らなかった。

Capitol Reefは、公園としてほとんど整備されていない。崩れかけた崖や岩山がただ延々と続いている。ZionやBryceのような分かりやすい“目玉”がないので、比較的マイナーな公園だと思うが、この手付かずの荒々しさを実際に目にすると、その迫力に圧倒される。“手付かず”のおかげで問題なのは、多くの道路が舗装されていないため、公園の北にあるCathedral Valleyなど、おもしろそうなポイントに行くことが難しいことである。4WD車でないと、辿りつけないらしい。

４時３０分ごろ、FruitaのCampsiteでキャンプ用の水を確保し、Cedar MesaのCampsiteに向かう。途中で、インディアン（Native Americanと呼ぶ方が適切）の壁画（Petroglyphs）を見た。





Fremont族の残した壁画。４時４５分撮影。

Fremont族は700~1300年ごろ、ユタ州とその周辺に住んでいたらしい。ということは、この壁画は700~1300年前の遺物ということになる。

ここで、豆知識。
"Pictographs (painted) and petroglyphs (carved or pecked) are depictions of people, animals and other shapes and forms left on rock surfaces."


５時ごろ出発。東進して一度公園を出た後、すぐに右折して、Notom-Bullfrog Roadに入る。10 miles走ったところで道が未舗装路（Dirt Road）となる。

アメリカのDirt Roadを甘く見てはいけない。がたがた道だから、揺れるだけではない。大きな石があったり、道がおおきくえぐれていたり、深いわだちのあとが残っていたり、いつ車が壊れてもおかしくない。しかも、これは後で知ったことだが、Dirtで車が壊れると、保険が下りないらしい。道がぬかるんでいるときには、絶対にDirtに侵入してはならない。

Dirtを11.5 miles走って、６時ごろCedar Mesa Campsiteに到着した。車から降りると、おびただしい数の虫が襲い掛かってきた。蚊より小さい羽虫で、噛み付くのか、ちくちくする。まず虫除けスプレーをかけるが効果がない。急いで長袖長ズボンに着替える。顔に群がってくる。頬かむりをする。息苦しい。結局、じっとしていると虫がまとわりつくので、あっちをうろうろ、こっちをうろうろと、キャンプ場の中をうろうろ徘徊するしかなかった。そうこうしているうちに、NoahとBenが面白いものを見つけた。





蛇に飲まれかけているツノトカゲ(Horned Lizard)。６時２３分撮影。






ヒマワリの一種？キャンプサイト周辺にたくさん咲いていた。６時５６分撮影。


再び蛇のいた場所を通りかかると、蛇は消えていて、トカゲがぼーっと立っていた。





ツノトカゲ(Horned Lizard)。７時１２分撮影。

このトカゲは、突っついてもそんなに早く走れない。捕まえて、顔写真を撮らせてもらった。





ツノトカゲ(Horned Lizard)の顔。７時４９分撮影。

後で知ったことだが、砂漠にいるトカゲは、極限環境に生きているため、むやみに追い掛け回したりすると、エネルギーを浪費して弱ってしまうらしい。このトカゲには悪いことをしてしまった。反省している。






夕日に照らされたStrike Valley。８時２３分撮影。クリックで拡大可能。






夕暮れ時のHenry Mountains。８時３１分撮影。


８時４０分ごろ、日没。日没と同時に薪に火をつけた。虫もようやくいなくなった。





キャンプサイトにて。９時２８分撮影。


日が沈んだあと、真っ暗なキャンプサイトを何かが走り回っていることに気付いた。ネズミのような生き物だ。





カンガルーラットの一種と思われる生き物。１０時７分撮影。


１１時３０分ごろ、地面の上に毛布を敷いて、寝袋の中に入って就寝。テントは使用しなかった。寝るときには特に寒いと思わなかった。

ユタ・アリゾナ旅行－７日目

７時ごろDuck Creek Villageを出発し、Pageに向かった。Duck Creek VillageからPageまでは124 miles。ユタ時間で９時４０分（アリゾナ時間で８時４０分）にPageに到着した。Roger Ekis' Antelope Canyon Toursの１１時のツアー（＄３２）を予め予約してあった。オフィスに行って、予約の確認をし、チケットを受け取る。時間があったので近くのPowell Museumに行ってみた。大した展示物はなく、がっかりした。１１時少し前にオフィスに戻ると、ものすごい人だった。ツアー用のバスに乗って、Antelope Canyonへ向かう。バスといっても、オフロード用の大きなジープの荷台が座席に改造されているだけの代物だ。このバスで砂漠の中を猛スピードで走る。ジェットコースターみたいでおもしろいと言えなくもないが、もっとゆっくり走ってほしい。１０分ほどでCanyonの入り口に到着（１１時５０分ごろ）。目の前の崖に開いた割れ目の中に入って行った。

Canyonの中は狭い。にもかかわらず、ものすごい数の人がいる。ツアーでは、同じバスに乗っていた人たちが１つのグループを作り、１つのグループに１人のナバホ族のガイドが付く。ガイドは、写真撮影ポイントに来ると、まず一通り説明をし、今から写真を撮りますと、宣言する。そして、皆にカメラの用意をさせ、その一帯を通行止めにし、上から差し込んでくる光の線の中に砂を投げ入れ、その光景を写真に撮らせる。しばらく待って”みんな写真撮った？”と聞いて、”もう一回”と言う声が上がらなければ、先に進む。基本的には以上のような流れでCanyonの奥に進んでいくが、その過程でグループはだんだん散り散りになる。ガイドに自分の顔を覚えさせて、かつそのガイドにしっかり付いていくとよいと思う。





Antelope Canyon。１１時５９分。






Antelope Canyon。１２時３０分。






逆さモニュメントバレー。１２時３１分。






Antelope Canyon。１２時３３分。

Antelope Canyonを歩いているときに大変なことが起こった。写真を撮ろうとした際にカメラが目に当たり、コンタクトレンズが外れてしまったのだ。この時点では、コンタクトレンズは目の端にくっついていたので確保することができた。ここで、コンタクトレンズをはめ直そうとしたのが悪かった。この試みは失敗し、レンズが下に落ちてしまった。テツは、パニックに陥ったが、正しい選択をした。隣の人に助けを求めた。”あなたの助けが必要です。コンタクトレンズを落としてしまいました。探すのを手伝ってください。”助けを求めた女性と、その連れの男性が探してくれた。男性は、なんと懐中電灯を持っていて、見事、レンズを見つけてくれた。命の恩人に匹敵する。お礼を言った後、レンズは布にはさんで安全なところに保管した。というわけで、この後Pageに戻るまでは片目だった。

１２時３９分、Canyonの反対側に出た。ここから引き返す。１２時５５分、たった１５分で入り口に戻ってきた。

Pageの町に戻った後、町の中華料理店（一品香大飯店）で昼食をとり、Walmartで明日以降の飲料、食料を購入した。その後、Pageの町から南に2 milesのところにある、Horseshoe Bendに行った。

３時３３分、駐車場から歩き始め、３時５４分、Horseshoe Bendの崖の縁に到着した。道中は暑かった。断崖の縁には、柵も何も無い。これはアメリカのいいところだが、崖に近づくと、相当怖い。





Horseshoe Bend。３時５９分～４時撮影。画像５枚からパノラマ合成。クリックで拡大可能。

４時２０分ごろ、駐車場に戻り、帰途に着く。途中、Lake Powellの展望台に立ち寄った。Lake PowellからKanabまでの間は、地形的におもしろい箇所もあるが、下の写真のように平坦な大地が続いているところもある。こういうところでは、睡魔に襲われる。





国道８９号線からの眺め。６時５４分（ユタ時間）撮影。

８時４５分ごろ、Cabinに到着した。

ユタ・アリゾナ旅行－６日目

７時ごろ（？）起床。Chuck家の人々は、１０時ごろ（？）起きてきて、１２時ごろCabinを出発した。先に１人で出発すればよかった。１時３０分ごろZion Visitor Centerに到着。Shuttle busで、Temple of Sinawavaへ。２時４５分ごろ、Hike開始。





金のオダマキ（苧環、Columbine）。２時４９分撮影。


２時５８分、舗装路の終点に到着。ここから川の中を歩く。Beckyはここでリタイア。川はしばらくは浅いが、１０分くらい歩くと、深みがあり、どうしても腰まで浸かる。水着で来なかったことを後悔した。水の底は、それほどすべらないが、水が濁っていて足元が見えない。さらに水の流れはそれなりに速い。ここでトレッキングポールが大活躍した。１本はChuckに貸してあげた。これだけの悪条件にもかかわらず、相当な数の人が水の中を歩いていた。実際、このHikeはとてつもなく楽しい。こんなHikeをこれまでに経験したことがないというのもあるが、子供の頃の水遊びをなんとなく思い出して心が和むのかもしれない。





Narrows。３時４７分撮影。






Narrows。４時２３分撮影。


４時３８分、支流のOrderville Canyonとの分岐点に到着した。





Narrows。４時４０分撮影。






Orderville Canyon。４時４４分撮影。


時間的に限界と判断し、ここで引き返した。





Narrows。５時２５分撮影。


引き返す途中、テツの前を歩いていた男性が川の中で尻餅をつき、背中のザックに吊るしていたカメラが水に浸かった。ケースに入れていたようだが、おそらく壊れただろう。同様に、川歩きが終了する直前、Chuckも転倒し、カメラがお釈迦になった。テツは、カメラは防水バッグ（Dry Bag）に入れた上で、ザックに入れ、川の中を歩いているときには、ザックから出さなかった。上の写真は、川岸に上がった後にザックから出し、三脚を立て、撮影したものである。面倒くさかったが、絶対にカメラを壊したくなかったので、仕方がない。６時１０分ごろ、川歩き終了。





近寄っても全く動じないリス。毎日どれだけの観光客からエサをもらっているのか。６時１４分撮影。

６時２０分ごろ、バス停に到着。

歩行距離：~5.6 miles = ~9.0 km
歩行時間：３時間３５分。


Big Bendのバス停でChuck達と別れ、下車する。そのままVisitor Center方向に歩き、Weeping Rockのバス停との間にあるView PointからThe Great White ThroneとThe Organを撮影した。





The Great White Throne（左奥）とThe Organ（中央）。６時４０分撮影。HDR合成画像。


View PointからWeeping Rockまで川沿いのTrailを歩いてみたが、ハエのような虫が足にまとわりつき、しかも噛みついてきた。Weeping Rockから再度バスに乗り、次はCanyon Junctionで下車。ここからVisitor Centerまで、Virgin River沿いの舗装されたTrailを歩いた。





The Watchman。７時５３分撮影。


８時２４分、Zionを出発。この日は、夕焼けがきれいだった。１０時ごろ、Cabinに戻った。

ユタ・アリゾナ旅行－５日目

３時起床。Chuck一家は例によってぐうぐう寝ている。４時１５分ごろにCabinを出発し、Bryce Canyon National Parkに向かった。Duck Creek VillageからBryce までの距離は、49 miles 。Duck Creek VillageからLong Valley Junctionまでの山道（UT14）を走っている間に、計約１０頭の鹿と遭遇した。そのうち１頭の子鹿（Fawn）は、路上でヘッドライトに照らされてしばらく動けず、その後、路上を車の進行方向に逃げ始めた。結果的に、車で子鹿を追いかけているような格好になってしまった。
５時２０分ごろBryce Canyon National Parkに到着。Sunset Pointにて夜明けを待った。日の出前だったが、西空の満月のおかげで、周囲は明るかった。





月光に照らされたBryce Canyon。５時３２分撮影。






Bryce Canyonの夜明け。６時２５分撮影。
上の写真は、デジタル露出を上げてRAW現像を行った画像を、元の画像とHDR（High Dynamic Range）合成して作成した。






朝日に照らされたBryce Canyon。６時３０分撮影。


Sunset PointからSunrise Pointまで写真を撮りながら移動した。７時４５分ごろ、ようやく気が済んだところで、Visitor Centerに移動し、展示物を見たり、ギフトショップをうろついたりして時間をつぶした。９時３０分、Visitor Centerでチャック一家と落ち合う。その後、Chuck、Becky、Adam、テツのメンバーでNavajo/Queens Garden Combination Trailを歩いた。９時５５分、Sunset PointからHike開始。





Wall Streetへと下るTrail。この時間になると、山のように人がいる。１０時１２分撮影。






屏風のような岩壁。１１時１０分撮影。






今にも落ちそうなBalanced Rock。１１時２４分撮影。


１２時１５分ごろSunset Pointの駐車場に到着した。

歩行距離：2.9 miles = 4.6 km
標高差：580 feet = 177 m (7420’ to 8000’ = 2438m)
歩行時間：２時間２０分

ランチを食べた後、先ほど見逃したNavajo Trail上のHoodooを見に行った。





Thor’sとThree Sisters。１２時４３分撮影。


その後は、Becky、Adamと共に、一足先にCabinに帰った。帰る途中、公園内のUT63沿い、Sunset Pointから北上して最初に左に分岐する角でPrairie Dogを見つけた。





Prairie Dog。１時６分撮影。


夕方、Chuckが夕日を見に行こうと言い出したので、一緒に行った。CabinからUT14に出て東にしばらく走り、右折してStrawberry Point Rdに入る。未舗装路を8.8 miles走り、８時３０分ごろ、Strawberry Pointに到着した。





Strawberry Pointからの眺め。８時３７分撮影。


Cabinに戻った後、Chuckと翌日の予定について話し合った。
テツ“明日はZionでNarrowsを歩こうと思う。Chuckはどうする？”
Chuck“今日歩いて疲れたから、明日は１日ゆっくりするよ。”
テツ“え？ゆっくりするって？”
Chuck“Cabinで１日ゆっくり過ごすよ。”
テツ“……Really ?”

言っておくが、Chuckはlazyな人間ではない。日々ばりばり仕事をこなしている。これがアメリカ人の休暇の過ごし方なんだろう。

その後、Chuckは考えを変えて、テツと一緒にNarrowsに行くことになった。ただし、朝はゆっくり出かけるらしい。テツも、さすがに疲労が蓄積していたので、明日はChuckと一緒に出かけることにした。

ユタ・アリゾナ旅行－４日目

３時起床。当たり前だが、Chuck一家は熟睡中。４時１５分ごろにCabinを出発し、５時４５分ごろ、ZionのVisitor Centerに到着。しかし、Backcountry Deskの前にはすでに、６人ほど人がいた。聞くと、皆SubwayのPermission取得のために来ていて、最初の人が１５（？）人分、次の人が４（？）人分必要らしい。Permissionは１日当たり２０人分しか取れないので、この様子だと取れる可能性は０に等しい。がっかりしたが、オンラインで事前予約（これは別枠で、６０人分あるようだ）した人がキャンセルしている可能性もあるのでとにかく窓口が開くまで待つことにした。すると、窓口が開く直前に、キャンセルしたいという人（中国人のように見えた）が現れ、結局、今日、明日のどちらのPermissionも取得可能となった。今日のPermissionを取得した。

一度Parkを出て、Virginの町まで行き、右折して、Kolob Terrace Roadを進むと、Left Fork Trailheadに着く。

８時５２分、Hike開始。２０分ほど平坦な道を歩いた後、急斜面を下り、Left Forkの谷底に下る。ここから川に沿って上流に向かう。川岸のTrailは、しばしば川を渡ったり、突然消えたりし、Route Findingが難しい。しかも、障害物を越えるために急斜面を登ったり下ったりすることもあり、渓谷自体の傾斜がほとんどないにもかかわらず、体力を消費した。途中に恐竜の足跡があるはずなので注意していたが、一向に見つからない。通り過ぎてしまったかと思っていた。すると、突然道の真ん中にリスが出現した。このリスにあった場所から数歩歩いたところに恐竜の足跡があった。





恐竜の足跡。帽子は”Size Standard”。１０時２１分撮影。


恐竜の足跡から約１時間歩くと滝が現れ、ここから先は、川の中を歩かざるを得なくなる。１１時２４分、Subwayに到着した。





Subwayの核心部の丸い水溜り。１１時４４分撮影。


Subway核心部の一番奥には”隠れた”滝があるが、ここに行くためには、へそまで水に浸からなければならない。水着を用意しておくこと。





”隠れた”滝。１２時１３分撮影。






Subwayの核心部。１２時２５分撮影。






Subwayの核心部。１２時２６分撮影。


ガイドブックに載っていたほどの写真は撮れなかった。もう数時間早く到着すべきであった。

１時２７分、来た道を引き返す。周囲には、Left Fork上流からやってきたガイド付きツアーの人たちがたくさんいた。





赤い滝。２時２１分撮影。


ガイドツアーの人たちを見ていると、川岸のTrailなど全く無視して、川の中をざぶざぶ歩いていた。道理で川岸のTrailがときどき忽然と消えるわけだ。川の中を歩くほうが、気持ち良いし、簡単だ。４時２０分ごろ、川から離れ、斜面を登った。今回のようなCanyoneeringの場合、山とは逆に、最初に下って、最後に登ることになるので、最後がつらい。





斜面の上から振り返って眺めたLeft Fork。４時３６分撮影。


４時５０分、Trailheadに到着した。

歩行距離：10 miles
歩行時間：６時間






Cabinに戻る途中に撮影したCheckerboard Mesa。７時３６分撮影。






ユタ９号線からの眺め。７時５２分撮影。


９時ごろCabinに戻った。

ユタ・アリゾナ旅行－３日目

４時に起床。Chuck一家は熟睡しているのでなるべく静かに準備をして、５時１５分にCabinを出発した。Zion National Parkに向かう。Duck Creek VillageからZionのVisitor Centerまでは、58 miles。Zionの東のゲートまで１時間、そこからVisitor Centerまで約３０分かかった。

まず、Zion Human Histry Museumに行く。ここは、自家用車の乗り入れ可能。





博物館の前にいたMule Deer。６時４４分撮影。

Museumの裏に回り、Towers of the Virginを眺める。





朝日に照らされたTowers of the Virgin。６時４８分撮影。

７時にBackcountry Desk（キャンプサイト等の予約窓口）が開くので、Visitor Centerに移動する。窓口の前には、２０～３０人くらいの人が並んでいた。翌日（月曜日）のSubwayのPermissionを取りたかったが、既に満員とのことで、取得できない。今日（日曜日）のPermissionはまだ残っていると言われたが、最初のHikeでSubwayは危険と判断し、翌日に、翌々日のPermission取得にチャレンジすることとした。これにはかなり気落ちした。

気を取り直して、シャトルバスに乗り、The Grottoまで移動。West Rim Trailに挑戦する。９時ごろHike開始。





Virgin RiverのRiver Sideから見上げたAngels Landing。９時１２分撮影。

舗装された急傾斜のTrailを登り、１０時３６分、Angels Landingとの分岐点に到着。West Trailに進む。Trailは、左手のCathedral Mountainを回り込むように続く。





巨大なCathedral Mountain。１１時３２分撮影。

強烈な日差しが照りつける、岩場の上を延々と歩く。前方に断崖と滝が出現し、この断崖の上に登ると、Trailの分岐点に到着した（１時４２分）。最後の断崖沿いのジグザグ坂は相当きつかった。分岐点の近くに小さな泉（Cabin Spring）があったが、とても飲めるような水ではない。休憩後、来た道を引き返す。３時４５分ごろ、Angels Landingとの分岐点に到着。体力・気力・水の全てが尽きかけていたが、Angels Landingに向かった。Angels Landingまでは、両側が切れ落ちた狭い断崖の上のTrailを歩く。とにかく怖い。こんなTrailが一般に開放されているとは、狂気の沙汰としか思えない。途中、５ｍほどだが、鎖がついていない箇所があり、ここでは本気で引き返すことを考えた。あまりに危険なため、カメラはザックの中に収納して歩いた。このため、途中の写真はない。４時３８分、Angels Landingの頂上に到着した。





Angels Landing頂上からの眺め。４時５０分撮影。

Angels Landingからの下りは、登りよりもさらに怖ろしいので、行く人は心しておく事。分岐点から先は、ゆっくりと下った。もう足が、がたがただった。





サボテンの花。５時３５分。

６時３０分ごろ、Grottoのバス停に到着した。

歩行距離：10 miles
標高差：2400 feet = 732m (4320' to 6720' = 2048m）
歩行時間：９時間３０分


８時半ごろ、Duck Creek VillageのCabinに戻った。