テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

Tetons&Yellowstone旅行(13日目)

2010-09-21 | 旅行
4時20分起床。5時にホテルを出発。10分ほどで空港に到着し、レンタカーを返却した(Thriftyのエリアに適当に駐車して、鍵をDrop boxに投入しただけ)。13日間の走行距離は、1938 milesだった。

7時13分の便で親がSan Franciscoに向けて出発。テツは9時45分にSalt Lake City出発。10時5分、Las Vegas到着。次の飛行機が遅れ、11時30分発のところが、12時25分発となった。17時45分、 Nashvilleに到着。S野さんに迎えに来てもらって、帰宅した。その後、S野さん邸で夕食までご馳走していただいた。S野さん、Yしえさん、ありがとうございました。

追記:5月にYellowstone旅行に行ったOぎ野さんに、旅先で集めたパンフレットを送って頂いた。また、7月に行ったT木さんにも話を聞かせてもらった。大変参考になった。ありがとうございました。


さて、今回の旅行の感想。

Tetonsでは、写真も、ハイキングも、Mooseとの出会いも、全てが完璧だった。TetonsからYellowstoneに移動するとき、このままYellowstoneに行かずに帰るとしても充分満足だと思った。両親も同感だと言っていた。
Yellowstoneへは、オオカミを見るために行った。そして、オオカミを見ることができた。他にも、Yellowstoneで見ることができる動物は、概ね写真に収めることができた。これ以上ない、大成功の旅行だったと言える。
あえてやり残したことを言うなら、雄のMooseと、Bighorn sheepを見たかった。Bighorn sheepは、去年も見れなかったので、少々悔しい。
今回は、張り切りすぎて、体調のピークが旅行に行く前に来てしまい、旅行中は、コンディションがあまりよくなかった。このため、特にYellowstoneで、あまりハイキングをこなせなかった。次回は、Lamar ValleyやHayden Valleyのトレイルを歩いてみたい。
今回の旅行中は、1回も雨に降られなかった。特にYellowstone旅行中は空気が非常に乾燥していて、のどがおかしくなり、最後はとうとう体調を壊してしまった。ナッシュビルに帰った後、本格的に風邪を引き、1ヶ月以上、体調が悪い状態が続いた。次に行くときは、乾燥対策が必要だ。
今回の旅行では、見たいものは見れたし、やるだけのことはやった。完全に燃え尽きた。今後当分、旅行には行かなくてもよい(むしろ行きたくない)。



後に続く人のために

旅行時期について

今回は、角の伸びきったElk・Mooseを見たかったため、9月中旬を選んだ。この時期は、雪が積もるほど寒くなく、かつ観光客が比較的少ないというメリットもある。高山植物の花や残雪を狙うなら7月、紅葉を狙うなら9月下旬から10月初旬がよい。7月はアメリカ人のholiday seasonであり、相当な混雑が予想される。8月は日本人が多そうだ。9月下旬をすぎると、Villageや道路の多くが閉鎖され、行動範囲が狭くなる。


宿泊場所について

Tetons:
今回宿泊したColter Bayは、比較的安く、しかもVillageの設備が整っているため、推薦する。Jackson Lake Lodgeや、Jenny Lake Lodgeは、値段が高いが、ロケーションは魅力的である。Jackson Holeには宿泊施設・レストランが多数あり、値段も安そうだが、ViewpointやTrailheadから少し遠い。

Yellowstone:
Lake Lodge Cabinは高かったが、快適だった。Canyon Villageも(宿泊はしていないが、見た感じ)よさそうだった。この2箇所はWildlife Watchをメインに考える場合、ロケーションがよい。Mammothは、安い以外にメリットがない。Cabinにbathroomが付いていないことと、レストランで1時間近く待たされることが特に不便だった。Old Faithfulは、温泉めぐりをメインに考えるのであれば、ロケーションがよい。動物が比較的少ないエリアなので、Wildlife Watchには不向き。今回は9月中旬の宿泊予約を4月24日に行った。この時点で、Old Faithful Innの予約は8割がた埋まっていた。Roosevelt Lodgeも取れなかった。実際に旅行したとき、周囲のcabinやキャンプサイトはほとんど満室のように見えた。したがって、予約なしの飛び込みで部屋が取れる可能性はきわめて低いだろう。公園外に泊まるのであれば、West Yellowstoneになるが、どこに行くにしても遠く、あまりよい選択とは言えない。


過ごし方

Tetons:
日の出から2時間程度は写真撮影、日中はハイキング、日没前後30分はワイルドライフウォッチがスタンダード。

Yellowstone:
動物メインなら、日の出・日没の前後1時間をWildlife Watchに割き、残りの時間は、ハイク等に費やす。滝や温泉などをメインにするなら、それぞれのロケーションに応じて、適切な時間に訪れる。例えば、Lower Fallsは、夏場のみ谷の底まで日が差し込み、10時半ごろに行くと虹が見える。Geyserメインの場合は、噴出時間を調べる必要がある。噴出予想時間には幅があるので、忍耐が必要。


ハイキングについて

Tetons:
Hwy191からの眺めが既に絶景ではあるが、山の奥に入れば入るほど絶景度が上がる。山に登るトレイルは、傾斜が急で、きつい。いきなり高度を上げると高山病の症状が出ることがあるので注意する。山に登らず、湖畔のトレイルを歩くのも楽しい。

Yellowstone:
温泉を巡る木道トレイルはちょろいが、その他のトレイルは、距離が長いものが多い。野生動物との遭遇が予想されるトレイルについては、ビジターセンターで最新情報を入手しておく必要がある。山火事も起こりうる。


動物について:
Tetons:
Mooseに関しては、Yellowstoneより遭遇確率が高いと言われている。オオカミ・熊も生息しているが、遭遇率は低い。

Yellowstone:
オオカミを見るなら、Lamar ValleyかHayden Valleyに行く。GrizzlyはYellowstone Lakeの近くに多い。


参考書籍について

地球の歩き方 アメリカの国立公園(ダイヤモンド社)
TetonsとYellowstoneでは、何の役にも立たない。邪魔になるだけなので、持って行かないほうがよい。

U.S.A.ナショナルパークハイキング案内(山と渓谷社)
日本語で書かれたガイドブックの中では、最も役に立つ。写真がきれいで、紹介されているトレイルを歩いてみたくなる。

Yellowstone Treasures (by Janet Chapple)
Yellowstoneおよびその周辺に関する詳細なガイドブック。この本を上回るガイドブックはあり得ない。Yellowstone旅行中、常に手元に置いて、何度もチェックした。

Photographer’s Guide to Yellowstone and the Tetons (by Joseph K. Lange)
Yellowstoneより、Tetonsで役に立つ一冊。Tetonsの写真撮影ポイント(=絶景ポイント)が、丁寧に記述されている。Tetonsにいる間は、常に座右に置いていた。

Top Trails Yellowstone & Grand Teton Must-do Hikes for Everyone (by Andrew Dean Nystrom)
2009年に出版された新しいハイキングガイドブック。紹介されているトレイルの良し悪しは判定できないが、地図に動物出現ポイントや、絶景ポイントが記載されていて、見やすく、使いやすい。各トレイルの特徴が、一覧表で比較できる点もよい。

Hiking Grand Teton National Park (by Bill Schneider)
Falcon Guideの中の一冊。Backpack Trailも紹介されているので、上級者向け。ほとんど使わなかった。

Watching Yellowstone & Grand Teton Wildlife (by Todd Wilkinson)
YellowstoneおよびTetonsに生息する動物、および出現エリアについて書かれている。出現エリアに関する記述は、必ずしも的を得たものではないが、何らかのヒントは得ることができる。ただし、買うほどのものかどうか、少々疑問。

National Geographic Park Profiles Yellowstone Country
1997年刊の古い本。写真もそれほどimpressiveなものはない。

National Geographic March 2010
Wolf Warsという題で、オオカミ特集が組まれている。Yellowstoneにオオカミが再導入された経緯と現状、問題点などが記述されている。写真もすごい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(12日目)

2010-09-20 | 旅行
6時ごろ起床。朝から頭痛がした。6時半ごろ、ホテルのレストランで朝食。明らかに体調がおかしく、全く食欲がなかった。






Old Faithful Innの内部。8時2分撮影。


8時5分ごろOld Faithful Inn を出発して、Upper Geyser Basinのハイキングを開始した。寒かった。






Old Faithful Inn。8時20分撮影。






Belgian Pool。8時45分撮影。C-PL filter使用。






Morning Glory Pool。9時12分撮影。C-PL filter使用。

確かに色はきれいだが、木道の手すりが水面に反射して写りこんでしまった。写真撮影に適さない時間帯に来てしまったようだ。






Castle Geyser。9時49分撮影。C-PL filter使用。ちょっとだけ水が噴出している。


このCastle Geyserを含めて、噴出する可能性のあるGeyserはいくつもあるが、一つとしてタイミングが合わなかった。各Geyserの前には、次の噴出予定時間が書かれているので、お気に入りのGeyserの噴出を見たい場合には、事前に下見に訪れておくとよいだろう。

10時にホテルに戻ってきた。ホテルの売店でみやげ物を物色していたとき、ちょっと年配の日本人女性に突き飛ばされた(というのは大げさで、ぶつかられただけ)。ごめんなさいの一言もなかった。マナーがなってないのは、かのお国の人たちだけではない。母はインディアンの装飾品を購入して満足そうだった。父は、おみやげ等に全く興味を示さず、とっとと部屋に戻って行った。10時50分ごろcheck out。荷物を全て車に積んだ後、11時8分のOld Faithful Geyserの噴出を見た。






Old Faithful Geyser噴出の連続写真。11時5分~9分に撮影。C-PL filter使用。クリックで拡大可。






Old Faithful Geyserの噴出。11時9分撮影。C-PL filter使用。


11時20分ごろOld Faithful Villageを出発。Firehole Lake Driveに入った。Great Fountain Geyserの横を通過しているとき、いきなり真横で大噴出が起きた。急いで車を止めて写真を撮影しに行ったが、既に遅く、噴出はもうわずかだった。12時30分ごろ、West Gateを通過。ここで、ようやくPark Brochureをもう一つもらうことに成功した。これまでに、Visitor Center等で何度か頼んでいたのだが、ことごとく断られていた。






West Entranceにて。12時42分撮影。


さて、このWest Entranceに到達した時点で、Yellowstone内の車道を全て走破した。同時に、5つのPark Entranceを全て見た。

1時ごろ、West Yellowstoneの中華料理屋で昼食の四川湯麺を食べた。辛かったが、結構おいしかった。その後、町中の土産物屋をぶらぶらし、2時15分ごろ(?)、Salt Lake Cityに向けて出発した。US20を南下し、3時50分ごろ、Rexburgで給油休憩。さらに南下して、Idaho FallsでI15に乗った。ここからは、I15をUtahに向かって南下したが、この道がまた長かった。






Malad City手前のRest Area(42.352111,-112.225474)で小休憩。5時57分撮影。今回借りたHyundaiのSonataはすごく乗りやすい車だった。

7時45分ごろ、ようやくホテル(Hilton Salt Lake City Airport)に到着した。Old Faithful Innからここまで、354 miles。長かった。 SouthwestのFlightのチェックインをした後、ホテルのレストランで夕食(チキンカルボナーラ)。そこそこの値段で、おいしかった。荷物をまとめるのに四苦八苦し、12時ごろに寝た。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(11日目)

2010-09-19 | 旅行
6時30分起床。7時にCabinを出発。昨日RangerがPelican Creek周辺に熊が出現したと言っていたので、Pelican CreekがYellowstone Lakeに流れ込む湿原地帯に行ってみた。しかし、何もいなかった。さらに湖岸に沿って東進したところ、道の北側に温泉が涌く、Beach Springsと呼ばれる場所で、Grizzly Bearを見つけた。






Grizzly Bear。7時17分、500mmレンズで撮影。ISO1600, F=6.3, SS=1/160。






上の写真を拡大。Grizzly特有の肩の盛り上がりをはっきりと確認できる。






Grizzly Bear。7時17分、500mmレンズで撮影。ISO1600, F=6.3, SS=1/160。切り抜き。


隣で写真を撮っていた男性とRangerの話が漏れ聞こえてきた。この熊は出てきてはならないところにいるので、近々強制的に他の場所に移動させられるだろうとのこと。そのようなことは、しばしば行われているのだろうか?






Pelican Creek河口付近。7時39分、500mmレンズで撮影。






水際を歩くElk。7時42分、500mmレンズで撮影。切り抜き。






Fishing Bridgeにいた若い雄のMule Deer。7時52分、500mmレンズで撮影。


8時ごろLake Lodgeに戻り、朝食。Cabinに戻り、荷物をまとめて、9時30分ごろCheck outした。Lake VillageからWest Thumb Junctionを経由して、Old Faithful方向に向かった。






Craig Passにて。10時14分撮影。ここは、Continental Divide(大陸分水嶺)でもある。標高8262 ft = 2518 m。






Craig PassのIsa Lake。10時18分撮影。






Kepler Cascades。10時32分撮影。


Old Faithful Villageを素通りして、まずはBlack Sand Basinを見学した。






Cliff Geyserの噴出。10時48分撮影。






Emerald Pool。10時57分撮影。クリックで拡大可。


次に、Biscuit Basinを少しだけ見学。






Sapphire Pool。11時40分撮影。C-PL filter使用。


さらに、Midway Geyser Basinを一周した。






Grand Prismatic Spring。12時19分撮影。C-PL filter使用。クリックで拡大可。






Grand Prismatic Springにて。やけにテンションの高い二人。12時19分撮影。C-PL filter使用。


Grand Prismatic Spring全体を眺めるため、Fairy Falls Trailを歩いた。Midway Geyser Basin からOld Faithful方向に少し戻ったところにあるTrailheadからハイク開始(12時46分出発)。15分くらい歩いたところで、左手の丘の頂上に登った。丘の斜面にTrailはないが、踏み跡がついている。






丘の上から見下ろしたGrand Prismatic Spring。1時13分撮影。C-PL filter使用。






丘の上から見下ろしたGrand Prismatic Spring。1時18分撮影。C-PL filter使用。






丘の上から見下ろしたGrand Prismatic Spring。1時19分撮影。C-PL filter使用。


1時49分、Trailheadに戻ってきて、ハイク終了。Old Faithful Villageへ行き、噂の超人気ホテルOld Faithful Innにcheck inした。






Old Faithful Innの部屋。4時59分撮影。


本館2階の、木造の古めかしい部屋。洗面台はあるが、バス・トイレはない。これで一泊$119.65。照明も暗くて、何をするにしても不便極まりない。この雰囲気を楽しむべきところなのだろうが、Mammothのcabinで風呂トイレなしには嫌気が差していたので、フラストレーションが溜まった。共同バスは非常にきれいで、ちょっと豪華な造りだった。


部屋で一息ついた後、隣の建物のバーで昼食(アメリカンなハンバーガー)。その後、Visitor Centerに移動し、中を見学しようとしたとき、ちょうどOld Faithful Geyserの噴出時間になった。親は近くまで見に行ったが、テツは、なぜか近くまで行く気がせず、Visitor Centerの中から見た。






Old Faithful Geyserの噴出を見る人々。4時2分撮影。右手に虹が見える。


Visitor Centerの内部を見学し、売店で買い物をした後、一回ホテルの部屋に帰った。6時ごろ再出発。まず、ホテルの近くにあるCastle Geyserを見に行った。その後、車に戻り(6時40分ごろ?)、4日前にオオカミを見損ねた、Norris Junction近くのElk Parkに行った。7時30分ごろ到着。しかし、何も現れなかった。8時30分ごろ、Old Faithful Innに戻った。両親がシャワーを浴びた後、レストランで夕食。Sword Fishのステーキを食べた。おいしかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(10日目)

2010-09-18 | 旅行
6時起床、6時40分ごろCabinを出発。Hayden Valley に行った。ところが、Valley全体がガスに覆われていて、視界約10m。Wolfどころか、何も見えない。日が昇ると、Valleyの南端は多少ましになったが、それでも動物を見つけることなど全く不可能だった。






Hayden Valleyの夜明け。7時28分撮影。


霧が晴れそうな気配がなかったため、適当なところであきらめて、Lake Lodgeに引き返した。






朝のYellowstone River。8時11分撮影。


Lodgeの前で、母が鷹を見つけた。






Red-tailed Hawk。8時28分、500mmレンズで撮影。切り抜き。






Red-tailed Hawk。8時28分、500mmレンズで撮影。切り抜き。


Lodgeで朝食後、父はCabinで朝寝。その間、Cabinから歩いていけるElephant Mountain Trailに行った。10時にCabinを出発した。






Squirrel。10時28分、500mmレンズで撮影。YellowstoneのSquirrelは、ナッシュビルのSquirrelと異なり、しばしばけたたましい鳴き声をあげる。


30分程度歩いたところでCabinに引き返し、11時にCabinに戻った。これだけでは、Trailの良し悪しは判別不可能だ。まだ寝てると思っていた親父が既に起きていたため(母に叩き起こされたらしい)、すぐに出発(11時15分ごろ)。まずFishing BridgeのVisitor Centerへ行き、Pelican Valley Trailについて、何か最新情報がないか聞いた。これから歩くPelican Valley Trailは、熊の頻出地帯であり、最低限の情報収集は欠かせない。Rangerによると、今朝Trailhead近くに熊が現れたらしい。しかし、それほど緊迫した雰囲気で告げられたわけではなく、”Yellowstone内では、どのTrailでも熊が出る可能性があるので、気をつけてください”といった程度だ。音を出しながら歩くなどして、熊とばったり出くわさないようにするのがよいらしい。車に給油後、Pelican Valley Trailheadに移動し、11時52分にハイクを開始した。40分ほどかけて、焼け落ちた林の間を抜けると、広大なPelican Valleyが目の前に広がった。






Pelican Valley。12時36分撮影。


林を抜けた後は、広大な草原の中をひたすら歩く。起伏はほとんどない。視界の悪い日にこの谷に入り込んで、道に迷ったら、悲惨なことになるだろう。1時6分、Turbid Lake Trail Junctionに到着した(Trailheadから2 miles)。さらに進み、やがてPelican Creekのほとりに出た。






Pelican Creek。1時15分撮影。






中洲の真ん中で昼寝中のちょっとぬいぐるみっぽいBuffalo。1時21分、500mmレンズで撮影。


Pelican Creek沿いの眺めのよいところでランチ休憩を取りたかったが、風が強く、いたるところでBuffaloの糞臭がしたため、物を食べる気分になれなかった。1時50分ごろ、Trailheadから3.5 miles地点の浅瀬(ford)の少し手前で、かなり前を歩いていた2人組みのハイカーに追いついた。行く手に2頭のBuffaloが立ちふさがっていて、先に進めない状態になっていた。






Buffalo。1時50分、500mmレンズで撮影。






Buffalo。1時53分、500mmレンズで撮影。こちらに向かって歩いてきた。






川を渡渉するBuffalo。1時54分、500mmレンズで撮影。


1頭のBuffaloは川の向こう側に行ったが、もう一頭がだんだん近づいてきたので、急いで撤退する。どちらにしろこの辺りで引き返す予定だったので、特に不満はない。






Pelican Creek。2時6分撮影。






山火事で焼けた森。3時10分撮影。






うおっと。いたるところに落ちているのでご用心。3時17分撮影。


3時38分、ハイク終了。Trailheadで休憩していると、折り返し地点で会ったhiker夫婦が缶ビールをくれた。親父が飲んで、最後にテツのジャケットにビールをこぼした。遅めのランチ(朝Lodgeの食堂で買っておいたサンドイッチ)を食べた後、East Entranceまでドライブした。Lake東岸からEast Entranceの間は、山間を縫うような道で、Yellowstone内で最高のドライブだった。






East Entrance手前の高台から、東方向の眺め。4時28分撮影。奥の切り立った谷は、Yellowstone National Parkの敷地の1個外側の谷。






East Entrance。4時34分撮影。






Sylvan Lake。5時22分撮影。この写真ではうまく表現できていないが、まるでカナダの観光パンフレットに出てくるような眺めだった。






小鹿(Mule Deer)。5時36分撮影。一部切り抜き。






雄鹿(Mule Deer)。5時48分撮影。一部切り抜き。






枯れ木が立ち並ぶ山の斜面。5時52分撮影。






Yellowstone Lake湖畔から眺めた枯れ木山。6時15分撮影。






Yellowstone Lake湖畔から眺めた枯れ木山。6時16分撮影。


Fishing Bridge Junctionまで戻ってきたところで右折し、Hayden Valleyへ行った。6時45分ごろ(?)、Valleyに到着。Wolf探しスタート。昨日Wolfらしき動物を見たGrizzly Overlookに行ってみる。しかし、今日は人も少なく、Wolfらしき影も見当たらなかった。あきらめて、1個北西のTurn Out(44.675551,-110.482308)に移動した。ここにも人はいなかった。双眼鏡で川の向こうの丘の斜面を見ていると、黒い動物が草むらの間でごろごろしていた。オオカミだ!なんと、自分で見つけた。急いでカメラをつかみ、行けるだけ近くまで行った。






黒オオカミ。7時19分、500mmレンズで撮影。ISO3200, F=6.3, SS=1/80。






上の写真を拡大。






雌オオカミ登場。7時20分、500mmレンズで撮影。切り抜き。雌はシベリアンハスキーのような毛色だった。






作戦会議? 7時20分、500mmレンズで撮影。切り抜き。

ここまでの写真については、Process時にNoise Reductionを行っていない。以下の写真は、Capture NX2でNoise Reductionをかけた。






斜面を登る。7時21分、500mmレンズで撮影。切り抜き。






2匹で登る。7時23分、500mmレンズで撮影。切り抜き。






ちょっとゆっくり歩く。7時24分、500mmレンズで撮影。






”早く来いよ””ちょっと待ちなさいよ”。7時24分、500mmレンズで撮影。切り抜き。


この後、2匹のオオカミは右手の森の中に消えた。その先、視線を右のほうに移していくと、森が川とぶつかるところに、Elkが2頭いた。さらに見ていると、1頭、また1頭と、Elkが左手の森の中から飛び出してきた。Elkたちは浅瀬を渡って川の向こう岸に移動し、一箇所に固まると、左手の森の方をじっと見つめた。






森を不安そうに見つめるElkの群れ。7時37分、500mmレンズで撮影。






森から出てきたオオカミ。7時38分、500mmレンズで撮影。ISO3200, F=6.3, SS=1/13。


森から出てきた2匹のオオカミはElkの群れに近づくと、その周囲をぐるぐる回った。Elkはぴったり身を寄せ合って動かない。やがてオオカミは、あきらめたのか、Elkの群れの後ろの小さな林の後ろに消えた。オオカミが獲物に飛び掛る瞬間は目撃できなかったが、Elkにとっては生きるか死ぬかの、緊迫感のある場面を見ることができた。オオカミが森から出てきてからの一部始終は、動画で撮ったつもりだったが、録画ボタンを押し忘れたため、何も記録されていなかった。残念。

7時50分ごろ、Hayden Valleyを出発して、Lake Villageに戻った。Lodgeの食堂で夕食。オオカミを見たので、3人で乾杯した。ミートソーススパゲティを食べたが、味はいまいちだった。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(9日目)

2010-09-17 | 旅行
5時起床。荷物を車に積んで、6時ごろCheck out。そのままLamar Valleyに向かった。7時前にLamar Valleyに到着した。今日も、Wolfがいる気配はなかったが、Pronghornの群れを、昨日より近い位置からみることができた。






雄のPronghorn。7時32分、500mmレンズで撮影。






Buffaloの群れ。7時35分、500mmレンズで撮影。Lamar Valleyでは、当たり前の風景。


写真を撮っていると、母親から警告の声が上がった。振り返ると、1頭のBuffaloがまっすぐこちらに向かって歩いていた。大慌てで車に戻った。Buffaloは何事もなかったかのように通過して行った。誰かが警告してくれなかったら、悲惨なことが起きていたかもしれない。ぞっとした瞬間だった。これを機に移動しようと思ったが、日の光が差してきたので、Pronghornの観察を続けた。Pronghornの雌たちは、川岸から少し離れた草地にいたが、リーダーの雄が、雌たちを川原に追い込み、周囲を警戒し始めた。






雌を追い込むPronghornの雄。8時22分、500mmレンズで撮影。






追い込まれたPronghornの雌たち。8時25分、500mmレンズで撮影。






警戒するPronghornの雄。8時27分、500mmレンズで撮影。


またもや母の警告が上がったと思ったら、道路の反対側から、若い雄のPronghornが2頭走りこんできた。テツには目もくれず、対岸の群れをじっと見つめた。






若いPronghornの雄。8時29分、500mmレンズで撮影。クリックで拡大可。






若いPronghornの雄。8時29分、500mmレンズで撮影。


8時40分ごろ、Tower Junction方向に出発したが、すぐにBuffaloに行く手を阻まれた。






子Buffalo。8時47分、500mmレンズで撮影。


ところで、Larmar Valleyでは、結局Wolfを見つけられなかったが、これは、見つけそこなったのではなく、Wolfがいなかったためだと推測する。その理由は、Elkがいなかったことと、Coyoteがいたことである。ElkはWolfの主食らしいので、Elkを1頭も見かけない場所にWolfが姿を現すとは考えにくい。また、Coyoteは、Wolfには勝てないため、通常Wolfの縄張りの外に追いやられる。Lamar Valleyの道路沿いでCoyoteを見たということは、この辺りはWolfの生息域から外れていると考えてもよさそうだ。


Tower Junctionから1 mileほどMammoth方向に戻ったところにある化石化した木を見に行った。






化石化した木。9時19分撮影。

化石木は去年もユタ旅行中に見たが、ここの化石木の売りは、倒れずに立っていることである。しかし、誰かに倒されることを恐れてか、柵に囲まれていた。日本ではありきたりの光景だが、アメリカではかえって珍しいような気がする。


Tower Junctionに戻り、南下してCanyonに向かう。Rainy Lakeの湖畔にCoyoteがいた。






Coyote。首輪をつけられている。9時38分、500mmレンズで撮影。クリックで拡大可。






Coyote。座り込んで休憩。9時39分、500mmレンズで撮影。






Coyote。寝た。9時40分、500mmレンズで撮影。


この後、Tower Fallの売店で、サンドイッチとコーヒーを買い(9時57分)、朝食をとった。さらに、Canyonまで南下し、まずは、午後は通行止めになるらしい、South Rimに行った。人が多くて、うんざりさせられた。






Artist Pointからの眺めたLower Falls。10時54分撮影。






Artist Pointからの眺め。11時2分撮影。






Upper Falls Viewpointからの眺め。11時27分撮影。


North Rimに移動し、Lookout PointでOspreyの巣を探したが、見つからない。その後、Inspiration Pointに移動するつもりだったが、曲がり損ねて、Canyon Villageに出てしまった。仕方がないので、そのままCanyon Villageで昼食。General Storeでサンドイッチ、Fajita、コーヒーを買って(1時16分)食べた。母が一人でアイスクリームを買ってきた(1時28分)。Canyon Villageは大きくて、設備が整っている。Mammothより、こちらに泊まったほうがよかったかもしれない。昼食後、さらに南下。Hayden Valleyを通過し、Mud Volcanoに行った。一番奥のBlack Dragon’s Caldronに向かってTrailを登っていくと、丘の上にはBuffaloの群れがいた。この中の1頭の雄(?)がものすごく怒っていて、別の雄(?)に向かって、突進した。当たり一帯に土煙が立ち込め、その後どうなったのかよくわからなくなった。Buffaloが本気で走るところを初めて見たが、とんでもない迫力だった。その後も、周囲には緊張感が漂い、うかつに先に進めなくなってしまった。






いらいらしている雄のBuffalo。2時42分撮影。


この危険な雄が離れて行った後、今度は2頭のBuffaloがTrailから離れていかない。雌が一心不乱に草を食べ、雄がその尻にずっとついて回っていた。






Trailから離れようとしないBuffaloのカップル。2時57分撮影。


結局Black Dragon’s Caldronに行くことはあきらめて、引き返さざるを得なかった。






Dragon’s Mouth Spring。3時15分撮影。


3時25分ごろ出発。南下してFishing Bridge Junctionを超え、宿泊地のLake Villageに行った。3時45分ごろcheck in。今回のCabinは、プレハブ小屋のような外観で、何の趣もない建物だったが、室中はきれいで、すごく居心地がよかった。もちろん、バス・トイレ付きだった。一泊$197.94するだけのことはある。






Lake Lodge Cabin。3時59分撮影。






Lake Lodge Cabinの室内。3時56分撮影。


父が風呂に入っている間、母と二人でLodgeに洗濯に行った。洗濯は、1サイクル30分($1.50)。洗剤も$1.50だった。洗濯機2台分の服を洗った。売店をうろうろして時間をつぶした後、衣類を乾燥機に放り込んでいったんCabinに帰った(乾燥機も$1.50だったと思う)。30分後、父を連れて再度Lodgeに戻り、衣類を回収し(乾いていた)、そのままHayden Valleyに向けて出発した(6時30分ごろ)。

7時前にHayden Valleyに到着。Wolfを探す。Grizzly Pointに人が集まっていて、みんな北の方向を眺めていた。しかし、その方向を探しても何も見えない。横の人が、Sageの向こうにいると教えてくれたが、Sageの意味が分からない。川に関係した言葉だと解釈して、川沿いに注目して探したが見つからない。10分ほどかけて、ようやくWolfらしき動物を発見した。川ではなく、その上の、薄緑の灌木(=Sagebrush)帯の上にいた。






Wolf。7時23分、500mmレンズで撮影。ISO=3200、SS=1/60s。この写真のどこにWolfが写っているか、分かるだろうか。






上の写真を拡大。中央の黒い点がWolf。この大きさで、黒い毛皮の動物はWolfしかいない。この黒Wolfの他に、もう一頭いるようだった。


7時半ごろHayden Valleyを出発し、Lake Villageに戻った。8時17分ごろから、Lodgeのレストランで夕食。セルフサービスのカフェテリア形式だった。Troutのフライを食べたが、味はいまひとつだった。一応Wolfらしき動物を見たということで、3人で乾杯した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(8日目)

2010-09-16 | 旅行
5時30分起床。6時に出発。Lamar Valleyに向かった。Tower Junctionを越えてすぐの橋を渡っているとき、前方から何か異様なものが近づいてきた。一瞬、黒いヤッケを被ったサイクリストかと思ったが、Buffaloだった。当然のように車道を歩いていた。6時45分ごろにLamar Valleyに到着した。Lamar Valleyは、Wolfの出現頻度が最も高いと言われているポイントであり、今回の旅行の最大の目的地の一つである。当初は、ここに来さえすれば簡単にWolfを見つけられると楽観的に考えていた。しかし、実際に来てみると、一口にLamar Valleyといっても、とてつもなく広く、自分でWolfを見つけるのがいかに難しいか、実感させられた。西端のLamar Canyonから東端のSoda Butteまで7.9 miles、谷の幅も1 mile近くある。いくつかView Pointが設けられているが、1箇所のポイントから谷全体が見渡せるわけではなく、どのポイントからどの方向を集中的に探せばよいかなど、一見さんに分かる訳がない。とりあえずできることとして、上記Lamar CanyonとSoda Butteの間を行ったりきたりして、自分でも探しつつ、他のWolf Watcher達の動向を伺うという作戦をとった。しかし、自分達の目には、Wolfらしき動物は見当たらず、また、予想外なことに、Wolfを探していそうな人は、ほとんどいなかった。車で谷を行き来するとき、Buffaloたちに行く手を遮られて、思うとおりに進めなかったりした。






Lamar Valley。7時40分撮影。






Lamar Valley。7時59分撮影。

上の写真の川の中洲に、動物の群れがいる。気付いていたが、最初は鹿の群れだと思って、気にしていなかった。しかし、毛の色が普通の鹿とは異なっている。よく見ると、昨日探していたPronghornだった。Pronghornは、Pronghorn科(Family Antilocapridae)に属し、鹿(シカ科=Family Cervidae)とは分類が異なる。






Pronghornの群れ。8時19分、500mmレンズで撮影。






上の写真を拡大。雄のPronghorn。


雄は、雌が群れから離れていかないように気を配りつつ、周囲から忍び寄ってくる若い雄を追い払っていた。かなり忙しそうだ。Pronghornはアメリカ大陸で最も足の速い動物だとされているが、他の雄を追い掛け回すときのスピードは相当なものだった。

Pronghornを見た場所(Lamar Valleyの中央付近)から東方向に移動しているとき、母がCoyoteを見つけた。






Coyote。8時43分、500mmレンズで撮影。






Coyote。8時43分、500mmレンズで撮影。切り抜き。クリックで拡大可。


奥のほうに、もう一匹いた。






Coyote。8時44分、500mmレンズで撮影。切り抜き。






Coyoteの遠吠え(howling)。8時45分、500mmレンズで撮影。切り抜き。クリックで拡大可。






Soda Butte。9時1分撮影。


この後、公園のNortheast Entranceまで行った。途中、Soda Butteから5.4 miles地点のSoda Butte Creek Picnic Areaで朝食休憩をとった(9時半ごろ)。10時5分にNortheast Entranceに到着。この先の道も眺めがよいらしいが、今回の旅行では、公園内制覇を優先したかったため、あきらめて引き返した。






Northeast Entrance Station。10時5分撮影。






Barronette Peak。10時14分撮影。


Lamar Valleyを越え、11時30分ごろ、Tower Junctionを左折して南下した。すぐに、Yellowstone Canyon (Grand Canyon of the Yellowstone)の中で最も谷幅が狭まる地域、The Narrowsの断崖の上に出た。






Calcite Springs Overlookからの眺め。11時34分撮影。






The Narrowsの対岸の断崖。11時37分撮影。


11時50分ごろ、Tower Fallに到着。“観光名所”だけあって、人が多い。駐車場から約100m歩いたところにある展望台まで行って滝を見た。滝壺まで下るTrailには行く気になれかった。






Tower Fall。12時1分撮影。


駐車場の横の売店で、サンドイッチとコーヒーを買い、ランチ。サングラスをCabinに忘れてきたので、新しいものを購入した。もう9月だが、日差しは強く、顔と手は、かなり日焼けしてしまっていた。


12時35分ごろ、Tower Fallを出発。南下する。Tower Fallから3.7 milesほど進んだあたりで、左手の斜面の奥のほうから煙が上がっていることに気付いた。山火事だ。






山火事。12時52分撮影。


1時20分ごろ、Dunraven Pass(標高8873 ft = 2704 m)に到着。ここから、Mt. Washburn Trailのハイクを開始した(1時40分)。このハイクの目的は、Bighorn Sheepを見ることだ。






最初の大カーブを曲がったところから見たMt. Washburn(画面中央の小さな突起(=Lookout Tower)のあるピーク)。1時58分撮影。


Switchbackに入り、第3ターンを曲がった後(?)、Trailの右端に雷鳥の群れがいた。






Blue Grouse。2時46分撮影。






Blue Grouse。2時46分撮影。切り抜き。クリックで拡大可。


3時15分ごろ、第4ターンを曲がってしばらく行ったところで、親父が、父母はここらで引き返すと言った。後から聞いた話では、親父はあまり体調が良くなかったらしい。しかも、この日は風が強く、歩きにくかった。遮るものの少ない山頂部は多少危険でもあった。そこで、テツ一人で山頂まで行くことにした。






第4ターンの先から見た、Mt. Washburn山頂部。4時6分、下山時に撮影。


少し早足で歩き、3時30分ごろ、山頂に到着した。猛烈な風が吹いていたため、四苦八苦しながらカメラの準備をしていると、すぐ下に両親の姿が見えた。そして、結局両親とも山頂まで上がってきた。母は、なんとしても登りたかったようだ。






Mt. Washburn山頂(標高10243 ft = 3122 m)にて。3時40分撮影。画面奥に山火事の煙が見える。


Lookout Tower内で休憩をとり、3時55分ごろ下山を開始した。






Chipmunk。4時36分撮影。クリックで拡大可。






枯れ木。4時44分撮影。






地衣類に覆われた木の枝。5時17分撮影。






青い花。5時31分撮影。


5時35分、ハイク終了。結局Bighorn Sheepを見ることはできなかった。風が強かったため、むしろ精神的に疲労した。高度の影響は多少あった(早く登ると息が切れ易い)が、頭が痛くなるほどではなかった。

ハイク開始時刻(Dunraven Pass):1時40分
ハイク終了時刻(Dunraven Pass):5時35分
所要3時間55分

標高差:Mt. Washburn (10243 ft, 3122 m) – Dunraven Pass (8873 ft, 2704 m) = 1370 ft, 418 m


5時45分ごろ、Mammothに向かって出発。Tower Junctionを越えて2.2 milesの地点で渋滞ができていた。熊がいた。






Black Bear。6時28分、500mmレンズで撮影。


7時15分ごろMammothに到着。レストランで夕食(待ち時間=50分!)。カジキのステーキを食べた(?)。父は相当疲れていたらしく、風呂にも入らず寝てしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(7日目)

2010-09-15 | 旅行
今日は休養日。朝9時近くに起きて、親はシャワーを浴びに行った。その後、レストランで朝食。10時30分ごろ出発し、Mammoth Hot SpringsのUpper Terracesに行った。






オレンジ色のactiveなTerrace。10時44分撮影。






枯れたTerrace。10時48分撮影。Mammoth Hot SpringsのほとんどのTerraceが枯れていた。






Terrace。10時52分撮影。






縁が鍾乳石のようなTerrace。10時54分撮影。






Terrace。11時1分撮影。画面奥の斜面は、Gardner Canyon。






棚田のようなTerrace。11時1分撮影。






Orange Spring Mound。11時21分撮影。Mammoth Areaで最も期待してた場所だが、感動はいまひとつだった。


Upper Terracesを見学した後、近くのRustic Fallsを見に行った。






Rustic Falls。11時44分撮影。


Rustic Fallsの写真を撮っていると、通りがかりのおじさんが、Norris Junctionの先3マイルの地点でオオカミを見たと教えてくれた。さっそく行ってみることにした。12時10分ごろ、Elk Parkと呼ばれる平原に到着。道から100 mくらい離れた川岸に赤い肉塊のようなものが見えた。オオカミに倒された鹿もしくはエルクと思われる。しかし、オオカミの姿はなかった。その後、せっかくNorrisの近くまで来たので、温泉を見ていくことにした。しかし、Norris Geyser Basin(間欠泉地域?)は広い。疲労がたまっていたため、北側のPorcelain Basin(磁器地域?)のみを見て回った(12時45分ごろから)。






Constant Geyserの噴出。1時10分撮影。






黄緑色の川底。1時12分撮影。






緑色の池。1時28分撮影。






透明な水は逆に珍しい。1時30分撮影。






Crackling Lake(ぱちぱち音を立てる湖?)。1時32分撮影。


2時ごろNorris Geyser Basinを出発。Mammoth方向に戻った。






Obsidian Creek。Norris Junctionの北5.9 miles。Twin LakesとBeaver Lakeの中間。2時10分撮影。






Beaver Lakeの北の湿平原。2時27分撮影。






Swan Lake湖畔から眺めたElectric Peak(標高10969 ft = 3343 m)。2時58分撮影。


3時15分ごろ、Mammothに到着。






Liberty Cap。3時16分撮影。


Cabinでコーヒーなどを飲んで休憩した後、5時30分ごろ(?)、Old Gardiner Roadを通って公園北のGardinerの町まで行った。Old Gardiner Roadは、一方通行のDirt Road。Old Gardiner Road周辺には、PronghornとBighorn Sheepが多いとされているが、全く見つからなかった。Gardinerは、小さな町で、目的としていた中華レストランはおろか、Grocery Storeもなかった。仕方ないので、ガソリンスタンドの売店で、明日の朝食用のパンとチーズを買った。給油もした(6時21分)。あまり空腹でもなかったので、この町で夕食を取るのは止めて、公園に戻った。






North Entrance Arch。6時24分、500mmレンズで撮影。


帰る途中、Gardner Canyonで、Elkの群れを見た。






Bull Elk。6時39分、500mmレンズで撮影。角の分岐は6回。


6時45分ごろ、Mammothに到着。レストランの反対側にあるGrill(=セルフサービスのハンバーガー屋)でハンバーガー、サンドイッチを食べた。おいしかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(6日目)

2010-09-14 | 旅行
5時30分起床。6時15分ごろ出発。Tetons最後の朝は、再度Snake River Overviewに行った。






Tetonsの夜明け。7時1分撮影。雲が多く、日の光が弱々しかった。


7時10分ごろ、Snake River Overviewを出発。Glacier View Turnoutに移動した。






Glacier View Turnoutから眺めたGrand Teton。7時23分撮影。Grand Tetonの右下に見えるのが、Teton Glacier。






Glacier View Turnoutから眺めたTetons。7時25分撮影。Grand Tetonの左下の氷河は、Middle Teton Glacier。


7時25分ごろ、Glacier View Turnoutを出発。Schwabacher Landingに移動した。






Schwabacher Landingから眺めたTetons。7時47分撮影。このポイントはお勧め。






Schwabacher Landingから眺めたTetons。8時1分撮影。

昨日行ったAmphitheater Lakeは、上の写真のGrand Tetonの左下の森林限界(森の上縁が逆への字に見える部分)にある。窪みになっているため、この位置から湖自体は見えない。






Schwabacher Landingから眺めたAmphitheater Lake(があるであろう場所)。7時58分撮影。


さらに拡大。湖は、細い滝状の雪渓の下。


8時5分ごろSchwabacher Landingを出発。北上して、Cunningham Cabinに行った。






Cunningham Cabin入り口付近の木の柵。8時28分撮影。






Cunningham Cabinの中から窓越しに見たTetons。8時55分撮影。






木の柵とTetons。9時2分撮影。母のリクエスト通りの構図で撮影した。






Cunningham Cabinにて。9時4分撮影。


9時5分ごろCunningham Cabinを出発。Colter Bayに戻った。General Storeでサンドイッチとコーヒーを買い(9時58分)、Cabinで朝食。その後、荷物をまとめて出発した。






Colter Bay Cabinの外観。10時34分撮影。






Colter Bay Cabin内部。10時40分撮影。

この部屋は3 bedroom cabinで、画面手前にもう一つベッドがある。画面左奥のベッドはサイズが小さい。部屋の広さは充分で、3人いても窮屈な感じはしなかった。室温調節については、暖房は入るが冷房設備はない。親は寒がって暖房をがんがんにかけた。しかし、親に最適な温度はテツには暑すぎた。Bathroomには、シャワーと洗面台とトイレがあり、バスタブはない。質素だが、快適なCabinだった。


10時50分ごろCabinをCheck out。Visitor Centerに行って、書籍などを購入し、11時20分ごろYellowstoneに向けて出発した。11時45分ごろ、YellowstoneのSouth Entranceに到着した。






YellowstoneのSouth Entranceにて。11時47分撮影。






Moose Falls。12時6分撮影。ゲートを越えてすぐのところにある滝。


Moose Fallsを過ぎると、山火事で枯れた木が目立ち始め、やがてLewis Canyonの切り立った峡谷の上に出た。特異な景観だが、道が峡谷の縁ぎりぎりにつけられている。脇見運転は危険極まりない。






Lewis Canyon。12時22分撮影。






Lewis Falls。12時46分撮影。


1時15分ごろ、Grant VillageのVisitor Centerに到着。Visitor Centerで地図を購入し、General Storeでコーヒーを買った。1時40分ごろ出発。Villageの出口でCoyoteを発見した。






Coyote。1時44分撮影。残念ながら後ろを向いてしまった。


2時ごろ、West Thumb Geyser Basinに到着。温泉めぐり開始。






Seismograph(地震計) Pool。2時16分撮影。

なぜ地震計?ところで、しばらく前にYellowstoneに来たT木氏から聞いていたことだが、温泉の撮影では、湯気が大変邪魔になる。風向きを読んで、タイミングを見計らって撮る必要があり、本気でかかると結構な時間をとられてしまう。忍耐が必要である。






金色の細流。2時20分撮影。






Fishing Cone。2時27分撮影。






Black Pool。2時31分撮影。なぜBlack?


木道のすぐ脇の木陰にElkがいた。






Cow Elk。2時41分撮影。






Blue Funnel Spring。2時48分撮影。


木道を歩いていると、右手の草陰に立派な雄Elkを発見した。雄の視線の先を見ると、林の中に雌Elkの群れがいた。さっきの雌も群れの中の一頭に違いない。しばらく見ているうちに、雌Elkの一頭が、木道を越えて、Hot Springのエリアに入っていった。これを見た雄Elkはすっと立ち上がり、雌の後を追い始めた。






Bull Elk。3時12分撮影。角の分岐は6回。






Bull Elk。3時12分撮影。






Bull Elk。3時12分撮影。






Bull Elk。3時12分撮影。クリックで拡大可。格好良すぎ!


さて、雌を追ってのしっと木道に上がった雄Elkは、すぐに雌の方には行かず、90度右にターンして、木道の上を、我々人間の方に向かってきた。






Bull Elk。3時12分撮影。


こんな大きさの雄Elkに突進されたら、大怪我どころではすまない。テツ一家および周囲のアメリカ人たちは、大慌てで距離をとった。ところが、現場にいたアジア人(おそらく中国人。韓国人かもしれない)の団体旅行客の中に、逃げるどころか、Elkの方向に向かって歩いて行った女性二人組みがいた。そして、一人がカメラを構え、もう一人は向かってくるElkに背を向けて、記念撮影!正直、恐ろしい光景が見れるのではないかと邪悪な期待をしてしまった。幸いなことに、人間に接触する前に、Elkは左に90度方向転換し、柵をひょいと飛び越えて、Hot Spring側に移動した。そして、雌Elkを追いかけて、木道の反対側に追いやると、自分はHot Springの脇に仁王立ちになって、あたりを睨み回した。






Bull Elk。3時15分撮影。


ここで、今後Yellowstoneを訪れるかもしれない方々に忠告。まず、大前提として、Bison、Elkなどの大型動物に近づくことは非常に危険である。特にこの季節(9~10月)は、発情期(rutting season)であり、雄は気が立っている。直接的な攻撃を受けなくても、動物同士の争いに巻き込まれる危険性もあるので、注意が必要だ。鹿類はもちろんのこと、普段はのんびりしているようにみえるBisonも、その気になれば俊敏に動く。普通の人間が走って逃げられる動物などほとんどいない。次に、ルールとして、Elk等の野生動物に対して、25 yards (= 22.86 m)以下の距離に接近することは法律で禁じられている(熊とオオカミは100 yards = 91.44 m)。これはリスなどの小動物についても同様である。違反すると罰金を科せられる。最後に、実際問題として、毎年何人もの人がBisonやElkの体当たりを受けて、大怪我を負っている。Wadeの両親は、運転中Buffaloに突進されて、車がへこんだことがあるらしい。昨年、Canadaの国立公園(Cape Breton Highlands National Park)でFolk SingerのTaylor Mitchell(19歳)がCoyoteにかみ殺された事件は、記憶に新しい。日本には野生哺乳類がほとんどいないため、動物との距離感を把握することは難しいが、周囲のアメリカ人より前に出ることは避けるべきであろう。実際に動物を目にして、写真を撮ろうと思うと、どうしても前に出て行きたくなるが、危険な行為である。動物の写真を撮ることを旅の大きな目的に設定するのであれば、事前に一眼レフカメラと相応のズームレンズを用意することを勧めたい。コンパクトカメラで野生動物を撮影することは、ズーム、フォーカスのスピード、センサーの感度の点において、難度が高い。上のElkの写真は全て200mmレンズで撮影した。500mmレンズと併用していると、ズーム性能が貧弱であるかのように感じるが、並みのコンパクトカメラよりは、はるかに寄れる。決してElkに近づき過ぎているわけではない。


興奮冷めやらぬまま、3時30分ごろWest Thumb Geyser Basinを出発。Yellowstone Lake湖岸に沿って北上した。Fishing Bridge Villageでトイレ休憩。この後、Fishing Bridge JunctionとCanyon Junctionの中間のどこか(おそらく、Mud Volcano Areaの南)でPelicanを発見した。






Pelican。4時26分、500mmレンズで撮影。






Pelican。4時31分、500mmレンズで撮影。


Pelicanを見た前後に、Hayden Valley内のGrizzly Overlook(Fishing Bridge Junctionから9.6 miles)で、Bald Eagle(ハクトウワシ)を見た。残念ながら、写真を撮る前に飛び去ってしまった。このポイントには、この後何度も来たが、Yellowstone内でも指折りのWildlife Watch Pointである。


さて、Canyon JunctionまでGrand Loop Rdを北上した後、左折して西進。Canyon JunctionからNorris Junctionまでの間は、特に見所はなかった。Norris Junctionで右折して北上。5時30分ごろ、Roaring Mountainに到着した。






Roaring Mountain(轟く山?)。5時34分撮影。


Norris Junctionの北は、Mooseが出そうな湿地帯が続く。6時ごろ、Mammothのすぐ手前に人だかりができていた。巨大な雄Elkがいた。






Bull Elk。6時6分、500mmレンズで撮影。角の分岐は7回。

ぬかるみで泥を浴びているように見えた。これまで見たElkの中で最大だが、調査用の耳タグがついている点が残念だ。






Bull Elk。6時6分、500mmレンズで撮影。


6時20分ごろ、Mammoth Hot Springsに到着した。CabinのOfficeがどこにあるか分からず、探し回って時間と体力を浪費した。結局ホテルのフロントがCabinのOfficeを兼ねていた。

Cabinは一戸建てで、きれいだったが、洗面台しかない。トイレとシャワーは共同で、別の建物まで行かなければならなかった。親にはこれが結構ストレスだったようだ。しかし、一泊$ 102.55と安いので、あまり文句は言えない。

7時30分ごろ、レストランに行ったが、45分待ちだった。ホテルの売店などで時間をつぶした後、ようやく夕食。細麺のパスタを食べたが、これは美味かった。

両親はもちろん、自分もかなり疲れていたので、次の日は休養日に設定し、朝はゆっくり起きることにした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(5日目)

2010-09-13 | 旅行
6時起床。6時30分ごろ出発。Jackson Lake Lodgeの少し先の高台からTetonsを撮ってみた。






Tetons。6時58分撮影。






Tetons。7時4分撮影。






Mt. Moran。7時8分撮影。


これまで、まだ角付きの鹿類を見ていなかったが、眼下の平原のかなり遠くに、雄Elk(= Bull)を発見した。母が見つけた。






Bull Elk。7時20分、500mmレンズで撮影。






上の写真を拡大。角の分岐は4か5。


7時45分ごろ、一度Colter Bayに戻った。8時にGeneral Storeに行き、朝食と、ランチ用のサンドイッチなどを購入した。Cabinで朝食をとり、8時45分ごろ親をCabinに残して、一人で出発した。

Teton Park RoadからLupine Meadows Road(=Dirt Road)に入り、Trailheadに着く直前、Coyoteを2匹発見した。しかし、トランクに入れたカメラを取り出しているうちに、いなくなってしまった。その直後、木の上に止まっている鷹を発見した。






鷹。9時31分、500mmレンズで撮影。






上の写真を拡大。Northern GoshawkもしくはCooper’s Hawkの幼鳥(Juvenile)と思われる。


9時47分、Lupine Meadows Trailheadからハイク開始。500mmレンズをザックに入れたせいで、荷物が非常に重くなってしまった。






Nez Perce(標高11901 ft = 3627 m)。10時21分撮影。

10時32分、Valley Trail Junctionに到着。この時は、まだ余裕があった。Junctionから先、地獄のSwitchbackが始まった。傾斜が全く緩まない坂道を延々と登る。そもそも体調がベストではなかったからかもしれないが、これまでに経験した中でも1,2を争うほど、消耗させられた(まさに修行)。急激な標高の変化も疲労に拍車をかけた。

10時50分、第1ターンを通過。このとき既にばてていた。
11時29分、第5ターンと第6ターンの中間にあるGarnet Canyon Trail Junctionを通過。もうばてばてでふらふら。荷物が重くて仕方がなかった。
12時10分、第9ターンを通過。この辺りで、高校生か大学生くらいの若者2人に追いつかれた。下の方に彼らの家族らしき人たちが見えたが、その中に、6歳くらいのBoyがいた。小学生にぶっちぎられるわけにはいかない、と自らに喝を入れ、気合を入れなおして登った。
12時13分、第10ターンを通過。






第10ターン。12時13分撮影。


12時17分、第11ターンを通過。
12時41分、ようやくSurprise Lake(標高9540 ft = 2908 m)に到着。Lakeに着く直前、写真を撮っている間に、上述のBoyにぶっちぎられた。






Surprise Lake。12時46分撮影。奥に見えるのは、Grand Teton(左)とMt. Owen(右)。






Surprise Lake。12時51分撮影。






Surprise Lake。12時52分撮影。


湖畔でFloridaから来たと言うアメリカ人のおじさんと少し話をした。以前京都に行ったと言われたので、日本の山には登ったかと聞いてみた。山には行かなかったそうなので、次はTryしてみたらどうかと薦めておいた。Surprise Lakeから少し登るとAmphitheater Lake(標高9698 ft = 2956 m)に出た。このほんの少しの登りすらきつかった。






Amphitheater Lake。1時14分撮影。C-PL filter使用。


Amphitheater Lakeの湖畔でランチのサンドイッチを食べて休憩した。あまりに疲れて食欲がなかった。さて、ここからまた少し登ったところにTeton Glacier Overlookという眺めのよいポイントがあるというので行ってみることにした。まだ氷河を見たことがないので、見れるものならどうしても見ておきたかった。湖の端まではTrailが続いていたが、斜面を登り始めると明瞭なTrailはなくなり、登りやすそうなところについている踏み跡をたどるしかなかった。もうこれ以上は進めないと思ったところで、尾根に出た。上述のBoyのいる家族がここで休憩していた。ここがTeton Glacier Overlookだったのかもしれない。しかし、眺めはそれほど素晴らしいとはいえず、しかももっと上のほうから人の声が聞こえてきた。まだ上があるのか。体に鞭打ってさらに登る。ここから先は、Trailは全くなく、踏み跡も不明瞭で、明らかに誰も通っていない場所を進んだりした。右側が断崖になっているので結構怖い。そして、ようやく見晴らしの良い場所に出た。もちろん足下は断崖で、数百メートル下まで切れ落ちている。先客のVermontから来たと言うアメリカ人ハイカーが休んでいた。彼は、Tetonsに2週間ほど滞在していて、先週はTeton Crest Trailをやったという。ボランティア的なことをやっているとも言っていた。具体的な内容は分からなかったが、Rangerに情報提供をしているということかもしれない。外国人(アジア人)でハイキングをしている人をほとんど見かけないので、会えて嬉しいと言われた。話をしていると、目の前の崖の上からclimberがロープで降りてきた。ハイカーは、彼らと話をすると言って去っていった。






見晴台から眺めたMt. Owen。2時6分撮影。(多分)C-PL filter使用。写真下のすり鉢状の窪みが氷河の下端と思われる。窪みの中の、岩石に覆われた雪の盛り上がり(灰色)が氷河かもしれない。






Teewinot Mountain。2時12分撮影。(多分)C-PL filter使用。






Mt. Owen山頂部。2時23分撮影。C-PL filter使用。





見晴台付近から見下ろしたAmphitheater Lake。2時29分撮影。


見晴台から少し下ったところから、崖の下のDelta Lakeが見えた。






Delta Lake。2時31分撮影。氷河湖っぽい(?)水色をしている。






Amphitheater Lake湖畔から見上げた絶壁。2時43分撮影。見晴台は、中央右の垂壁の下。


Amphitheater Lake湖畔でしばらく写真を撮ったあと、3時ごろ出発した。第12ターンで、見晴台で会ったハイカーに追いついた。制止されたので見ると、Mule Deerの親子がいた。






小鹿(Mule Deer)。3時19分撮影。クリックで拡大可。


3時23分、第11ターンを通過。






Bradley Lake。3時40分撮影。くちびるに見える。






Taggart Lake。3時43分撮影。両手を上げた人の形に見える。






青い花。3時47分撮影。


3時58分、Garnet Canyon Trail Junctionを通過。親が心配していそうなので早く下りたかったが、足を痛めるとかえって遅くなると考え、なるべく慎重に下った。4時33分、Valley Trail Junctionを通過。5時9分、ようやくLupine Meadows Trailheadに到着して、ハイク終了。

ハイク開始時刻(Lupine Meadows Trailhead):9時47分
ハイク終了時刻(Lupine Meadows Trailhead):5時9分
所要7時間22分

標高差:Amphitheater Lake (9698 ft, 2956 m) – Lupine Meadows Trailhead (6732 ft, 2052 m) = 2966 ft, 904 m
見晴台まで登ったので、1000 mくらいは登ったかもしれない。


5時20分ごろTrailheadを出発。直後に、Elkの群れを発見した。しかし牝しかいなかった。






Elk (Cow)。5時24分、500mmレンズで撮影。


Cabinに帰るために運転しているとき、右膝が猛烈に痛んだ。6時ごろColter Bayに到着。親はほっとした様子だった。ちなみに両親は、Colter Bay付近を軽くハイクしていた。親父が牧場を見たがったので二人で行ったのだが、途中の道が馬糞だらけで閉口したと、母が文句を言っていた。6時20分ごろ、Villageのレストランに行った。Troutを食べた。

7時40分ごろ、Colter Bayを出てすぐのところにある、森が開けた草原に夕景を撮影しに行った。残念ながら満足のいく写真は撮れなかった。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(4日目-2)

2010-09-12 | 旅行
General Storeでコーヒーを買って休憩し、4時20分ごろ出発した。Teton Park Roadを南下し、Chapel of the Transfiguration(transfiguration=(イエスの?)変容)に行った。このChapelは1925年に建てられた。






Chapel内部。4時53分撮影。窓内は、はめ込み合成。






ChapelとTetons。4時59分撮影。


この後、Jackson Hallの中華料理店(Ocean City。海域と書かれた看板が出ている)で夕食をとった。しかし、ここは外れで、あまりおいしくなかった。食後、クレジットカードが使えなくなっていたのでカード会社に電話した。しかし、SSNを覚えていなかったため、話を先に進められなかった。SSNをメモしたノートはCabinにあるが、Colter Bayでは携帯が通じない。旅先でCCが使えなくなったという話は良く聞く。カード会社が良く働いてくれていることの裏返しでもあるのだが、実際に使えなくなると、本当にいらいらさせられる。

6時半ごろJackson Hallを出発。Grand Teton NPに入ってしばらく行ったところで、Buffaloに行く手をふさがれた。






Bison (= Buffalo)。6時50分、500mmレンズで撮影。






Bison (= Buffalo)。6時55分、500mmレンズで撮影。クリックで拡大可。


7時半ごろ、Oxbow Bendに到着。動物探し開始。Rangerが来ていて、“あそこに何がいる”などと教えてくれた。






Beaver。7時40分、500mmレンズで撮影。ISO=2500, SS=1/60s。どこにいるか分かるだろうか?






上の写真を拡大。ビーバー特有の尻尾を、はっきり確認することできる。






上の写真とは別のBeaver。水泳中。7時47分、500mmレンズで撮影。切り抜き。ISO=3200, SS=1/20s。






Coyote。7時49分、500mmレンズで撮影。ISO=3200, SS=1/25s。






上の写真を拡大。Rangerが、Coyoteがいると言っていたので、いることは分かっていたが、なかなか見つけられなかった。






Moose (Cow)。7時54分、500mmレンズで撮影。ISO=3200, SS=1/6s。


8時5分ごろ出発。親がトイレに行きたがったため、Jackson Lake Lodgeに立ち寄った。Lodgeの裏手からTetonsの夜景を撮影した。






月夜のTetons。8時23分撮影。クリックで拡大可。


8時40分にColter Bayに到着。ガスを補給してからCabinに戻った。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(4日目-1)

2010-09-12 | 旅行
5時起床。6時10分ごろに出発。String Lake湖畔に向かった。6時28分、Signal Mountain付近にて、道路脇にいたElk(メス)を発見。間近に見るとでかい。暗すぎて、まともな写真は撮れなかった。North Jenny Lake Junctionで右折して、Jenny Lake Roadに入り、6時50分ごろ、String Lakeに到着した。






String Lake湖畔から撮影したTetons。7時8分撮影。






String Lake湖畔から撮影したTetons。7時11分撮影。






String Lake湖畔からの眺め。7時12分撮影。

現場にいるときには、Photographer’s Guideに書かれているほどよい撮影ポイントとは思わなかったが、改めて写真を見直してみると、悪くない。






String Lake湖畔から眺めたMt. Moran。7時29分撮影。

String Lakeからは、Cathedral Group(Grand Tetonを中心としたTeton山脈の中央山群のこと)よりも、Mt. Moranを狙ったほうがよさそうだ。実際、朝ここに観光バスで乗り付けたカメラマン集団は、皆Moranを狙っていた。

7時35分ごろ、String Lakeを出発。一方通行のJenny Lake Roadを南下し、8時45分ごろ、Jenny Lake Overlookに到着した。






Jenny Lake Overlookから眺めたCascade Canyon。7時51分撮影。C-PL filter使用。






Jenny Lake Overlookから眺めたTetons。7時53分撮影。C-PL filter使用。左側の最も高く見える山がTeewinot Mountain、右側の雪をかぶった山はMount Owen。Grand TetonはTeewinot Mountainの裏に隠れていて、この位置からは見えない。


8時ごろ、Jenny LakeのVisitor Centerに到着。ここでランチを購入する予定だったが、店が開いていない。開店時間の9時まで、Visitor Centerや車の中で、ぼーっと過ごした。9時に、開店と同時にGeneral Storeに入り、サンドイッチ等を購入した。その後速やかに、ボート乗り場へ。しかし、今度は、9時始発だと思っていたボートが、なんと10時始発だという。いい加減にしてくれ。実際には9時45分ごろにボートが動き、10時ごろ対岸に到着した。10時2分、ハイク開始。緩やかな登り道をゆっくり30分歩き、Hidden Fallsに到着した。






Hidden Falls。10時30分撮影。


さらに登り道を進む。親父が上着を脱ぐのでちょっと休憩と言い出した。上着を脱いでリュックに詰めるのに少なくとも10分は立ち止まっていた。手持ち無沙汰なので、山の写真を撮る。






Cascade Canyon導入部から眺めたTetons。10時47分撮影。左側(手前)の最も高く見える山がTeewinot Mountain(標高12325 ft = 3756 m)、中央の一段低く見える山が最高峰のGrand Teton(標高13770 ft = 4197 m)、右側の雪をかぶった山がMount Owen(標高12928 ft = 3940 m)。


ようやく親父が動き出し、しばらく登ると、あっという間にInspiration Pointに着いた。






Inspiration Point(標高7200 ft = 2195 m)にて。10時57分撮影。


Inspiration Pointなどと仰々しい名前が付けられているが、ただ眺めのよい見晴台に過ぎない。Cascade Canyonの核心部は、この先にこそある。一息ついた後、とっとと先に進む。30分ほど歩いたところで、森を抜けると・・・






Cascade Canyon。11時26分撮影。

まさに地上の楽園。これまでに目にした中で、最高の景色の一つ。

モレーン(moraine)の底の岩の間を進んでいると、“イ-(EEe)”という鳴き声を頻繁に耳にするようになった。Pika(ナキウサギ)だ。ピカと発音する人と、パイカと言う人がいる。






Pika。11時37分、200mmレンズで撮影。切り抜き。






Cascade Canyonの北壁。11時47分撮影。


11時57分ごろ、Cascade Creekの水際の小広場で休憩。ランチのサンドイッチを食べた。






Cascade Canyon。12時撮影。






Mt. Owen山頂直下の雪渓。あるいは、これは氷河だろうか?12時29分、500mmレンズで撮影。


さて、“最終ボートが4時、ここまで来るのにかかった時間が2時間、念のため3時ごろにはボートに乗りたい”、という状況だったため、ここから引き返すことにした。テツとしてはもう少し先まで行きたかったが、ここで引き返そうという親父の判断に従った。結果的には、これが大英断となった。まずは、先ほど、Pikaを見たところで、じっくりPikaを観察した。






Pika。1時1分、500mmレンズで撮影。






Pika。1時1分、500mmレンズで撮影。クリックで拡大可。


Pikaを撮影していると、Canyonの奥のほうから戻ってきたPartyが、さっきMoose(ヘラジカ)を見たと教えてくれた。“水の中にいた”という情報を頼りに、Trailを戻る。いない。またCanyon入り口方向に引き返す。いた!!!






Moose(メス=Cow)。1時26分、500mmレンズで撮影。逆光のため顔が良く見えない。






上と同じ写真。Mooseのみ切り抜いた。クリックで拡大可。よく見ると目が見える。






Moose。1時31分、500mmレンズで撮影。切り抜き。水から岸に上がってきたところ。

Mooseは、胴体と不釣合いに、足が細くて長い。Mooseは、小川(Creek)の流れる湿地帯に生息し、水草を好んで食べる。足が長いのは、川の中で生活しやすいように進化した結果なのかもしれない。ところで、MooseはWillowを好むと記述されていることが多い。Willowはヤナギ(柳)科の植物のことだが、実際にどのような木(草?)を指しているのか、現時点で不明。






Moose。1時32分、500mmレンズで撮影。切り抜き。


1時35分ごろ、Mooseが木立の影に隠れてしまったため、出発した。






Cascade Canyon。1時53分撮影。






紅葉。2時4分撮影。ナナカマドに似ている。


岩の上で日向ぼっこ中のYellow-bellied Marmot(キバラジリス=黄腹地リス)を見つけた。






Yellow-bellied Marmot。2時11分、200mmレンズで撮影。






Yellow-bellied Marmot。2時13分、上の写真とほぼ同じ位置から、500mmレンズで撮影。






Yellow-bellied Marmot。2時16分、500mmレンズで撮影。クリックで拡大可。


3時7分、ボート乗り場まで戻ってきたところで、ハイク終了。たった5時間だったが、異常に密度の濃いハイクだった。3時10分ごろボートに乗り、3時25分ごろ、対岸に到着した。(4日目-2に続く)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(3日目)

2010-09-11 | 旅行
5時30分ごろ起床。6時15分ごろにCabinを出発して、Snake River Overlookに行った。6時45分ごろ到着した。Snake River Overlookは、Ansel Adamsの写真で知られる、classicな撮影ポイント。





朝日に輝くGrand Teton。6時57分撮影。






Mt. St. John(中央)とRockchuck Peak(右)。7時撮影。






Tetonsの夜明け。7時4分撮影。






Mt. Moran。7時9分撮影。


7時35分ごろSnake River Overlookを出発し、Mormon Rowに移動した。Mormon Rowには4軒の古い農家が残されている。ここは、映画Shaneを髣髴とさせる、絶好の撮影ポイントである。






古い納屋とTetons。7時57分撮影。クリックで拡大可。






古い小屋とTetons。8時30分撮影。




ShaneのTrailer。


8時55分ごろMormon Rowを出発。Blacktail Ponds Viewpointに移動した。“Viewpointから、釣り人用のTrailを辿ると池のほとりに出る“とPhotographer’s Guide Bookに出ていたのだが、そのようなTrailは見つからなかった。Trailを探して湿原をうろうろ歩いているうちに、足が泥の中にめり込んだりして、ろくなことがなかった。なんとかTetonsが水面に反射している場所を見つけて撮影したが、いまいち。





Blacktail Ponds Viewpoint付近から眺めたTetons。9時30分撮影。


9時45分ごろBlacktail Ponds Viewpointを出発し、Cabinの方向に戻った。






“動物注意“の交通標識。9時56分撮影。






Oxbow Bendから眺めたMt. Moran。10時20分撮影。これもclassic view。


10時45分ごろ、Colter Bay Villageに到着。Visitor Centerで情報を集め、General Storeで買い物をした。Cabinでしばらく休憩した後、Colter BayにTrailheadがあるHermitage Point Trailを歩いた。1時9分、ハイク開始。





Heron Pond。2時3分撮影。






Heron Pondにあったビーバーの巣。2時7分撮影。






Half Moon Bayから眺めたTetons。2時15分撮影。ここからのTetonsの眺めもすばらしい。時間帯を選べば、相当な写真が期待できる。






カモ。2時31分撮影。珍しい種類のカモではない。


この先、Hermitage Pointまでは行かず、Colter Bay Cutoff Trailを通って、Swan Lake方向に向かった。





シマリス。3時17分撮影。おそらくLeast Chipmunk。ナッシュビルでよく見かけるChipmunkとは別種。


Swan Lakeの脇を通って、5時ごろTrailheadに到着。ハイク終了。Cabinに戻って一休みした。6時30分ごろ、Cabinを出て、Jackson Lake Lodgeのレストランに行った。ここのレストランは少々お高いが、眺めが最高だ。食事の後、売店でTシャツ等を購入し、9時ごろ(?)Cabinに戻った。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(2日目)

2010-09-10 | 旅行
8時30分ごろホテルをcheck out。近くのGrocery Storeに行って、水、食料、コーヒー等を購入し、9時15分ごろ、Fossil Butte National Monumentに向けて出発した。





Salt Lake CityからGrand Teton National Parkへの移動地図


10時5分、Echo Reservoir(貯水池)にて休憩した。





Echo Reservoir。10時6分撮影。


写真はうまく撮れたが、足元には動物の糞や死骸が転がっていた。山火事(?)の形跡もあった。軽食でも取りたいところだったが、そそくさと出発した。


10時45分、Wyomingに入ってすぐのEvanstonで給油した。Evanstonの東14 milesでI80を降り、US189を北上。この途中、速度超過でポリスに止められた。こんな大草原の真っ只中の一本道にポリスがいるわけがないと油断していた。しかし、ラッキーなことに切符は切られなかった。


11時55分、Fossil Butte National Monumentに到着した。





Fossil Butte National Monument。11時56分撮影。






Visitor Centerの裏から眺めたFossil Butte。12時5分撮影。


約5,000万年前(新生代(Cenozoic Era)・始新生(Eocene))、この地域はFossil Lakeと呼ばれる淡水湖であり、湖には、淡水魚、ワニ、カメなどが生息していた。Fossil Butteでは、これらの生物の、保存状態の良好な化石が、多数発掘されている。






巨大なヤシの葉の化石。12時13分撮影。






ガーの化石。12時17分撮影。

テツは水生生物の化石が大好きだ(Yしえさん風に言うと、大好物)。魚の化石を見ているとわくわくする。






魚を食う魚の化石。12時19分撮影。






ヘビの化石。12時22分撮影。


12時半ごろ出発。US30を42 miles北上した後、右折してWY89に入る。これを北上していると、Idahoに入った(1時33分)。そのまま進むとUS89にぶつかり、ここで右折する。数マイル先で再度Wyomingに入り、後はひたすら北上。2時45分ごろ(?)、Alpineで右折した。ここから山岳道路になる。父に運転を代わってもらう。雪をかぶった山脈が遠くに見え、次第に近づいてきた。3時30分ごろJacksonに到着。また運転を代わって、3時45分、Grand Teton National Parkに到着した。





Grand Teton National Parkの入り口にて。3時47分撮影。


この後、いきなりBuffalo(= Bison)の群れに遭遇した。





Bison。3時59分撮影。200mmレンズで撮影。Bisonのみ切り抜いた。


5時15分ごろ、Colter Bay Villageに到着した。Cabinは丸太作りの1軒屋でシャワーとトイレつき($174.9 / night)。林の中に建てられているため、眺めはよくないが、快適だ。親は異常に寒がっていた。

夕食の前にGeneral Storeに買出しに行き、瓶ビールを1ケース(6本)買った。アメリカの瓶ビールの栓は通常手でひねるだけで開けられる。そのため、栓抜きは購入しなかった。

6時45分ごろ、Villageのレストランに行って夕食。Meat Loafを食べた。

さて、夜寝る間際になって、親父がビールの栓が開かないと言い出した。テツも協力していろいろ試してみたが、どうしても開かない。最後には、親父は指先を怪我して、出血し始めた。仕方なくGeneral Storeまで栓抜きを買いに行ったが、すでに閉店していた。もはやどうしようもないので、どうしてもビールを飲むんだと言い張る親父を何とか説き伏せてベッドに寝かせ、やれやれと一息ついた・・・と思ったら、親父がむくりと起き上がり、“いいことを思いついた”と言って、ビールを片手にCabinの外に出て行った。ちなみにこの夜は凍えるような寒さで、父も母も、二言目には“寒い”と言って、暖房をがんがんにかけていた。さて、それほど嫌がっていた寒気の中に出て行った親父は、見事ビールの栓を開けて勝ち誇った顔で戻ってきた。そして、旨そうにビールを飲んだ後、満足そうに寝た。この“思い立ったらとことんまでやらないと気がすまない”性格は、我ながら、見事に親から引き継いだと思わざるを得ない。周囲の人々は、こんな目でテツを見ているんだろうな・・・。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tetons&Yellowstone旅行(1日目)

2010-09-09 | 旅行
4時半にアパートを出発。S野さんに送っていただき空港へ。7時Nashville発、8時40分Denver着。9時15分Denver発、10時40分Salt Lake City着。DenverからSalt Lake Cityに至る空路は、眼下の景色が最高だった。

Salt Lake City到着後、まず車を借りる。今回はThriftyを利用した。さて、車を予約したときの料金内訳は以下のとおり。

Rental Time Charge $327.99
6pct Discount -$19.68
With Discount Applied $308.31
APT CONC RECOV FEE (10pct) $30.83
STATE TAX (6.80%) $24.46
TOURISM TAX (9.5pct) $33.93
VEHICLE LICENSE FEE ($1.50 per day) $18.00
Total Estimated Mandatory Charges $415.53
Estimated Grand Total $415.53

12日借りて$416だから、悪くない。そう思って安心していたところ、現場で最終的に出てきた内訳が以下。

Daily 5 28.00 day 140.00
Week 1 187.99 week 187.99
Discount 6.000% -19.68
Net T&M Net 308.31
Trip Saver 12 4.99 day 59.88
SLI 12 11.95 day 143.40
Add'l Driver 12 10.00 day 120.00
FFRF 6 1.50 day 8.00
Vehicle Licensing Fee 12 1.50 day 18.00
Concession Fee Rent 10.000 % 65.76
Sales Tax-Utah 6.850 45.04
Tourism Tax 9.500 % 62.47
Subtotal of Other Charges 522.55
Total Charges 830.86

まさかの金額倍増。追加保険(Trip Saver+SLI(Supplemental Liability Insurance))と追加ドライバーで+$323.00は痛い。その上、税関係の金額が軒並み倍額になっている。これは一体どういうからくりなのだろうか。

文句を言っても始まらないので、サインした。Additional Driver(父)に関して、到着したら免許証を見せに来いと言われた。車はHyundaiのSONATA。車体に傷が多数あったので、チェックして、近くにいたThriftyの係員に報告した。すると、チェックシートにスタンプを押してくれた。これが、車体に最初から傷がついていたという証拠になる。

12時15分ごろ空港を出発。まずは、ホテル( Grand America←音が出るので注意)に行った。Wadeによると、Salt Lake Cityで最も豪華なホテルらしい。豪華すぎて落ち着かない。





ホテルの部屋からの眺め。1時53分撮影。手前の建物はCity Hall。

2時15分ごろホテルを出て、Wade推薦のハンバーガー屋Crown Burgersに行った。普通のハンバーガーに小さく切ったベーコンが大量に挟まれていて、旨かった。French Friesにつけるピンク色のマヨネーズ(?)もユタ名物とのこと。

3時にCrown Burgersを出て、Mormon教の総本山Temple Squareに行った。Mormon教というのは俗称で、正確にはChurch of Jesus Christ of Latter-day Saints(末日聖徒イエス・キリスト教会)という。1830年にアメリカ人のJoseph Smith, Jr.によって創設されたキリスト教系の新興宗教。






Salt Lake Temple。3時40分撮影。特徴的な形の壮大な建物だが、ヨーロッパの巨大なCathedral(例えばケルン大聖堂)と比べると、幾分小さい。


そろそろ引き上げようかというころになって、女性二人組のモルモン教徒に捕まった。大学生くらいの年齢で、Temple Squareの案内を行いつつ、宗教的勧誘も同時に行っている。Salt Lake Tabernacle(楕円形の集会所。大変音響が良いらしい)やカモメの記念碑を案内してくれた。親切で感じのよい人たちだったが、話の端々に宗教的質問(神についてどう考えているか、など)を織り交ぜられるのは、正直言ってうっとうしかった。日本では宗教は身近な存在ではなく、新興宗教に至ってはタブーに近い存在なので、普段宗教に関して考えることがほとんどなかった。しかし、宗教の盛んなNashvilleに住んでいるおかげで、たまには宗教について考えることもあり、そのおかげか、彼女たちにやり込められることはなかった。


5時ごろTemple Squareを出発。Salt Lake Cityの西のBonneville Salt Flatsを見に行くことにした。当初、Bonneville Salt Flatsの東端まで行けば、塩の平原が見れると思っていた。Google Mapでは、東端も白く写っている。しかし、Bonneville Salt Flatsの東端まで行っても、砂漠が広がっているだけで、塩っぽいものは全く見当たらなかった。





Bonneville Salt Flatsの東のRest Area(40.762539,-113.010448)から西方向の眺め。6時16分撮影。


仕方がないので西進を続ける。恐ろしいことに、一旦この結局Bonneville Salt Flats に進入すると、出口がなく、引き返すことができない。結局、Bonneville Salt Flatsの西端まで行く羽目になってしまった。Salt Flatsの西半分は、一面塩に覆われていた。






Bonneville Salt Flatsの西のRest Area(40.740369,-113.852001)からの眺め。7時4分撮影。






Bonneville Salt Flatsの西のRest Area(40.740369,-113.852001)からの眺め。7時5分撮影。






Bonneville Salt Flatsの塩の結晶。7時3分撮影。


7時10分にRest Areaを出発。一旦西のWendocerまで行き、東に引き返す。親の飛行機の到着時間が8時半で、GPSの示す予定到着時間が8時45分だったため、あせりにあせって猛スピードで運転した。幸いポリスに捕まることなく空港に到着。しかし、空港の手荷物受取所付近に親の姿がなく、大慌てで探し回った。憔悴しきって空港の案内所に聞きに行ったところ、flightが遅れていて、今ちょうどついたところだと言われた。そして、待つこと約15分、9時15分ごろ何事もなかったかのように親が出てきた。やれやれ。これに懲りて、旅先で無茶をするのは止めようと思った。

ThriftyでAdditional Driverの手続きをした後、Crown Burgerを経由してホテルに戻った。Salt Lake Cityで最も豪華なホテルの一室で、夕食にハンバーガーを食べた。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Burgess Falls

2010-09-06 | ハイキング
Nashvilleから東に97 miles走ったところにあるBurgess Falls State Parkに行った。Trailheadから滝までは約30分。最後に滝壺に下りる道が多少急勾配。






Burgess Falls。2時14分撮影。C-PL filter使用。

今までTennesseeで見た中で、最も立派な滝。落差が大きく、水量も豊富。アメリカ人が多数水遊びをしていた。






Burgess Falls。2時31分撮影。C-PL filter使用。さらに、虹の部分のみ、Capture NX2で彩度を上げた。






Burgess Fallsの上流の小さな滝。2時48分撮影。C-PL filter使用。






Burgess Fallsの上流の小さな滝。2時51分撮影。C-PL filter使用。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする