お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

南米に憧れて

2004年11月26日 | 旅・外国
最初は、ブラジルに行き、アマゾン川の流域の街、マナウスまでいきました。この街はアマゾン川の支流に面していて、観光船は一端8キロ位、川を下り、本流にぶつかったら、本流を遡ります。ここで面白い現象が見れます。支流の川の色は群青色、そしてアマゾン川本流はミルクコーヒーのような薄い茶色。水に溶けている成分が違うため、水の比重が違い、本流と支流の交わった地点から下流に三キロ、水面が群青色とミルクコーヒーの二つの色で二分割されるんです。すなわち、大河の真ん中に「線」が三キロ出来るのです。この現象はアマゾン川と中国の揚子江にしか起きない現象だそうです。マナウスはアマゾン河口から1500キロ遡ったところ。それでも川幅はゆうに二キロはあります。8時間の観光の終わりに船が大河の真ん中で止まったかと思うと、ガイドさんが「It’s swiming time!」と叫び、船上の観光客たちは大河に吸い込まれるように飛び込み、泳ぐのです。羨ましかったです。ガイドさんはチッチャイラジカセを出してきて、サンバをかけます。アマゾン川でも川の真ん中は深くてピラニアはいないそうです。その後、アルゼンチン、ペルー、ボリビア、チリ、そしてイースター島に行ってきました。イースター島は、快晴で、モアイ像も見たり触ったりできました。25回以上、イースター島に来ている添乗員さんがこんなに晴れたは初めてだと、旅行社のパンフレット用に写真を撮っていました。イースター島はチリ領なので、南米経由と思われる方も多いでしょうが、実際は日本からタヒチに飛び、乗り換えて、イースター島に向かいます。日本でいろんなツアーに申し込まれても、現地の旅行会社がまとめてグループを作って、イースター島観光をします。僕の参加したグループは4組の新婚さんと男性の添乗員さんと僕の10名のツアー、当然僕と添乗員さんは親しくなり、現在もタヒチのメル友です。あと、推薦の街は、チリのバルパライソ。首都サンチャゴからバスで一時間の軍港の町です。日本で言えば明治時代にできた、木製のケーブルカーのようなエレベーターのような乗り物が魅力的な、背後に山をひかえた町です。逆にお薦めできない、とっても治安の悪い町は、リオデジャネイロ(三日で60人位が射殺されて、強盗に遭います。そして、サンパウロ、もう一つはペルーの首都リマです。ここは通関から要注意!別室に連れ込まれ、税関の職員に身包み剥がれるケースもあるようで、その時はその場を動かず、「Call to ambasader(大使館・・・英語の綴りがちがっているかもしれません)」と叫ぶ事だとボリビアの寿司屋のおっちゃんに教えられました。ちなみに僕は通関する時、ベロベロの泥酔状態だったので、被害には遭いませんでした。南米の事なら、結構知っているので、これから行かれる方は何でも聞いて下さいね。リオデジャネイロのコパカバーナの端にある5000円くらいのホテルに泊まったのですが、ここの朝食のカフェオレ(ブラジルではカフェ・コン・レイチェと言います。コンはwith、レイチェはmilkです)は最高に美味かった。そして、マナウスの漁港の横にある魚市場の中の食堂の「魚の入ったトマトスープ」は安くて絶品でした。
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回転寿司と回転扉

2004年11月26日 | エッセイ・日記・意見
うちの会社のビルは回転扉がその地区で一番多く、六本木の事件の後、回転させなくしていました。今は普通の扉に替える作業が進んでいます。それを見ていて、思ったのですが、回転扉は左回り、しかし、回転寿司は右回り。何故なのでしょう。とても素朴に疑問に思いました。他によく見かけるもので「回るもの」ありましたっけ。遊園地のメリーゴーランドは左回りです。謎は深まるばかり。分かったら、答え教えて下さいませませ。
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「カッパノベルス」と父の思い出

2004年11月26日 | 本・雑誌・漫画
僕が初めて、大人の本を読んだのが、多分、父がたくさん買っていた松本清張のカッパノベルス『Dの複合』でした。中学生の頃です。そして、高三の時に、書き下ろしのカッパノベルスで読んだ赤川次郎の『三毛猫ホームズの推理』に大きなショックを受け、当時あと二冊しか出ていなかった赤川次郎の『幽霊列車』と『マリオネットの罠』を買い漁りました。初期の赤川次郎は凄い作家で、今でも角川文庫から出ていますが、『夜』という長編が好きです。西村京太郎もカッパノベルスの『夜行列車(ミッドナイトトレイン)殺人事件』が好きでむさぼるように読んだ記憶があります。父は本当に松本清張が好きで、たくさんのカッパノベルスを父の本棚から借りて読みました。今回、そのカッパノベルスが新装される事になり、石持浅海の『水の迷宮』を読んだのですが、カッパノベルスらしく面白い本でした。しかし、新装版より、昔の装丁の方が僕は好きです。おかげで、父のことを思い出し、文春文庫の新刊、宮部みゆき編の「松本清張短編傑作コレクション」全三巻を衝動的に買ってしまいました。これは、日曜日とかの午後の陽だまりの中で、ゆっくり読むつもりです。コタツがあったら、コタツに潜り込んで、顔だけ出して読むのに最適な本だと思います。
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