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なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日

2010年10月18日 | 本・雑誌・漫画
なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日 (新潮文庫 か 41-2)
門田 隆将
新潮社

内容紹介
1999年4月、山口県光市で23歳の主婦と生後11カ月の幼児が18歳少年・Fに 惨殺された。たった一人残された夫・本村洋は、少年法によって二重三重に守られた犯 人Fに果てしない闘いを挑んでいく。少年法を前に思考停止に陥ったマスコミや、相場 主義・前例主義によって形骸化した司法の世界など、本村の前には想像もできなかった 厚い壁が次々と立ちはだかった。絶望に打ちひしがれ辞表を出す本村に、上司は「労働 も納税もしない人間が社会に訴えてもそれはただの負け犬の遠吠えだ。君は社会人たり なさい」と説き、裁判で敗れた検事は「たとえ100回負けても101回目をやる」と 語りかけるなど、さまざまな人たちが、絶望の淵を彷徨う本村を支えていく。日本の司 法を大変革させることになる歴史的な光市母子殺害事件の陰で展開された知られざる人 間ドラマ。9年間にわたって事件を追いつづけたジャーナリスト門田隆将が差し戻し控 訴審判決の翌朝、広島拘置所で犯人Fから吐露された意外な言葉とは――。2010年 秋放送、WOWOW「ドラマWスペシャル」(江口洋介主演)の原作にもなった感動ノンフィ クション。

内容(「BOOK」データベースより)
1999年、山口県光市で、23歳の主婦と生後11カ月の乳児が惨殺された。犯人は少年法に守られた18歳。一人残された夫である本村洋は、妻子の名誉のため、正義のため、絶望の淵から立ち上がって司法の壁に挑む。そして、彼の周囲には、孤高の闘いを支える人々がいた。その果てに彼が手にしたものとは何だったのか。9年に及ぶ綿密な取材が明らかにする一人の青年の苦闘の軌跡。

出版社からのコメント
抜粋 本文紹介~「プロローグ」より<br><br> 青年は、こぶしを握りしめて震えていた。<br> 視線は一点に注がれ、そこから動かない。テーブルの上にあるコップを見ているの<br> か。それともその中にある水を凝視しているのか……。いや、どちらでもない。<br> 彼の視界には、何も入っていない。彼は、空(くう)を見ている。そう思えた。<br> 大きく息を吐いて、その青年は、こう言った。<br> 「僕は……、僕は、絶対に殺します」<br> 不気味に迫力のある声だった。押し殺しているだけに、それは余計凄みを感じさせた。<br> その瞬間、店の中の客が、何人かぎょっとして私たちの方を振り向いた。<br> 一九九九年八月十一日、北九州市・小倉北区の薄暗い喫茶店で、私と青年は向かい<br> 合っていた。<br> 紺色のTシャツに縁なしのメガネをかけ、スポーツ刈りよりも短く切りそろえた髪。<br> 本来は優しくて愛嬌のある目が、これ以上はないほどの憎しみに震えていた。<br> どうにもならないこの感情をどうすればいいのか。その目は、怒りと憎悪の行き場<br> が見つからない苛立ちと、もどかしさに支配されていた。<br> まだ二十三歳で、学生の雰囲気を残している青年の名は、本村洋。のちに、日本の司<br> 法を大変革させていくことになる人物である。<br> (中略)<br> それから九年。<br> 一審の山口地裁、二審の広島高裁とも無期懲役。だが、最高裁での差し戻し判決。<br> その末に青年は、ふたたび広島高裁での差し戻し控訴審に臨んだ。<br> 何度も挫折を繰り返し、司法の厚い壁に跳ね返され、絶望の淵に立ちながらも、青<br> 年はこの日、ついに犯人の「死刑判決」を勝ち取った。<br> 人は、これを九年にわたる青年の「孤高の闘い」だったという。巨大弁護団を一人で<br> 敵にまわして、今は亡き妻と娘のために、若者が愛と信念の闘いを最後まで貫いた―<br> ―と。<br> だが、その裏には、この九年間、青年を支えつづけた、これまた信念の人たちがいた。<br> 闘いに破れ、自殺をも考えたこの青年を、その度に「闘いの場」に引き戻し、正義<br> の力を説きつづけた人たちがいた。<br> これは、妻と娘を殺された一人の青年の軌跡と、その青年を支え、励まし、最後まで<br> 日本人としての毅然たる姿勢を貫かせ、応援しつづけた人たちの物語である。<br>

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
門田 隆将
1958(昭和33)年高知県生れ。中央大学法学部卒。雑誌メディアを中心に、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなどの幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



この本を読み始めた。人間の生き様はこんな事にもなるのか・・・とショックを受けた。筆者の目線は冷静で読みやすい。
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大阪梅田に無料自販機が出現

2010年10月18日 | エッセイ・日記・意見
大阪梅田に無料自販機が出現



新しい宣伝やね。
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AKB48 渡辺麻友さん「電話して!」 ☆☆☆蔵出し映像♪

2010年10月18日 | エッセイ・日記・意見
AKB48 渡辺麻友さん「電話して!」 ☆☆☆蔵出し映像♪



可愛い。
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お台場アイランドベイビー

2010年10月18日 | 本・雑誌・漫画
お台場アイランドベイビー
伊与原 新
角川書店(角川グループパブリッシング)

内容紹介
父であることを喪った男、母であるために走る女、そして唯一無二の「子供」である少年--傷ついた街に残る巨大な謎をめぐり、それぞれの闘いが始まる。
内容(「BOOK」データベースより)
東京を壊滅寸前まで追いやった大震災から4年後、息子を喪った刑事くずれのヤクザ巽丑寅は、不思議な魅力を持った少年、丈太と出会う。彼の背後に浮かび上がるいくつもの謎―消えていく子供たち、埋蔵金伝説、姿なきアナーキスト、不気味に姿を変えつつあるこの街―すべての鍵は封鎖された「島」、お台場に―!?震えるほどリアルな「明日」の世界に、守るべきもののため全力で挑む人々の姿を描いた、フルスケールの感動ミステリ!第30回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

著者について
1972年大阪生まれ。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。理学博士。本書で第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊予原 新
1972年大阪生まれ。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。大学勤務の傍ら2008年より小説執筆を開始し、第55回、56回の江戸川乱歩賞で最終候補となる。本作で第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



ミステリーの新しい書き手。
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土日は、完全に鬱だった。本当に何もしたくなかった。アトピーは悪化。

2010年10月18日 | Weblog
月曜日、会社に来てみると、仕事モードになる。パブロフの犬様だ。快晴。心も快晴になればイイが。
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