新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

引き続き絶好調の朝ドラ「カムカムエブリバディ」! 第三週雑感!!

2021年11月20日 06時30分46秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲引き続き絶好調の朝ドラ「カムカムエブリバディ」! 第三週雑感!!


昨日も当家では、7:30と8:00の2回興行となった、引き続き絶好調の朝ドラ「カムカムエブリバディ」でしたが、ラストの城田のナレーションに私の感情はダダ下がりで、来週は安子に苦難の日々が待ち受けるのだ、そう思うと、戦中・戦後ドラマの必然とはいえ、なんとかならないものかと思います。

第三週の特に良かったところは、稔の父親・雉真千吉を、戦前のステレオタイプの頑固親父ではなく、令和に生きる我々にも理解・同調でき、感情移入できる練れた人物にしたことだと思います。

YOUが安子に対して行った嫌がらせを、つまらんことをするなと一喝した一方、もし安子と一緒になるためだけに、菓子屋に婿に入っとしても、大学を出ただけのお前には、何もできることはない、商売はそれほど甘くない、一時の感情に流されず、よく考えろと諭しました。

また、勇の「家のための結婚なら俺がするから、兄貴には安子との結婚を許してやってくれ、少なくとも安子にあってくれ」との必死の願いを聞き入れ、橘で安子の人となりを見て、また、父親の金太と言葉を交わすことによって、心を動かされました。

この辺り、時代を超えて、令和に生きる我々にも頷けるように思わされました、本当に良く出来た脚本です。

脚本も良いのですが、(いままで何度も言っていますが)本気のキャスティングが秀逸です。

雉真稔役の松村北斗くんが良すぎました。来週で退場!?そう思うとかなり残念です。

仮にNHK上層部から、Jの誰かをヒロインの相手役にしなければならないという圧力があったとして、じゃあ、名前の売れている誰それ、ではなく、「役」本位で選抜したことがよくわかる、納得の人選です。

同じドラマの2回目、3回目の視聴ともなると流石に緊張感は薄れるので、一緒に視聴しているJ(特にセクゾ)大好き家人に、「今のセリフ、セクシー王子(?)中島くんには絶対合わないよね?」、「今のセリフ、菊池くんだったらドラマぶち壊していたよね?」などと聞くと特に反論はなく、「北斗くんだから問題ないでしょ」とぷち切られています。 
まあ、そういうことで、今までブストーンズについて何も語ることはなかった家人にも納得の配役になっているようですが、松村くんが退場間近なのが残念です。








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