新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

虎子はなぜ、「主権在民」ならぬ「主権在GHQ」状態に「はて?」と言わない? 脚本家の吉田恵里香氏はフェミなの?

2024年06月16日 15時21分36秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲虎子はなぜ、「主権在GHQ」状態に「はて?」と言わない?


今週の朝ドラ・「虎に翼」は花岡の衝撃の餓死で始まりました。
よね、轟、チェ・ヒョンスクの無事が次々と確認される中、虎子が家庭裁判所の設立に奔走する姿が描かれました。

私が特に気になる点が、「日本国憲法」が前文で「ここに主権が国民に存することを宣言し」とあるのに、なぜ日本国民の上にGHQがある、いわば「主権在GHQ」状態なのに、なぜか虎子は「はて?」と言わないですし、まるでその気配さえ見せないことです。

言っても言わなくても占領下にある日本の状況が変わるわけがないことは百も承知ですが、虎子が少なくとも国民の上にGHQがある状況に「はて?」と疑問に思わないと、4月から築き上げてきた虎子のキャラクターに反する気がします。

また、前週の民法改正においては、家の存続に拘る老法律家をどうしようもない守旧派のように描いていて、姓が変わっても家族の絆に変わりはない、みたいな、現在の家族別姓問題に、脚本家の思いをごり押ししているかのような不快感を感じました。

また、かなり唐突な轟のモーホー展開にびっくりです。

脚本家の吉田恵里香氏がフェミニストであってもそれはご自由ですが、国民的ドラマの中にそんなご自身の勝手な主張を混ぜこむのはたいがいにして欲しいもんですね、特にNHKのドラマである以上。






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虎子の涙の理由 朝ドラ「虎に翼」

2024年05月30日 17時00分33秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ ついに判明! 虎子の涙の理由 朝ドラ「虎に翼」


ドラマ初回、虎子の涙の理由が今朝判明しました。

優三の戦病死が主たる要因であると思われます。

私が初見で思ったような、アメリカ製「日本国憲法」を有り難がって涙していたわけではなかったようです。

でもしかし、私が望んだような、アメリカ製「日本国憲法」を押し付けられた悔し涙でもなかったようです。

2ヶ月かけて虎子が弁護士になった経緯を丁寧に描いた当ドラマは、6月、来週からついに本筋の、弁護士・佐田虎子の活躍が始まるのでしょう。

残念ながら、時間的にも経験値としても、虎子が清瀬弁護士の代わりを務めることは無理でしょうが、「東京裁判」のデタラメさに怒る虎子は期待したいです。

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映画「カラオケ行こ」鑑賞してきました!

2024年02月07日 11時50分26秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲映画「カラオケ行こ」


映画「カラオケ行こ」を鑑賞してきました。
映画「ゴールデンカムイ」同様、漫画原作の映画化作品です。

以下、その感想です。

映画「ゴールデンカムイ」同様、映画サイトのレビューを観る限り、映画化にあたっての改変はあるようですが、原作の改悪だ、と非難されるようなことはなく、概ね原作ファンの評判も良いようです。

ヤクザ組長の誕生会の時開かれるカラオケ大会で、最低点を取ると組長に下手くそな入れ墨を入れられる。
なんとかそれから逃れたいという若頭補佐である綾野剛が中学生の合唱大会で目をつけた中3の斉藤潤くんに、歌唱指導をつけてもらう、というコメディ要素高めの作品です。

脚本が野木亜紀子、「アンナチュラル」「MIU404」など毎週放映が楽しみで仕方ないほど面白いオリジナル作品をものした有能な方ですが、wowowで放映された連続ドラマ「フェンス」が信じられないくらいの駄作だったので、当作品はどんなもんかと半信半疑の気持ちで鑑賞しました。

結果は心配無用、安心して見られる、テンポと後味の良いとても面白い作品でした。

最寄りの劇場では1日1回の上映になってしまい、結構焦って見に行ったのですが、平日昼間の上映でありながら、比較的大きなスクリーンがほぼ満席。
9割方女性の観客というのでちょっとびっくりしました。

女性コミュニティでは格別に評判が良いのかも知れません。

終映が近いようなので、興味の有る方はお早めに劇場へ。

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映画「ゴールデンカムイ」鑑賞してきました!

2024年02月06日 11時26分28秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲映画「ゴールデンカムイ」


映画「ゴールデンカムイ」鑑賞してきました、その感想です。

映画サイトのレビューを観る限り、昨今世の中を騒がしているような漫画原作の改悪は無いようです。

私は原作未読の為、コメントできる立場ではありませんが、原作ファンもかなり楽しめるように、原作の味わいを相当に尊重しているようです。

序盤から中盤にかけての畳み掛けるような展開がすごく面白かったです。

ただ、後半から最終盤にかけて、それまでに何度も見たようなアクションシーンが連続していたように見え、それが今ひとつ? かも。

映像はとてもきれいで、アシリパちゃん、とても可愛かったです。

劇画チックなのは良いのですが、マンガチックなところが少々しつこい気がしました。

原作者がガンヲタなのでしょうか? ボーチャードピストルが映画に出てきたのをはじめてみました。

お暇であれば、ぜひ劇場のでご鑑賞を強力におすすめします!

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年末の運試し! 「成城石井のシャンパンくじ」

2024年02月06日 11時07分21秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲年末の運試し! 「成城石井のシャンパンくじ」



昨年末、毎年恒例の年末の運試し! 「成城石井のシャンパンくじ」を購入しました。

成城店ではワイン専門店「Village」が閉店となったこともあり、「成城石井のシャンパンくじ」は成城店のワイン売り場の一隅にひっそりと置かれていました。

売り場の見た目もそうなのですが、1等が「ドン・ペリニヨン」だった頃と違い、どうにも「ショボくなった感」は否めません。

年末の運試しだ! というような高揚感はすっかり無くなってしまいました。

▲当たりかハズレか不明


それでも3本購入し、家に帰って開けてみると、ルイ・フラマンド2本とエフ・ラヴェルニュ1本、ともに聞いたことの無いスパークリングワインでした。

「Village」でやっていた時は、それぞれの販売価格がチラシに明記されていて、どれが当たりなのか分かるようになっていたのですが、そのようなチラシも見当たらず、当たりなのか、そうでないのかも判別できず、どうにも締まらない結末となってしまいました。

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