新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

尺の無駄遣い!不要だった「雪次郎の乱」今週の朝ドラ「なつぞら」

2019年06月30日 11時27分39秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 後半からの巻き返しに期待します!!


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

朝ドラ「なつぞら」も折り返し点ですが、今週の「雪次郎の乱」は尺の無駄遣いとしか思えませんでした。

東京・新宿編が始まって以来、本筋に関係のない話が多く、それでドラマが面白くなっているかといえば、そんなこともありません。

なつのアニメーターとしての成長を映像で表すことはなかなか難しいのかもしれませんが、映画の制作過程を端折って、そこに「雪次郎の乱」を差し込んで映画は完成!というのは少し雑すぎかと思います。

とはいえ来週から本ドラマも後半に突入です。

後半こそ前半以上の好ドラマを期待しています。

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さすがは羽原大介脚本! キレイにまとまった大団円・ドラマBiz「スパイラル〜町工場の奇跡〜」

2019年06月30日 10時36分53秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ キレイにまとまった大団円・ドラマBiz「スパイラル〜町工場の奇跡〜」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

視聴していたドラマが次々と最終回を迎えているので、春ドラマを斬る!春ドラマ雑感です。

シーズンごとに楽しみにしているのがテレ東のドラマBiz枠です。

今回は、優れた特許や製造技術を持ちながら、それらを経営に活かしきれず、倒産の危機に瀕していた町工場「マジテック」を救おうとする玉木宏の奮闘を描きました。

真矢ミキ率いるハゲタカファンドに特許を狙われ、得意先を切るわ、債権の即時返済を求めるわ、なんでもありのハゲタカの攻勢に抗し切れず、ついに会社の清算に追い込まれるという、リアリティこそあるものの、切ない終幕かと思われましたが、そこはそれ、羽原大介脚本、キッチリとした希望のある大団円で締めました。

今作はまずまず楽しませてもらいましたが、「ハゲタカ」とか池井戸潤原作の日曜劇場ドラマを小振りにした「感」(格落ち感?)を否めず、テレ東ドラマBizは別の題材で勝負したほうが良かったように思います。

終盤になって登場した、下町信金の理事長ですが、メガバンクを経た信金の理事長という設定のわりにヤクザにしか見えず、ミスキャストじゃないかと思いきや、最後にしっかり「ヤクザ化」したので、納得のキャスティングとなりました。

ベスト回はやはり最終回。

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見て損のないアクション大作!「キングダム」

2019年06月29日 17時46分00秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 見て損のないアクション大作!「キングダム」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

家人に付き合って、山﨑賢人主演、吉沢亮助演の春秋戦国時代の秦を舞台としたアクション映画「キングダム」を鑑賞してきました。

奴隷として売られた、信(山崎賢人)と漂(吉沢亮)は、大将軍になる夢を抱きながら剣術の特訓に明け暮れていた。

漂は王の影武者として王宮へと召し上げられるが、王の弟の反乱による戦いで致命傷を負う。

息を引き取る寸前の漂から渡された地図を頼りにある小屋へと向かった信は、そこで玉座を追われた漂とうり二つの政王(のちの始皇帝・吉沢亮の二役)と対面。

漂が彼の身代わりとなって殺されたのを知った信は、政王と共に玉座を奪還するために戦うことになるのだが………

中国でエキストラを大動員して撮影したという戦闘シーンは、スケールが大きく見応えがあります。

また、この映画のために撮影前からトレーニングを積んだという、山﨑賢人のアクションシーンはなかなかに切れがあり、見応えあります。「るろうに剣心」の佐藤健を彷彿させます。

家人の一押し、吉沢亮演ずる政王(のちの始皇帝)は男から見ても美しく描かれ、アクションはなかなか素早く、主演の山﨑賢人を喰う勢いです。

大沢たかお演じる王騎将軍は極めてキャラクターが立っていて存在感があります。登場シーンこそ少ないものの、極めて印象深い役でした。

長澤まさみは「こんなに美人だったかな」と思うくらい美しく描かれている上、アクションシーンも一切破綻なく、とても良い役に恵まれたと思います。

千年さんは登場シーンこそ多かったものの、今作ではあまり見どころがありませんでした。

全体として、とても良く出来た映画でした。
続編が公開されれば、また見に行く事になるのでしょう。
山崎賢人や吉沢亮のファンでなくとも楽しめる事間違いありません。ぜひとも劇場での鑑賞をお勧めします。

少し不満をあげるとすると、シーンの尺が「長い」と感じてしまう部分が多々あることと、マンガチックにデフォルメされたシーンとリアリティあるシーンとがうまくマッチしていないな、と感じさせられるシーンも多いことです。

そんな時(少し退屈と感じる時)に必ず頭に浮かんできてしまうのが「その後の始皇帝」のビジュアルです。

▲ その後の亮君? 「劉邦」の始皇帝


現在ビッグコミック連載中の「劉邦」では、始皇帝はとんでもない暴君として描かれているのですが、そのビジュアルがとても特徴的で、どういう生活をしたら亮君がこうなってしまったのだろうかという妄想が湧き出てしかたありませんでした。

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糖質オフレギュラーメニュー「ゴーヤとイカのにんにく炒め」「魚介のジェノベーゼソース」

2019年06月27日 10時50分52秒 | グルメ
▲ 「ゴーヤとイカのにんにく炒め」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

家人が糖質オフレギュラーメニュー「ゴーヤとイカのにんにく炒め」「魚介のジェノベーゼソース」を作ってくれました。

「ゴーヤとイカのにんにく炒め」は割と最近食卓に上ったばかりでしたが、早々にリピートしてもらいました。

イカのプリプリ感とゴーヤの苦味がちょうどよく、あっという間の完食でした。

▲ 「魚介のジェノベーゼソース」


「魚介のジェノベーゼソース」は昔、祖師ヶ谷大蔵にあった「ローマキャフェ」という店の名物料理でしたが、「あ、これ作るの簡単!」と言って、家のキッチンで本当に素早くそのままの味を再現してくれた一皿です。

作るのは簡単でとても美味しいという、糖質オフの優秀なメニューです。

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春ドラマを斬る!春ドラマ雑感 尻上がりに面白くなっては来たが、最終話詰め込みすぎで印象が散漫に!!TBSドラマ「インハンド」

2019年06月26日 09時42分24秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 最終話詰め込みすぎで印象が散漫に!!TBSドラマ「インハンド」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

主演に山下智久、ヒロインに菜々緒、助演に濱田岳を起用したTBSドラマ「インハンド」の最終回の視聴を終えました。

寄生虫学者・紐倉 哲(山下智久)は、関東近郊にある巨大な植物園を改造した自宅兼研究室に引きこもり、気のむくままに好きな寄生虫の研究をしている。人嫌いでドSな変わり者だが、博識で天才的な頭脳を持つ男だ。右手がロボットハンドの義手であるのも特徴である(公式HPより)

設定が漫画チックな割に、各話の結末が突飛な未来科学などではなく、身近なリアリティーを感じさせる事象を観察・研究して結構地道に解決に導くというストーリーがなかなか良かったです。

あまり器用な役者に思えない山下智久も、この役はなかなかの嵌り役でした。
大きな白い犬が芸達者だったのも見どころの一つでした。

「良い人役」の菜々緒というのに不慣れなせいか、牧野巴役の菜々緒は少々微妙な印象でした。
濱田岳はいつもどおり、そつなく助演をこなしました。

第5話でようやくストーリーが動き出したのですから、第6〜9話までのフューチャージーンに直接関連のないエピソードはバッサリ割愛して、そのかわり、最終話(特に最終回)に詰め込みすぎたエピソードを各回でじっくり描いてほしかったと思います。

なんにしても最終話(第10,11回)は各エピソードの印象が散漫になってしまった割に、結局、最終的には映画「アウトブレイク」をパクったんだな、という感想になってしまったのがとても残念です。

ベスト回は第5話。


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