新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

まだまだ主演の「器」ではなかった中島健人、ファン苦笑の迷演技!? フジTV開局60周年ドラマSP「砂の器」

2019年03月31日 11時24分42秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 主演の「器」ではなかった中島健人、フジTV開局60周年ドラマSP「砂の器」



自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

録画しておいた、フジTV開局60周年ドラマSP「砂の器」を見ました。

まだまだ主演の「器」ではなかった中島健人君、ファンも苦笑の迷演技でした。

このドラマがどうも今ひとつなのは中島君のせいばかりでなく、橋本忍脚本の映画「砂の器」を、うまく現代に翻案できなかったことと、結構杜撰な脚本にあったように思います。

変装しても目立たなくなるから渋谷のハロウイーンを選んだのに、返り血を浴びたからといってなぜ土屋太鳳の家に行ってシャツの処分をしなければいけなかったのか?

当日の渋谷では、血だらけの扮装はあちこちあったので、返り血を浴びたシャツでも目立つことはなかったのでは?

温水が道端で土屋太鳳と偶然会い、後をつけて勤務場所を特定していたというのは幾ら何でも都合良すぎ。
脚本家はもっと知恵を絞るべきでしょう。

今西刑事の元妻が自殺していた、というエピソードにどんな意味があるか不明。(単にゲロの説明?)

和賀英良へのすり替わりエピソードも無理ありすぎです。

橋本忍脚本の映画「砂の器」が原作をはるかに超越した名作なので、もうリメークするのはいい加減断念してはどうでしょうか?

映画「七人の侍」をリメークしたいという映画人は(多分)いないのだから、映画「砂の器」もそれに近いポジションと考えたら良いのではないでしょうか?
(そういえば、椿三十郎をリメークした人はいましたが………)

ちなみに4月から始まる、最後の「午前10時の映画祭」で、「七人の侍」も「砂の器」も両方上映されます。
スケジュール要チェックです!

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「まんぷくヌードル」開発・販売編はもう少し尺を取って欲しかったが「ひよっこ」以来の朝ドラ完走に満足! 朝ドラ「まんぷく」ついに最終回!!

2019年03月31日 10時35分03秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 安藤サクラにもらい泣き、NHKHPより


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

毎朝楽しみにしていたNHKの朝ドラ「まんぷく」がついに大団円を迎えました。

先週の土曜日、予告編の鈴さんの葬式は、なんと「生前葬」だったというしょうもないオチでしたが、陰のヒロインであった鈴さんが、健在のまま最後の最後まで鈴さんらしく最終回を迎えたということで良しとします。さすが松坂慶子でした。

主演の安藤サクラ、長谷川博己は二人とも安定感があり、安心して見ることができましたし、桐谷健太演じる世良勝夫が実にいい味を出していました。脇ではありましたが、彼の代表作といっても良いかもしれません。

概ね不満のない「まんぷく」でしたが、今にして思えば、ダイナマイト漁による逮捕・拘禁エピソードや、ハリー杉山エピソード、克姉の孫が大人びているエピソードなど、本筋に関係のないところはバッサリ切って、「まんぷくヌードル」開発・販売編は「プロジェクトX」以上に綿密に再現して欲しかった思いがあります。

さて来週からは広瀬すず主演の「なつぞら」、こちらも期待大です!

▲ 「なつぞら」主演 広瀬すず


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原作のせい? やはりイマイチだった映画「犬神家の一族(1976)」

2019年03月30日 17時13分42秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 原作のせい? やはりイマイチだった映画「犬神家の一族(1976)」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

映画「犬神家の一族(1976)」を鑑賞しました。

湖水から突き出た二本足、ゴムマスクの佐清など、映画のアイコンこそよく知ってはいるものの、今回が初めての鑑賞でした。

私が小学生高学年の頃始まった角川文庫の「横溝正史フェア」、書店の目立つ場所にうず高く平置きされた「横溝正史文庫」の中から目立つ書名「犬神家の一族」をなんとなく選んで読んだことが「横溝正史」にハマるきっかけでした。

その数年後、「犬神家の一族(1976)」が角川映画にて映画化されましたが、「八つ墓村」読後の私には、なぜあれを映画化するんだろう? と不思議でなりませんでした。
なぜ「八つ墓村」でないのだと。

で、割と最近、角川も当初は「八つ墓村」映画化で動いていたが、すでに松竹が先に製作するということで、止む終えず、「犬神家の一族(1976)」を映画化したのだと知りました。

原作本も私が「横溝正史」にハマるきっかけということもあり、決してツマラいない本ではなかったはずですが、初見後二度と読み返すこともなく現在に至っています。

「犬神家の一族」の次かその次に読んだ「八つ墓村」は初見から40年以上にわたり、どう少なく見積もっても30回は読み返していますが、「ああ、面白かった」と読了のたびに思っています。

今まで「犬神家の一族(1976)」を一度として見てみようと思わなかったのは、映画「八つ墓村(1977)」がとんでもない愚作だったからに他なりません。

当時の私(当然、今の私も)は、なぜあんなに面白い原作を、ああまで酷い映画にできたのが不思議で仕方ありませんでした。

原作の面白さに大差ある「犬神家の一族」など、どんなに頑張っても面白い映画にできるはずがない、という思いでした。

ということで40年以上見る機会のなかった「犬神家の一族(1976)」でしたが、日本映画専門チャンネルで放映するということで録画して鑑賞しました。

昭和の大女優たちの共演はそれなりの見所はあるにせよ、映画としては決して面白いものではなかった、というのが正直な感想です。

「犬神家の一族(1976)」も「八つ墓村(1977)」もそれぞれ大ヒットしましたが、ネットが無く、マスコミの宣伝次第でどうにでもなった時代の徒花としか思えません。

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今日と明日(3/30,31)自由が丘南口遊歩道では「桜まつり」

2019年03月30日 12時05分25秒 | 街歩き
▲ 今日と明日(3/30,31)自由が丘南口遊歩道では「桜まつり」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

▲ 定点観測桜、満開にはもう少しか?


「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

今日と明日(3/30,31)自由が丘南口遊歩道では「桜まつり」が開催されます。

写真のように満開には少し足りないようですが、今年もきれいに咲いてくれました。

今朝の自由が丘はかなり肌寒く、お花見には十分暖かくしてお越しください。

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糖質オフ新メニュー「鯛と新玉ねぎのカルパッチョ」

2019年03月29日 09時12分11秒 | グルメ
▲ 糖質オフ新メニュー「鯛と新玉ねぎのカルパッチョ」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

家人が糖質オフ新メニュー「鯛と新玉ねぎのカルパッチョ」を作ってくれました。

ソースがエスニック風で、スパイシーで新鮮な味覚でした。

こちらも新玉ねぎが出回っているうちに、またリピートしてもらうつもりです。

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