
▲ありえない駄作だった、朝ドラ「ちむどんどん」
ようやく、今朝最終回を迎えたNHK朝ドラ「ちむどんどん」ですが、何故こんなありえないような駄作になってしまったのか理解に苦しみます。
沖縄復帰50周年にちなんだドラマで、沖縄出身でもある黒島結菜が主演するということはかなり前から決まっていたので、主人公・暢子が黒島結菜で当て書きされたのは間違いないところでしょう。
元気いっぱいでハツラツとした暢子のキャラクターは、黒島結菜の特徴をよくとらえていてこれは良かったと思いますが、何故、思いつきで突っ走り、周囲のことを一切斟酌しない自己中なのに、次々おこるトラブルがいとも簡単に解決してゆくというありえない都合良さになるのでしょうか?
私に限らず、「#ちむどんどん反省会」なる言葉もマスコミでとりあげられるほど、このドラマをつまらないと思う視聴者が大勢いたのでしょう。
当作の脚本を担当した羽原大介氏には、奇跡の名画と言える「フラガール」とか、朝ドラ「マッサン」などの代表作があり、決してぽっと出の無名の新人というわけでなく、それ相応の実績のある大ベテランです。
だからといって、このグダグダな脚本にOKだしたプロデューサーには2年間くらい現場から干す、くらいの処遇が必要ではないでしょうか?
時間も金もかけ、ベテランスタッフが制作するのにも関わらず、何故つまらないドラマが制作されてしまうのか、真剣に研究する価値があると思います。
私は明るくて元気のある女優・黒島結菜が大好きなので、次作に恵まれることを海より深く切望しています。