11月28日の工事説明会では、近隣のみなさんからいろいろなご意見・ご要望が出されました。
清水建設の対応は誠意が感じられず、法律、条例に違反していないと強調するだけで、意見や要望に対してほとんど回答していませんでした。
大島・西の原事務所では、近隣のみなさんと再度話し合いの場を設けるよう、清水建設に申し入れましたが、答えてくれません。
工事が始まっていますので、先日の説明会で出された意見・要望をもとに要望書を作成し、清水建設に送付しました。
12月20日に回答がくる予定ですので、回答が来たら報告します。
千寿介護老人保健施設工事に対する要望
工事説明だけでなく、住民の要望・意見に耳を傾けてほしい。工事期間がほぼ10ヶ月もあり、建ってしまえば対策のたてようもないし、工事中の様々なことが心配である。
・日照やビル風など住民にとって環境の悪化はないのか。
・基礎工事の土砂止めは安全か。間違っても周辺に影響をあたえるような土砂崩れを起こしてはならない。
・ラフタークレーンなど重機が使用されるが、液状化や地下水の出やすい地盤に対しての安全対策は。重機などの転倒事故は許されない。
・仮囲い、仮設足場、養生ネット、養生シート、など安全対策は。万が一にも崩れるとか、外れるとかしてはならない。
・土壌の検査は本当に大丈夫なのか。検査内容を明らかにしてほしい。
・作業が終わる時間が6時、休日は日曜日のみで祝日は休まないのが建設業界での普通のこと、と説明しているが、それは建設業界内部のことであって、周辺住民には何の関係もない。それを押し付けるのは住民に我慢を強いるだけである。就業時間を早めたり、祝日も休業にするなど考えるべきではないか。
・日中仕事の関係で休んでいる方、病気その他で静かにしている必要がある方もいます。対策はあるのか。
・大正道路の大型車の規制解除を申請したと説明しているが、規制時間は危険があるから設けているもの。道路の安全、通学の児童・生徒、コミュニティバス、介護用の車、高齢者、障害者などの安全対策は。
午前7時~午前9時は通学・通勤の時間帯で車の交通も激しい。午後3時30分ごろから6時までは、下校する生徒、車も多くなり、商店にお客さんも来る時間帯でもある。これらの時間帯の大型車の進入はやめるべきではないか。
・商店街の妨げ、ホコリ、買い物客の安全など含め、収入減とならないような対策をとるべきではないか。
・大正通りの地下埋設のライフライン、特に雨水の一時貯留管への影響はないか。安全か。
・地震・風水害など災害時の応急対策はどうなっているのか。
・騒音・振動の測定結果を毎日あきらかにしてほしい。
以上。
今後もいろいろな問題がおきてくると思います。その都度清水建設に改善を要求していきますので、みなさんのご意見・ご要望を事務所までおよせください。