「木密」解消へ都が特区!?

2012年03月16日 15時33分49秒 | 日記
 

 3月15日付の朝日新聞に

「木造住宅密集地域(木密)」について、都は新年度から「不燃化特区」制度を導入し、区に解消を促す。税優遇や補助金を拡充する一方、道路拡幅などで住民に立ち退きを求める「アメとムチ」の内容となっている。

という記事が出ていました。
 
 載っている地図によると、不燃化特区の候補となる整備地域に足立区の千住地域も含まれています。
 
以前、千住大川町、千住柳町、千住寿町限定で配られたチラシのことはお知らせしました。
その後、この地域限定の「復興まちづくり訓練ニュース」も発行されています。
 
  
 
 
 そして、この2013年度以降、都と区ですすめるというこの新聞記事です。
 
千住寿町にお住まいの方は、「まさにこの地域に住んでいる、立ち退きを拒んで強制的に収用されてしまったらかなわない!」とおっしゃっていました。
 
区議会にも説明があったそうですが、まだどうするかは決まっていないそうです。
 
都は「木密対策はもはや個人の問題ではない。公共の福祉のためと判断されれば、行政の責任で突破口を見いださなければならない。『強制力』を条件としたのは都の本気度を示し、区にも踏み込んでもらうためだ」と言っています。
 
今、私たちはこの地域で、“応急給水槽、防火水槽の増加、旧千六跡地を防災拠点に”との運動を進めています。
強制収用なんてとんでもありません!
 
…もっと住民の意見もよく聞いてほしい。切に願います。