事務所に相談にこられ、福祉事務所に一緒に行ったホームレスの方、昨日無事申請することが出来ました(^ω^)
この方、4日前に初めて一人で福祉事務所に行き、相談したとのことでした。
そこでは「自立支援センターは予算が削られ縮小され空いていない。足立区でアパートを借りられれば生活保護を受けられる。兄弟に相談するように」と、ビスケットをもらって帰ってきたそうです。
それから、自転車で埼玉の兄のところに行ってきたが、お金の援助はできないと断られ、もちろんアパートなんて借りることができない。60歳を超えていると仕事も見つからない。所持金は300円ほど…ということで事務所に来られました。
昔この地域に両親と住んでいて、共産党の事務所が相談を聞いてくれるということを思い出したそうです。
一緒に行ったら、すぐ申請ができました。そして住む場所も確保してもらいました。
なぜ最初の相談の時は返されたのか?
水際作戦
意思疎通がうまく出来ていなかったのか?
どんな形で保護してもらえるのか、どういう努力をすべきなのか、情報もなければ頼るところもない…
必死に福祉事務所に行ったものの帰されてしまった…
こういう方ってもっともっといるのかもしれません。千住新橋の土手で週一回行われている炊き出しにはすごい数の方たちが集まるそうです。そこでは食事だけでなく衣類ももらえるとのこと。何とかしのいで生きているのかもしれません。
私には相談にこられた方と一緒に解決策を考えていくことしかできない。
でもこれからも精一杯やっていきます!