ことじのブログ

趣味で集めている骨董・古道具の収集を綴ります。
2019年春にYAHOOから引っ越してきました。

中国 陶磁器いろいろ

2014年09月15日 08時11分08秒 | 中国 アジア
いつもの道具市で中国らしき焼き物が出ていました。
3点で購入しました。
たぶん清朝あたりなのか時代がわかりません。
ずいぶんと安い値段でした。
結構中国のお土産品もよく見かけます。
まあ参考に買ったようなものです。
ただ宋や明など本当に良いものは出ませんし
出てもものすごく高値ですね。
あと清朝あたりの精密な5彩などほとんど見かけません。
10年くらい前であれば中国の物はあまり注目させておらず
その頃に良いものもあったと思います。まあ後のまつりですね。
中国の焼き物は奥が深いですね。
真贋も非常に難しいと思います。まあそこは日本も同じですね。
それでも魅力があるやきものだと思います。
 

 
 

 

 




古道具 木の道具

2014年09月12日 17時56分39秒 | 古道具
今日は古道具から
この道具を見つけた時は初見で何だろうと思いました。
かなり使い込まれていて長い間道具として活躍したものだろう
と思いました。
見方によってはまるで木製のオブジェのようです。
これだけでインテリアの飾りになる雰囲気があります。
前置きがながくなりましたがこれです。
 

 
さてこれは何に使われた道具でしょうか。
私は聞くまでは判りませんでした。
これを購入した後でほんの数回だけこの道具を
見かけましたがこれほど面白いデサインの道具には出会っていません。
 

別の角度からの写真です。
そうですね。古民具として出ているものです。
もう少しヒントを出しますとこの写真になります。
 

そうでうすね下部にこの棒を通して使います。
棒が無くても充分飾れるものなんですね。
裏の太い鉄の鎹もアクセントになっていますね。
 
すいません。随分引っ張ってしましました。
 
これは萱ぶきの屋根の萱を叩いて整える道具です。
今では使う事は滅多にないですね。
完全な絶滅危惧種の古民具でした。
 
 
 



古陶磁 陶片

2014年09月09日 18時18分31秒 | 古陶磁
今日は陶片の話です。
つい最近ある方のブログで畑から出土した焼き物の話題が
出ていました。そう言えば少し似たような経験があります。
今からそう7年ほど前になります。骨董仲間と話していた時に
子供の頃土器を拾って遊んでいた経験を話しました。
そこで思いだしその場所へ行ってみたわけです。
そこは祖父母から所有する田んぼと畑と山林があるところです。
そこは中世の山城があったと語り継がれているところで
祖母が畑を耕した時に刀が出て来てそれから2~3日寝込んで
しまったという話しを聞かされていました。
今は田んぼも畑も作っておらず原野に近い状態です。
土器は見つかりませんでしたが、田んぼ沿いの用水といおうか
小川で(幅80cmぐらい)こんなものを拾いました。
左から備前だろうか。
真ん中上はたぶん珠洲焼き
下は網目の伊万里
右は初期伊万里、蘭の絵付けでしょうか
何と言っても自分の所有する土地から拾ったものです。
買ったものと違いなんとも不思議な縁を感じます。
時代は珠洲焼きが一番古く初期伊万里までの江戸初期
ぐらいの時代に捨てられたものかと思っています。
いわゆる消費地での発掘ならぬ川拾いですね。
今回は非常に個人的な話になりました。
 
 

 

 

 




酒の器21

2014年09月06日 05時51分59秒 | 酒の器
今回は酒の器から染付の盃です。
産地は良く判っていないのですが時代は明治ぐらいと思います。
さてもうすぐ稲刈りで米の収穫ですね。
この盃は米俵を模しています。見込みは蔵の鍵も見えますね。
以外に持ちやすくこういう庶民的なデザインも面白いです。
やはり日本酒も米から出来ているのでこの米俵の器とも
相性が良いのかもしれません。
最近は冷酒でなく常温で飲める季節になりました。
 

 

 




沖縄 仁王

2014年09月03日 18時24分14秒 | 沖縄
今回は沖縄の焼き物で仁王の抱瓶です。
少し傷がありましたが金継ぎにて直しました。
なんとも素朴な色絵で二代の仁王らしい絵付けです。
抱瓶はやはり沖縄を代表する焼き物ですね。
なんともこの作家の絵付けが好きで買っています。
裏に彫で琉球 仁王の銘が見えます。