ヒトの歴史だから・・・
文科省が、中学と高校の教員向けの学習指導要領解説書を改定し、
全国の教育委員会などに通知することを決めたそうです。
その解説書には、あっちの諸島とこっちの島を
「我が国固有の領土」と明記し、
災害時に自衛隊が果たす役割などを盛り込まれているそうです。
教科書作成の指針ともなる解説書は通常は
約10年ごとの学習指導要領の改定に合わせて見直されており、
次回は平成28年度の全面改定が予定されていたそうです。
しかし今年に入り、
教科書の記述に政府見解を反映させるよう検定基準を見直したことから、
解説書も前倒しして改定することとしたとのこと。
解説書に「固有の領土」と明記することについて文科相は、
「子供たちが日本の領土を正しく理解することは重要だ。
国家として当然のこと」との見解を示していたそうです。
なんだか、アの人のアの場所への訪問をはじめとして、
強い日本、屈せぬ日本
が、アピールされてきましたね。
いいことなのかもしれないですが、孤立しないようにね。
前にも書きましたが、
領土問題ってのは、どの時代までさかのぼるかによって
違うような気がします。
文科省の解説書も
「○○年からわが国の固有の領土」
と言う言い方の方が、正解なのかも・・・
一つの誰のものでもない地球の陸地に線引きして
陣地取り合戦をするのは、ヒトの本能なのでしょう。
その本能をDNAに埋め込むことによって、
地球は何万年かごとにリフレッシュするのでしょうね。
必ず・・・
携帯のバッテリィの充電の様に・・・
温暖化、PM2.5、原発事故、そして紛争・・・
今回のヒトの歴史も後どのくらいなのでしょうね・・・