みなさんはみかんを食べるとき、表のだいだいの皮をむいだあとの、白いひものような筋をどのようにして食べられますか?職場でみかんを持ってこられる方で、白くてちぎれそうな筋がまったくなくなるまで取って食べる方と、残して一緒に食べる方とがいらっしゃり、そのような話になりました。私の場合、白い筋は味もなくておいしくないのですが、甘さを味わうことができるぐらい瑞々しくて甘みのあるみかんだったら、皮をつけたまま食べても甘さを味わえるし喉の渇きも癒せるのでいいか、という、どちらともいえない立場でいましたが、あの皮は栄養価が非常に高いらしく、本当は食べたほうがいいそうですね。
ちなみに表のみかんの皮はそのまま食べたりしたら苦くておいしくないのですが、水分を含み瑞々しく香りもよく、大変魅力的な存在だと思います。お風呂に入れても美容によさそうだし、掃除でもおおいに活躍するとのこと。まだその力を活用したことはないのですが。もちろん加熱して甘く味付けしたら、おいしくいただくこともできそうです。
なんと表の皮のむきかたについても、豊かな世界があることが判明しました。このような本がでていてしかも好評なのです!
小学館の公式サイト
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一見ばかばかしそうですが、見事だと思います。表紙の馬や鳩の美しさ。レビュー内容だけを見てもみかんの皮から芸術作品を作ることができる、ということがひしひしと伝わってきます。まだ実物の本を手にとってもいないのに、心の琴線に深く触れました。ストーリーも面白そうだし。時間がたつと乾燥してしわが出てしまうのは分かっているのですが、皮でここまで楽しいことができるのだったら、チャレンジしたくなってきます。図書館にあったら速攻で借りるでしょう。
みかんの皮むきの世界は深いです。
「あたらしいみかんのむきかた」 でうさぎを作っています。