いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

ムック本

2010年08月31日 | 日記
 最近、品物と冊子とが一緒になって売られているものを書店で見かけますよね。そういう本のことを「ムック本」というのですね。いつもかわいいなあ、と思いながらも、なぜか買うのを控えていたこれらのムック本ですが。。。どうもこの秋、気になるムック本が一度に2冊出てしまいました。
 その「ムック本」はCath Kidston からでている今年の秋冬バージョンHarrodsからでている当社の歴史記事つきのもの。Cath Kidstonのバッグはあまりのかわいさのあまり5月末に購入し、今はピアノ関係のバッグになっています。今回のムック本の柄もさらに素敵なものになっています。しかしHarrodsももともと好きだったし、今回のトートバッグのシックなチェックが好みだったりします。う~ん、大いなる誘惑だ。
 本当は他にも必要なもの、欲しいものがある、というのも分かっているのですが。。。お願い、せめて同時に2冊出さないでくれ~。(そう言いながらいつの間にか両方買っていたりして。仕事始めた時もうれしくて籠バッグ買っちゃったし。最近袋物が気になる症状に陥っているかもしれない。)

レッスンでした

2010年08月31日 | ピアノ・音楽
 今日はお休み!ピアノの一日にしたい!と思っていたのですが、それと同じぐらいやらないといけないことが待ち構えていました。お風呂掃除です。すぐに汚れますよね、お風呂って。湿気の塊だからすぐにいらないものがやってきたりします。今回もそういう感じの汚れがあってまずいと思っていたのです。しかもお風呂って掃除しにくいですよね。すべりやすいし。実家のお風呂は床がつるつるしていたので、すべって湯船に頭をぶつけそうになったというおそろしい経験もありました。幸いそういうことはなく今に至っていますが。ごしごししていたらいやでも汗をかきます。顔から背中からどんどん汗がでてきて、水との区別がつかないような状態に。しかしおかげさまできれいになりました!

 実はレッスンだったのです。今日のレッスンは、とくに「楽しき農夫」について、私を前向きにするものでした。アンサンブルの「楽しき農夫」、できていないところがある、というのは十分に分かっていたものの、練習では結構出来るようになっているような気がしてしまっていたのです。できるようになった、という明確な根拠はもちろんないのですが、少なくとも譜読みはできていますし。曲自体も本当に難しくなさそうなのです。しかしレッスンでは耳の節穴と感覚の鈍さについての指摘を受ける、という状態。レッスン内容を自らのものとして完全に吸収、フィードバックできていないまま、次のレッスンに行っているような気がしていて、まずいなと思っていたのです。
 今日のレッスン内容も、やっぱり自分の耳の節穴と感覚の鈍さについての指摘と今後に向けてのアドバイスを受けたのですが、どこは気をつければすぐにできるようになるか、またどこは長期戦でいかなければならないか、というのが前よりも分かってきたような気がします。
 気をつければできるようになりそうなのは譜読みの正確さ、音を聴きながら演奏すること、場面を思い浮かべること。最もどきりとした指摘は「ここの部分、音を聴いていないですね」という指摘でした。どうしてそういうことが分かるのだろう、と思いながらも、実例で示していただきました。納得。違うんです、聴いている演奏と聴いていない演奏では音が。聴いていない演奏では大切にしなければならない音もどうでもいい、という感じで無責任に冷たく突き放してしまって聴こえるのでした。
 そして長期戦第一号はフォームです。その極致が「浮き雲」から悩まされてきている和音。手首の脱力とともに、内声の和音の連打の場合は指を鍵盤から離さない、上にあげ切らないということが大切だということらしいです。指を鍵盤から離さないようにしようとすると、ついつい手首に力がかかってしまうのですが。。。今日はよき例と困った例とは明らかに違う、ということが少し分かってきました。しかし分かるのとできるのとは違います。意識して練習することによって少しずつでもできるようになってくるかもしれません。
 中間的な位置にあるのがフレーズかな。聴きながら丁寧に弾けば少し変わりそうなのですが、音となって現れてくれるためにはフォームも絡んできそうな気がします。(あくまでも今の私の考えですが。正確に言ったらすべての要素が別の要素に絡むのかもしれませんね)
 一大収穫は「楽しき農夫」だけでもかなりの練習ができそうな気がしてきた、ということかな。もちろん他の曲もやりますが、「楽しき農夫」前よりも密度を濃くして練習しよう。

ピアノコンサート

2010年08月28日 | ピアノ・音楽
 もう一つの予定、ピアノ仲間のTさんとNさんのいらっしゃるサークルの発表会に出かけてきました。会場は都内とは言え横浜から近いところで、行ってみたいと思ったのです。
 会場に着き、プログラムをいただきお部屋の中に。程よい広さの落ち着いた雰囲気でした。舞台のスタインウェイが素敵。
 始まりました。丁寧なあいさつ、アナウンスがあり、演奏者の方たちが練習の成果を披露されていました。Tさんの番がやってきました。ドビュッシーの2つのアラベスクを弾かれました。1曲目の出だしから会場に溶け込む優しい音色で、フランスらしい洗練された雰囲気が漂いました。2曲目も軽やかな感じの出だしでした。中間部も落ち着いて弾かれていて、心地よく聴くことができました。次はNさん、ショパンのエチュードOp.10-1と3を弾かれました。どちらも難しいのに落ち着かれていました。Op.10-1はダイナミックだったし、Op.10-3にはとても感情が込められいた上に劇的な雰囲気で、思いが伝わってきました。
 その後休憩があり、チェロとのアンサンブルがありました。バラディスのシシリアーノ、いい曲ですよね。大好きです。やっぱり私もいつかチェロとのアンサンブルをしてみたいです。チェロの曲、好きな曲が多いんだもの。夢として持っておくのは悪くないでしょう。その次がTさんNさん姉妹のアンサンブルでした!TさんはピアノでNさんはフルート。それだけでも素敵なのですが演奏も聴きごたえあるものでした。曲はシューマンの「三つのロマンスOp.94」の第2曲。美しい歌うような旋律で始まりますが中間部は葛藤を表しているのか激しく動きます。お互いに支え合いながら曲のドラマもしっかり表現されていて、心揺さぶられるものでした。バランスもよかったし、なによりもドラマチックでした。とにかくお二人の演奏からは伝わるものがたくさんありました。曲を消化して自分のものにしようとしてこられたのが分かる演奏でした。(それにしても私ときたらなんとえらっそうなことを書いているのでしょう(汗))もちろん他の方たちの演奏もよかったです。限られた時間の中、ピアノへの熱い思いを大切に持ち続けられてきたというのが伝わってきました。
 もちろん演奏だけではなく、企画や準備なども自分たちでされてきたようです。それでなくてもお忙しい中、本当に大変だったろうと思うのですが、そういう面でも素晴らしいと思えました。しかもそれを22回も継続されていることも。
 こっそりやってきてちょっとびっくりさせてしまいましたが、本当に素敵なひと時を過ごすことができました。お疲れさまでした。そしてありがとうございました!

魚の目の除去

2010年08月28日 | 日記
 今朝起きたら左足の裏に、硬い石を踏みつけたような違和感があった。歩くときも石をつねに踏みつけているような気持ちの悪さ。その違和感の原因はこのところ悩ませていた魚の目。かつてからできていて、気になっており、ときどき手で硬くなっているところを剥いでいた。そうするとなくなるだろうと思っていたのだ。ところがなくなるどころか明らかに拡大し、石のようになってしまっていた。このままでいたら日常生活にも支障が生じそうだ。早目に取らなくては。でも自分で取るのは今までの経験からしてよくなさそうだ。 
 そこで足裏のケアをしているところをタウン誌から探した。今までもそういうお店の写真をよく見ていたが、まさか本気で探す羽目になるとは。。。そしてよさそうな店が見つかったので早速電話。当日予約が取れたので予約時間にでかけた。
 店に入ると感じのよい女性の施術師さんたちが迎えにでてきた。この雰囲気は結婚前に行ったエステと一緒だ。電話で旨は伝えていたので早速施術に。フットバスという温かいバブルの中に足をいれて数分。しばらくすると施術師さんが入ってきて足を観察。魚の目が左右両足にできており、左だけではなく右のほうにも根がしっかりあるとのこと。この根からしっかり取ってくれるということだった。あんなに硬い魚の目を取るのだからおそらく削り取るというのに近いだろう。これはエステと言うよりも歯医者に近い感じになってきた。麻酔をするのかもしれない、でも痛くても一瞬だと思うし、あの魚の目がなくなるのならどんな痛さでも耐えよう、と思って足を施術師さんにゆだねた。早速始まった。ジーンという機械音とともに研磨機と思えるものが私の足の最も硬くなっている部分に直撃した。一瞬痛みを感じたが、そこまでひどくなかった。おそらく歯医者と同じく水も一緒にかかっていて、痛みを感じないように工夫されているのだろう。しばらくしたら「魚の目が取れました」とのこと。手ではあんなに取れなかった皮が一瞬にしてなくなってしまうことに感激。足裏が乾燥していて硬くなっていたので専門のやすりで角質も除去してもらった。その後マッサージで終了。足の裏を見たら、魚の目のところが凹んでいて穴になっていた。この穴がパチンコ玉ぐらいの大きさになる人もいるのだそうだ。穴にあったと思われる悪い魚の目の根っこがなくなったのだと思うとうれしくて。このような根っこは二度と成長させたくないです、本当に。でも勝手に成長する可能性は十分にあるとのことだった。
 魚の目の本当の原因ははっきりしていないという。自分に合わない靴をはいて歩き続けていたり、冬に絨毯の部屋にずっといて足が乾燥したりしていると生じやすいという。そうならないためにできるだけ足を保湿することが大切だということだった。また魚の目が気になったときに手で取ろうとするのがもっともよくないとのこと。はがれてはいけないところまではがしてしまい、範囲を拡大させてしまうことがあるのだとか。まだ消毒した鋏を使う方がよいとのことだった。
 あらためて足裏の穴を見ながら、技術の発展に感銘を受けていた。ちょっとお金もかかっちゃったけど、あの穴を見ると満足だ。

 今からもう一つの予定に向けて準備だ。

アーティキュレーション

2010年08月28日 | ピアノ・音楽
 一週間が終わりました。今までは一週間がたつのが早く感じることが多かったのですが、今週は長かったような気がします。職場で爆弾みたいなことがあったりしたもので。。。でも同じようなことをしている人もいるのでちょっと安心。歓迎会もありました。これからも何がやってくるのか分かりませんが、今の私にとっては定期的に決まった日や時間に職場に通えるのがいいです。

 ピアノ、譜読みをやたらとしたくなり、必要曲から心の声が「弾いて」と言ってきた曲、果ては無謀な曲もやったりしていましたが、時間をとられてしまうので、もっと計画的にしないといけないと思いました。
 そして肝心のベートーヴェン5番第1楽章。弾けてもいないのに録音してみました。アーティキュレーションが「こ、んにちは」状態です。特にオクターブが続くところや指を変えにくいところで「こ、んにちは」になるので気をつけなくちゃ~。レッスンまでには「こんにちは」にして行きたいです。
 今週末も音楽的な週末にしたいです。

正しい鍵盤と音

2010年08月24日 | ピアノ・音楽
 聴くほうについては運が強かったここ数日。さてさて弾くほうは?????

 今日は休みだったので、練習室を借りてきました。

今日もっとも感じたことは、

 指が正しい鍵盤を押したということは弾けたということではない、

ということでした。速かったり複雑だったりと、弾きにくいところでは、間違えずにそのときそのときに鍵盤の位置に指が行く、ということにとらわれやすいのですが、肝心なのは

 その結果こうありたいという音となって出ているか

ということ。音というのは弾いている瞬間瞬間に出ている、という事実を忘れてはいけないと改めて感じました。そしてそれは、どんな曲を弾いているときにでも言えることだということも。ハノンなどでは特にいい加減になりやすいですが、それでは本当の練習ではないのですよね。音が出せる環境にいる限りは、気をつけて弾いていきたいものです。

おめでとうございます!

2010年08月23日 | ピアノ・音楽
 定時になりました。退社して携帯を見たらAさんから速報が入ってきました。 
 一昨日聴いたMちゃん、なんとコンクールのG級で金賞をとられました。すばらしいです!おめでとうございます。本当に素晴らしい演奏だったと思います。彼女と縁が持てて応援できてよかったです。今後の活躍を心からお祈りします。
 そして昨日動画を載せたUさんも特級でグランプリをとられました。泣ける「皇帝」です。彼女のこともひそかに応援していたのでうれしいです。
 ちなみにこれはちょっと余計なことかもしれないのですが一昨日のMちゃんと同じ級、私はMちゃんを含め3人の演奏を聴いたのですが、他の2人も入賞していました。そういう演奏を続けて聴けた私はラッキーでした。(単にちゃっかりしていただけとも言えますが)

 おめでたい話に心躍った今日の夕方。ご利益をいただいたからには私もがんばらないといけませんね。

似たような傾向

2010年08月22日 | ピアノ・音楽
 このごろこの曲がやたらと気になるのだ。深い深い淵に引きずり込まれそうなこわそうな出だしが忘れられなくて、いつの間にかハマっていた。もちろん深い淵からふわりと浮かびあがり、夢見るような世界が広がりながらドラマチックに高揚していくのだが。後半部の歌うようなところがいい。

リスト バラード2番 演奏 梅村知世


 何気なくネットで検索していたら、このリストのバラード2番の由来はなんと私の大好きなシューマンの「夜に」と似ているという話が目に入った。シューマンの「夜に」は「男が毎晩海に飛び込んで泳いでゆき、その恋人が彼の名を呼び、彼がそれに答え、波を超えて幸福そうに陸に泳ぎつく・・・」というような話だが、リストのバラード2番も島にいる女に対して男が泳いでいくという話が由来になっているという。そしてその話の原点は、真相ははっきりしていないものの、「アウグスト・ビュルガーの詩“レノーレ”にインスパイアされたもの」ではないかという説も書かれていた。とにかく暗い海の中を男性が泳いでいくという話に基づくという共通点を持っている。音楽もあやしそうなアルペジオからして似ているし。どうも私は男性が暗い海を女性に向かって泳いでいくような曲に惹かれやすいようだ。ちなみにバラード2番、コンクールではよく弾かれているようだが、リストのメジャーな曲ではないようだ。今まではバラードと言えばショパンのみが頭に浮かんでいた私だが、このリストのバラード2番には衝撃を受けた。

 そういうわけで私のリストの目標曲はバラード2番になるかもしれない(爆)。技術の壁を考慮に入れると今は(爆)を消したくてもどうしても消せないのだが。

 ちなみにこのリストのバラード2番を演奏した方は今日あったコンクールの決勝に出られた方です。今日の彼女の演奏ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」も動画配信されていました。素晴らしかったです。泣けました。

無題

2010年08月22日 | ピアノ・音楽
 今日はピアノにちゃんと向き合おうと思い、細かいところにも気をつけながらの練習を心がけてみた。そうしたら今度は時間がすぐにたった。しかしこのままでは一週間後のレッスンには行けない。特にシューマンのアンサンブルについては、できるようになっているのかなっていないのかいま一つぴんとこないものもある。出来ていると思っているのは自分だけだったり(汗)。技術と耳ができていないのだと思う。ちなみに同じように出来ていないものでも、ベートーヴェンは自分でも弾けていないと分かるのでまだ練習しやすい。指や手首の動き方から考えなおしたほうがよさそうなのだが、あのベートーヴェンの5番は弾いていて感情移入しやすいため、自分の音楽にしたいと積極的に思いやすいのがいい。他にも譜読みしなければいけない曲があるけれど、今はこの二曲だけでもいっぱいでしょ、と言われているような気がする。私が弾けていないのがいけないのだけど。(実は他にも本当に弾くべき曲があり、譜読みだけでも早くしておきたい気もしているのだが。)
 しかもさらに困ったことは、そういう弾くべき曲の他にも心の中の声が勝手に「この曲も弾いて」と言ってくるような場合があるのだ。今日もそういう声があがった。そういう申し出は保留もしくは無視することが専念のためにはもっともよいことなのかもしれないが、なかなかそう割り切れない。割り切れない思いに忠実なまま、3日ぐらい続けて譜読みしているうちに自然消滅ということも結構多いのだが。ちなみにレパートリーの多いといわれる人は、「弾いて」と言ってきた曲にもちゃんと最後まで向き合う人のような気がする。勿論それだけではなく、元来弾いている曲もしっかり深めていたりする。本当にいつ練習しているのだろうと思えるぐらいたくさんの曲をしっかり弾いている人もいる。集中度が違うのかな~。おそらく違うのだろう。譜読みの力も違うのかな~。おそらく違うのだろう。技術も違うのかな~。おそらく違うのだろう。私もそういう力がほしい。そう考えたら、意図的に負荷を加えるのもありなのでは、とも思えてくる。
 今は日曜日の夜。月曜日もお休みだった時期が長かったが、明日はお仕事だった。ピアノモードもONにしておきたい。昨日は全開、今日も全開、明日は閉鎖という情けないことだけにはならないように。

聴いてきました

2010年08月21日 | ピアノ・音楽
 今日は私の出たコンクールの決勝を見に行きました。少し前に見に行った本選でも上手な人たちばかりだったのに、その中から選ばれた人たちなのだから果てしなくすごいのだろうと思いながら。大人の方の部は午前の部のみを見たのですが、やっぱり素晴らしかったです。ただ、その中でもより訴える力の強い演奏、より分析がなされた演奏、よりアグレッシブな演奏と言うのがあったような気がします。練習時間の限られた大人の方でもここまで真剣にピアノに取り組み曲をしっかりと仕上げられる人たちがいるのだと知り、身が縮む、いや、引き締まる思いがしました。
 午後からは若い方たちの部を見に行ったのですが、この部はさらにすごかったです。時間も長く曲目も多岐にわたっていました。広島からのMちゃんの演奏も聴きました。忙しそうでお疲れだったと思うのですが、躍動感のある洗練された演奏で、素敵な音楽の世界に誘われ幸せなひとときを過ごすことができました。広島からKさんも応援に来られました。よかったです。
 
 頑張っている方たちの演奏に刺激を受けエネルギーをもらえた今日一日。ついつい中だるみになっていた私ですが、弾いている曲にちゃんと向き合い、練習もがんばっていこうと思いました。