いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

トンネル脱出か

2013年06月29日 | ピアノ・音楽

 今日は内輪の仲間同士での発表会がありました。私はピアノソロ、連弾、歌、リコーダーで出演しました。ピアノソロ、曲数は短い曲一曲だけだったのですが、これがもう心配で心配で。。前回まで2度こけているので。しかし、今回は、音ミスや音色、強弱、表情の起伏をもっとつけたかった、想いをもっと音に出したかった等の課題は残されたものの、止まったり弾きなおしたり外しまくったりすることはなく、音楽の流れにのった演奏ができたと思います。長期的な課題はたくさんありますが、本番トラウマのトンネルからは脱出できたと思います。しかし、本番というのは、エネルギーを使いますね。出演後は憑き物が落ちたみたいにぐったりしました。毎回本番ばかりのプロなんか本当にタフでないとやっていけないと思いました。しかし、本番というのも間隔を開けずに回数を増やせば、却ってタフになれるのかもしれませんが、その前にばてないことが大切ですね。それにしてもピアノ、連弾の練習の過程もとても楽しかったです。ああでもないこうでもないと言いながら練習することで学べることってたくさんありますね。

 ひとまず一件落着。これからもこつこつ頑張っていこうと思います。

 

 音源編も更新しました。耳が壊れてもよいと思われる方はお入りください。


四つの最後の歌

2013年06月14日 | ピアノ・音楽

 今月末はピアノ以外の内容も含めた内輪の仲間での発表会がある上に、のんびりしていた私も来週からのんびりできなくなるので、今は心も体も音楽方面はその発表会、そして演奏する曲へと専念しようと決意していたのですが、そのようにしたとしても(すればするほど?)、他方面への関心も消せないものです。いや、もともと、気が多い人間だったのかもしれませんが(汗)

 しかしたまにはそういう姿をブログに書くのもありのような気がしてきたので書くことにします。本番が近付いているピアノを弾く人間にしては集中力に欠けた態度なのかもしれませんが、ひょっとしたらブログを読んでくださっている方の中に関心を持ってくださる方がいらっしゃるかもしれないので。

 今月8日はロベルト・シューマンの誕生日でした。折角だからシューマンの音楽を聴こう、と思って聴いてみたところ、芋づる式に聴きたい曲がでてきて飽和状態、結局聴きたい曲が全部は聴けない状態でした。私はシューマンが好きだと思っていたのですが、ここまで好きだったとは思わなかったです。本当に心の底から好きだったんだなあと改めて感じました。それでも室内楽を始めとして知らない曲もたくさんあるのですが。 

 そしてその2日後の10日は、リヒャルト・シュトラウスの誕生日でした。今までの私にとってシュトラウスといえば聴いただけで踊りだしたくなる曲をたくさん作ったワルツ王ヨハン・シュトラウスに決まっていました。その一方、リヒャルト・シュトラウスといえば私が真っ先に連想したのは映画「2001年宇宙の旅」のみ。交響詩ツァラトゥストラはかく語りき」の導入部が「2001年宇宙の旅」のテーマに採りあげられました。しかしそれ以外のリヒャルト・シュトラウスに対して抱いていたイメージは哲学的でかっこよさそう難しそうでなじみにくいメロディーが多い上に、ピアノで弾かれる曲も多くないため、敷居が高いというイメージ。しかし、なじみにくそうなものであればあるほど却って無縁だと言いたくない、知っていた方がかっこいいように思い始めました。そこでちょっと背伸びしてみようと思って聴いた曲が、最晩年にヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフとヘルマン・ヘッセの詩に基づいて作られたという、四つの最後の歌という曲でした。確かに第一印象は、機能和声に心底なじんでいる耳には素直に入ってくる曲ではありません。しかし、聴いているうちに、近現代の曲には多い曲線的なねじれがありながらも天に上るようななんともいえない音楽に魅力を感じました。

 ちなみにこの四つの最後の歌は以下の順番です。

  1. 「春」 Frühling
  2. 「九月」 September
  3. 「眠りにつくとき」 Beim Schlafengehen
  4. 「夕映えの中で」 Im Abendrot

 素敵な演奏はいろいろある上に、とてもではありませんが、全部聴き切れていないのですが、同じく最近気になりだしている歌手である、グンドゥラ・ヤノヴィッツ氏の「九月」 September と、「夕映えの中で」 Im Abendrot の動画を掲載します。

 ソプラノ:グンドゥラ・ヤノヴィッツ 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

「九月」 September

「夕映えの中で」Im Abendrot

 

 これをきっかけに、リヒャルト・シュトラウスの音楽をもっと聴きたくなりましたが、さすがに今は保留です。

 なお、コメントもなしでm(__)mすみません。

 注)文章を一部修正しました。


水彩色鉛筆の絵 南房総続き(遅くなりました)

2013年06月11日 | お絵かき

 先月初めにいった南房総には美しい花がたくさん咲いていました。先月何点かを絵にはしたものの、他にも絵にしたい花があり、下絵だけ描いていました。しかしその後、大幅に間が開いてしまいました。色をつけようと思いながらも知らず知らずのうちに延ばし延ばしの状態になり、やっと色を付けることができました。今回は、背景がなかったりちょっと省略していたりと軽めのものにしています。久しぶりでぎこちないのですが。。。楽しかったです。

ハマヒルガオ

 

ブーゲンビレア

 

ジャーマンアイリス

 

 素敵な花を見ると思わず絵にしたくなり立ち止まる習慣がついてしまいました。題材だけはたくさんあるので、少しずつ描きつづけられたら、と思っています。