いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

「やし」の前にくるひらがな

2010年10月31日 | 日記
 日本語には「○やし」の○の部分にひらがながくる言葉が多いことに気づきました。「あ、い、う、え、お・・・」とひらがなを一つずつ入れてみると、なんだかうれしくなってきます。

○の中にひらがなを一文字入れてみましょう。

1. いふかいなき○やしの男 
2.○やしを求めて出かける
3.弾きたい曲が弾けなくて○やし~
4.芸の○やし
5.資源を○やしたくない
6. ○やしの中は涼しくて快適
7.○やし飴
8.メンバーを○やしたい
9.広島風のお好み焼きには○やしが欠かせない
10.一発○やしつける

まだあるという方は教えてくださるとうれしいです。

BSHiでショパンの番組「みんなのショパン」が始まりました。BSHiで22:45まで放送しています。ちなみにジャパンとショパンは似ていて素敵、と子供のころ思ったことがありました(^^;)。

想像し意思を持って弾けば

2010年10月30日 | ピアノ・音楽
 今日はトリオのレッスンの見学に行ってきた。大人のよく弾かれる方たちから子供たちまで。大人の方はベートーヴェン、シューマン、メンデルスゾーンのピアノトリオで、レッスン前の演奏から迫力満点。音楽鑑賞みたいだった。子供たちは古典派のオリジナルもの、私がステップで弾いたようなアレンジものを弾いていたが、しっかり練習しているし、小さい体であんなに音がでるのかと思えるぐらい音もしっかり出ていてえらいしすごいと思った。
 それでもレッスンなので指摘がちゃんと入る。ヴァイオリン、チェロの方からびしばしと指摘が入っていた。特にヴァイオリンの方(某交響楽団の楽団員で実力派の若者)のアドバイスは効き目抜群に思えた。弦楽器とピアノとは音の出方や持続のあり方がまったく違うからか、異文化間交流みたいだった。「f、pとff、ppは別格。f、pはノーマルだがff、ppには何かがある」「弓の動きを見てタイミングをつかむ」「旋律のラインを感じる」「ペダルに要注意。音が溶け合うように」「和音を弾く前にどのような音で弾こうかしっかり想像してから弾く」「曲がどんな様子、感情を表しているか感じる」「二音続く時は二番目の音に注意」「音の伸ばし方、どこできれたか明確に」「音には方向がある、この方向を表現しよう」「呼吸を合わせて三人で音楽を作り上げよう」など、厳しくて的確に思える指摘が入り、とっても勉強になった。これを実行するとなったらかなり難しそうなのだが。「和音を弾く時はどのような音で弾くかしっかり想像してから弾く」という指摘は、ベートーヴェンソナタ5番第1楽章の出だしにも該当しているので参考になりそう。「この曲はどのような様子、感情を表しているかしっかり感じよう」という気持ちの面からのアドバイス一つでもかなり音が変わったのも印象的だった。しかしどの方もレガートには苦しんでいたような気がする。難しい曲を弾いていた方たちも、つなげるべきところすべてでちゃんとつなげて弾いていたとはいえなかったから。物理的に難しいところがたくさんありそうだもの。そのように聴こえるように他声部の力、気の力、意思の力も借りているような気がした。(自分のことは棚にあげて書いています)
 あと弦楽器って、弓を強くこすりつけたからと言って大きな音がでるわけではないのですね。ピアノも叩きつけさえすれば響くのではない、ということと一緒だと思った。

  家に帰って練習。「和音の前には想像」をまず心がけてみた。それからつなげてつなげて弾きにくい旋律、とくに片手で二声になっていて4や5の指でしか弾けそうになさそうな旋律も、体の使い方などの技術をマスターすることのみではなく、ここは絶対にフレーズとしてつなげようという意思をもって弾けば、少しはつながって聴こえやすくなるかもしれないと思った。

デパートの階段の踊り場

2010年10月30日 | 気になる場所、風景
 今横浜市内の某デパートでは北海度展をやっています。ものすごい人たちでした。催し物があるときは人口密度が5倍ぐらいになるのですが、今回は10倍ぐらいになっていて、どこに何のお店があるのか地図でも見て探さないと分からないおしくらまんじゅう状態でした。広島市にいた時は北海道展に行くと必ずパ○ラギ牧場のソフトクリームをいただくことにしていたのですが、今回もありました。他に本格的なアイスの店があり、見たところそちらのほうが繁盛していたようなのですが、ある年ミルクと砂糖だけしか使っていないという真っ白で純正なパ○ラギ牧場のソフトのファンになり、今となっては北海道展=パ○ラギ牧場のソフトクリーム、という等式ができるぐらいの位置に。今日もいただきました。初めて食べた時の新鮮さはちょっと薄れたかもしれませんが、無駄なものが一切省かれたミルクと砂糖だけの味は健在でした。食べながら周りの人たちを観察。どうもライバル社(勝手につけました)のアイスを手にしている人がたくさんいるようです。なんだか面白くありません。しかしパ○ラギ牧場だと分かる真っ白で正統派のソフトクリームを手にしている人もいました。同志だと心の中でつぶやきました。ひょっとしたらライバル社のアイスの味見もしたくなるときがくるかもしれませんが、できたらパ○ラギソフトから浮気しないでいたいという思いです。
 そう、私はソフトクリームを手にしながら落ち着けるところを求めて移動していました。ご覧の通りの人混みなので、座るところには先客たちでいっぱいだったのです。そして階段の前に行き着きました。階段の手すりに寄り掛かったり、階段に座ったり、またはその前で休みの姿勢をしながら、一息つこうとソフトクリームやアイスを食べている人たちがたくさんいました。階段前にあるわずかなでっぱりは人混みからの避難所として適していると直感的に感じたのでしょう。また階段の段は椅子の代用をしてくれるということも直感的に感じたのでしょう。しかし段の椅子よりももっといい椅子があるはずだと思いました。踊り場です。踊り場に椅子があったらそちらのほうがいい。だって本当の椅子だからと思って、階段から踊り場の方に目を向けたのですが、まったく椅子は見当たりませんでした。考えてみたら、普段人がほとんど通らないところに、椅子があっても仕方ないですよね。広島の某デパートの階段も人はほとんど通っていませんでしたが、階によってはトイレがあったりして、まだ華がありました。しかしこちらの某デパートの階段は、本当に普段は全く注目を浴びることのなさそうなさみしそうな階段のように思えました。結局踊り場に向かうのはあきらめ、階段前で休みの姿勢をしながら、ソフトクリームをいただきました。ちょっと残念でしたが、ある記憶がよみがえりました。
 私はデパートの階段の踊り場が好きだったのです。特に上の方の階の暗くて椅子のある踊り場が。結婚前の職場が広島市の中心地にあったとき、そこで昼食を食べていました。暗いなあ、社内で食べればいいのにと思われるかもしれませんね。ちょっとある時期、あることで大失敗をしてしまい、社内で食べにくい状態になってしまいました。その直後に仲良くなった同僚であり友達が、なぜか社外でご飯を食べていて、ときどきでかけていたのがこの踊り場だったのです。暗いしあまりきれいではないし、大体ご飯を食べるようなところではないので、常識的に考えたらちょっとおかしいのですが、私自身そのときはそういうことを考えるどころではなく、とにかくその友達とご飯を食べられるのがうれしくて行っていました。話題は家族から趣味から芸術からなんでもありだし、遠慮も何もなかったような気が。オープンにすることでもないのですが、私にとってはピアノサークルの原点のひとつでもありました。彼女といると仕事以外でもわくわくする世界も持とうと思ったら持てるし、その世界を人とも共有することもできるんだと思えてとても楽しかったです。(考えてみたらこのようなことは当たり前かもしれないし、そう思っている人がたくさんいたと思うのですが、当時の私にとってはこれがかなり大変なことでした。)
 ちなみに今の職場はデパートの階段の踊り場にいけるような場所にはないし、昼休みも社内で集まってご飯を食べています。仕事もなんとか続けられそうです。しかし今日は踊り場を見たおかげでわくわくした思い出がよみがえりました。

(ちなみに広島の某デパートの踊り場からも椅子は撤去されたような気がします。今度帰省した時に確認してみます。)

 明日は台風がやってきそうですが、午前中はでかけたいな。

川崎!

2010年10月28日 | ピアノ・音楽
 今日は川崎に行きました。改札前は左右になっており、大変多くの人たちが往復していました。出口は左(西)と右(東)だけというとても単純なつくりになっているのにまず驚きました。出口が込み入っている駅が多い中、このような単純なつくりになっている大きな駅は大変貴重なもののように思うのです。ただ今日は寒かったため、この単純なつくりのために左右に風がスースーと通りなおさら寒く感じたのも事実でしたが。単純なつくりの西の行き先はラゾーナ川崎と言う楽しそうなショッピングプラザがあり、わくわくした雰囲気に。早速西側の出口に向かい、出口からすぐのラゾーナ川崎の中華料理店でおしゃべりしながら料理をいただきしっかり腹ごしらえをしました。それにしてもかなりのボリュームでした、あの料理。

 川崎行きの主目的は昼下がりのピアノの集まりでした。会場は駅近くの公共施設で仲間がとってくださいました。話にはうかがっていましたが、雰囲気のいい施設でした。静かだし、広さもちょうどいいし、音響もよさそうです。メジャーなコンサートやリサイタルも開催されているようだし、音楽活動のために来ている人たちも多そうでした。弦楽器を持っていた人もいまたし。手ごろな広さの練習室にはC3が待ち構えていました。わくわくわく。また行きたいところになりました。
 で、弾いたのですが、内容は早送りします。いや、全部早送りでは反則ですね。ロベルトさんの音楽の魅力と魔力とのせめぎあいというのが主テーマだったような気がします。聴くだけなら、魅力>魔力のロベルトさん、弾くとなると必ず魔力>魅力という現実に直面します。その原因は、1.一つの手で二つ以上の声部を奏でることが多い、2.そのために歌わせることも多いソプラノの声部は4や5の指が多く、ときにはつなげるというのに交叉させたり一本指になったりすることもある、3.手をやたらと広げないと弾けないところがある、4.ずらしたりねじれたりするような和音の動きやリズムが見られるため、和声やリズムをつかむのも大変、5.アクセントにもこだわりが見られる、6.そして言うまでもなく譜面もややこしい、などです。そして困ったのは、ロベルトさんのこれらの魔力、聴くときには魅力にあたることも多いということです。魔力は魅力の裏返し?急がばまわれではありませんが、あせらずに続けて練習するのが一番だと思った次第です。今はチマチマできる時期だと思うので。でもね、みなさん、がんばって練習されています。(私がそんなことを書けるような立場ではないのですが、やっぱりそう思えました)今月初めの本番終了後は浮つき、レッスンでお灸をすえられていた私ですが、今日の練習会でがんばろう、ちゃんと練習しようと思えました。チマチマからいきます。ロベルトさんをはじめとし、今は苦い顔をしている天国の作曲家の顔が少しでもほころぶ日がやってくるのを望みながら。

注)最初の文、「ホーム前」ではなくて「改札前」でした。日本語の単語がでなくなるとは困ったものです。気づいてよかったのですが。

書くまでのことでもないのですが

2010年10月28日 | 日記
 昔通っていたダンススタジオのサイトが見つかった。昔と変わらず華やかでテンション高いですね。当時の私は一回転してこんなに華やかになりたかったのだ。今も充実した活動をしているみたい。
 もし私が転職せずに車の免許も取らないといけない状況でなかったら、そして仕事で残業がそんなになかったら、下手ながらもジャズダンスを続けていたかもしれない。そしてひょっとしたらピアノに駆け込まなかったかもしれない。しかし現実は転職もしたし車の免許も取ったし残業もたくさんあった。そしてダンスから離れて全く芸術系から無縁な時期が2年近くあった。その後駆け込んだ先はピアノ。ピアノに駆け込む時はお洒落な感じと言うのもなにもなく、純粋に自分が好きだと思えるもので自分の世界が持ちたい、という思いだった。一方ダンススタジオはその後まことに遠いものになってしまったが、嫌いではなかった、むしろ好きだった。だったらまだ体を鍛えることはできるはず。

豚汁などなど

2010年10月27日 | 日記
 寒くなりましたね。こういうときは温かい物をいただくに限ります。職場で話題になったのはこの季節にぴったりの豚汁。みなさんは豚汁を何で仕立て、中に何を入れますか?家では味噌で仕立て、豚肉、ニンジン、大根、ごぼう、こんにゃく、油揚げ、芋を入れます。この中で地味そうに見えるごぼうが大切。お汁にうまみを加え味わいのあるものにしています。さて入れる芋の種類は?ぬるっとした里芋が何よりだ、と思っていたのですが、サツマイモを入れるところもあるみたいですね。しかもとっても美味しいとのこと。今度作るときはサツマイモを入れてみよう。想像しただけで美味しそうな気がしてきました。いもの代わりにすいとんを入れるという人もいるみたいですね。また、味噌仕立てではない豚汁もあるかもしれません。「けんちん汁」というのもありますね。豚汁とどこが違うのかと思って調べてみたら、けんちん汁には豚肉が入っていないのですね。しかし肉が入っていなくてもごま油のおかげでこってりとした香りと味が楽しめそうです。味噌仕立てとしょうゆ仕立てと両方あるようです。それにしてもけんちん汁、鎌倉発祥の精進料理だったとは。
 連続テレビ小説で「のっぺ汁」というのが出てきたのでついでに調べてみました。やっぱり野菜を入れるのですが、味噌仕立てではなさそうですね。また野菜はごま油で炒めるようです。Wikiでは全国的な郷土料理とありますが、新潟のが有名みたいです。
 このような汁物をいただいたら元気になれそう。ただ、おいしさのあまりついつい飲みすぎそう。高血圧にはお気をつけください。

勘とダンス

2010年10月26日 | 日記
 帰り道お隣に住まれている方にお会いし、何気なくお話していたら、「ピアノを買うの?」と尋ねられた。びっくりした。最近全くそういう話をしていなかったのになぜそう思われたのだろう。あまりの勘の鋭さに腰を抜かしそうになりつつ、「なぜお分かりになったのですか?」と尋ねたところ、「前、ピアノを入れている人はいませんか?と尋ねていたじゃない」とのこと。そういえば昨年の冬にそのような話をしたのを思い出した。そしてその方は「もちろん大丈夫よ、全然気にしないでね」とおっしゃってくださった。それにしてもよりによってそうなりそうになったまさにそのときに、このようなことを言われるなんて、なんと絶妙なタイミングなのだろう。自分からそのような話を持ち出してはいたものの、お隣の方の察する力の強さと心の広さに感銘を受けたのだった。
 そして自分は知らず知らずのうちにいろいろとしゃべっているんだと認識した。自分がしゃべったことについては、ほとんど自覚がなくても、そのことについて人が覚えていることが多々あるというのも認識した。いいことならいいのだが、後になって困りそうなことだったりすると穴に入りたくなる。一方勘や察する力をつけるというのはというのはなかなか難しい。大好きな翻訳家でエッセイストである岸本佐知子さんの『ねに持つタイプ』という本(昔の日記にも書いたことがある愛読書。文庫にもなっていたのでとてもうれしかった)を思い出した。その中に「気がつかない星人」というのがあった。「気がつかない星人」は一言でいえば「ものごとの隠された意味」が読めず、「言外のニュアンス」について鈍感である。そしてときには半年ぐらいたって言外の意味に気づき大人げない行動をとったりすることがあるとのこと。岸本さんは自分のことを「気がつかない星人」だとおっしゃっているが、私もその星人に近いところがある。学生時代はそれでは本気でいけないと思い、そうならないためにテーマを見つけ論文を書いたりしたこともあるのだがあまりそれが効果をなしているようには思えない。。。これは実に奥深い問題なのだ。そして、自分のことはさて置き、「気がつかない星人」から程遠く心優しいお隣さんを心から尊敬している私である。彼女のおかげでかなり気が楽になった。これに甘えてはいけないとは思うのだけどありがたいのは事実。ありがとうございます。
 
 そういえばダンスが周囲で話題になっている。ジャズダンス、ヒップホップ、エアロビクス、バレー、フラダンス、フラメンコ、ベリーダンス、ソシアルダンス、バロックダンスなどいろいろなダンスがある。意外だと思われると思うのだが、私もピアノ再開前の20代中頃、ジャズダンスを習っていた時期がある。体を鍛えたかったのと、イマドキのお洒落な雰囲気を味わいたかったから。ジャズダンスは激しいだけではなく、手や足の動きが繊細で好きだった。腕や手を裏表に半回転させながら往復させる動きがとくに好きだった。ハードな先生は全身からエネルギーが放出しながらあちこち飛びまくっていた。はじめはきつかったけど慣れると却って激しいほうが快適な気分に。自分よりも若い子たちに交じって下手ながらも楽しく踊っていた。挙句の果てに背伸びして広島でGWに開かれるお祭りのパレードにまで出たのだが、友人には話していなかったし、母にも恥ずかしいから見に行かないと言われるし、挙句の果てに炎天下の元で踊ったので皮が見事にむけてさんざんだった。これでパレードはこりごりだと思いつつも、教室には通い続けていたのだが、転職して車の免許をとらなくてはいけなくなり、ダンスは中断。それからは全く無縁に。しかしよく考えてみたら、やめたとはいえ、ダンス自体が嫌いになってやめたのではないのですよね。ということは再開もありかな?う~ん。実際に習うのは敷居が高くてちょっと無理だと思うけど、家で音楽かけて体を動かすことならできるはず。その姿はあまり見られたくはないけれどね。ひとまずお隣さんのダンス発表会を見にいこうと思った。

独断と偏見による東京各地の印象

2010年10月24日 | 気になる場所、風景
 私も関東にやってきて1年がたちました。おのぼりの視点で、東京の各地について独断と偏見に満ちた感想を書きます。

銀座 高級商店街の代名詞。美しい建物、店、物が楽しく美しく配置されていて、歩くだけでも幸せな気分になれます。物価も高そう、敷居も高そうに思えますが、とても楽しいところです。そこでものを買うと、買ったものを大切に大切にしたくなります。最近は三○デパートが改装されました。芸術関係も充実しています。ダブルY(ヤ○ハヤ○ノ)楽器店、昔はピアノを製作していた会社でしたが今はハープを作っている十○屋があります。また某有名ブランドシャ○ルのホールでは抽選で無料のコンサートを開いています。歴史ある文房具店、こじんまりとしながらお洒落な画廊やアンティックのお店、果物もアートだと思いたくなるような果物店など他にも見どころ満載です。

丸の内 距離的にも近いからでしょうか、銀座に似ています。ビルでは休日に無料ピアノコンサートをやっているし、東京国際フォーラムのようにイベントをやっている施設もあります。(しかしなかなか行けません)お洒落なお店もたくさんあって、場所によってはヨーロッパのように思えるところも。歴史の古い建物もあり、見ごたえ十分です。

上野 下町の代表アメ横は庶民の味方。にぎやかで美味しそうなものがたくさん売られています。そして公園に入ると音楽と美術を楽しめる大きな施設が複数あり、一瞬どこに行こうか迷います。東京文化会館の音楽資料室では音楽がたくさん聴けます。

神田 まさに書店の町、古本の町。神保町という駅を降りるとたくさんの書店が迎えてくれます。普通の古本屋から、洋書、歴史書、地図、理科系、音楽など、特定分野を扱った古本屋もあり、とてもじゃないけど見きれません。古本屋なのでお手軽価格で売られているのもありがたいです。初めて行った時リピーターになろうと決意したはずなのですが、その後行っていません。

秋葉原 知る人ぞ知る電器店街でたくさんの人だかりです。しかし私が行った時は電器店街というよりも、アニメ街という印象が強い感じがしました。リュックを背負った人たちと、ネコの耳をつけた人たちがたくさんいたような気が。

青山 こちらも高級商店街ですが、建物の高さが全体的に低く坂があります。お洒落なビルが立ち並んでいます。某楽器店の建物も印象的です。明治神宮の森は静かでなかなかのスケール。東京だということも忘れそうです。

新宿 重要な副都心で交通の要所でもあるのですが、練習会の会場で近くに行く以外はほとんど行っていないのです。某有名書店と某Iデパートにちょろっと寄ったぐらい。某繁華街や某丁目については想像をふくらませるだけにしておきます。

六本木 ヒルズにミッドタウンに美術館だけでお腹いっぱいになりそうですが、他にも国際色豊かで楽しそうなところがあると思われます。ヒルズの屋上からの見晴らしがいいです。富士山も見えますよ

赤坂 行ったことないですが素敵なところのような気がします。

池袋 重要な副都心で大変にぎやか。人の波にのまれそうですが、それもごもっともと思えそうなお店がたくさん並んでいます。レンタルピアノで有名なところもあります。

渋谷 私が行くと平均年齢を上げてしまう若者の街で、その若者たちのエネルギーは昼夜関係ないです。折角だからと109にも行ってみました。若者たちの数珠のような行列に入り込んでエスカレーターにも乗りました。そこの店員さんは売上を保つために大変な努力されているみたいですね。私もいつかそこで何かを買おうと思っています(無理しているのは承知です)。というわけで、圧倒されそうになっていたのですが、オアシスもありました。東○デパートと文化村です。東○デパートには二大書店が一緒になった大書店があります。また文化村には絵と音楽と映画が入っていて贅沢三昧。文化村の存在で好きなところに昇格。

浅草 まだ行ったことないんですよ~。下町情緒を味わうためにもぜひ行かなくちゃと思っています。

お台場 行くまでの乗り物がわくわくします。海が見えるのも楽しい。ショッピングの面ではちょっといまいちかも。まだ分かっていないのかもしれませんが。

自由が丘 噂通りのお洒落なお店がたくさん。ファッションとインテリアのお店が素敵です。

品川と泉岳寺 なかなか話題に上らないかもしれませんがいいところですよ~。

 行けていないところも多く、行ったとしても一度またはワンスポットだけだったりして、通り一遍の感想しか書けない状態です。心の中ではリピーター宣言をしたのにも関わらず、その後全く行けていないところもありますし。それだけ広くて奥が深いところなんですね。こうなると気に行ったところとそうでないところをはっきりさせ、そうでないところはバサリバサリと選択肢から外しでもしないとやっていられません。行ったところのあるところでは銀座、神田、渋谷が好き。しかし好きでも一回しか行けていないところも多いです。いや、それだけ行けているだけで十分にありがたいと思わなければいけません。それぐらい広いところなんだと改めて感じました。しかもどこも刺激的でびっくりします。この広さと刺激の強さに慣れるのがいいのか悪いのか分からないのですが、折角近くに住んでいるのですから、上手に楽しんでいきたいです。
 

実は

2010年10月23日 | ピアノ・音楽
 ついにピアノを買うことにしました。夢にまで見たグランドです。
 今住んでいる社宅が比較的広かったということ、家でちゃんと練習したいという思いをかなえたかったこと、そして買うなら今がチャンスだと思って決めました。ヤ○ハC3で防音室つきです。グランド防音室の件、近所の人たちにはまだ話していませんが、大家さんはOKを出してくださっています。
 店にも何回か行って試弾もしました。じつはそれまでいろいろ迷いましたが、納得いく結論が出せたと思います。
 しかし大切なのはその後かもしれません。ピアノのメンテナンスもですし、近所についてもです。却ってしっかりしないといけないですね。空調のためのエアコンは買いました。あとは湿度計もいりそう。人が居心地良いと思う環境とピアノが居心地良いと思う環境は一緒だそうですね。大切にしたいです。
 私にとっては、グランドは外で弾くものになっていたのですが、実際に家で弾けるようになるのかと思うと、夢のようです。感謝です。

嗚呼ヘ○レ版~

2010年10月19日 | ピアノ・音楽
 アンサンブルも終わり、いろいろな曲を弾きたい気分になっていた。本番で弾くか弾かないか、ということは別に、弾ける曲は確保しておきたいし増やせるものなら増やしたいものだ。しかし本格的に弾こうとしている曲にも向き合わなくては。ベートーヴェンのソナタ5番第1楽章とシューマンの森の情景の「別れ」。ソナタ5番の第1楽章は譜読みをしたという状態、「別れ」は片手づつ譜読み中の状態。どちらもヘ○レ版を用いている。実はヘ○レ版を用いて練習するのは私のピアノ史上初めてのことである。○音が一番親しみやすく使っている時期も長かったのだが春○社版にも魅力を感じだし、版の大切さが分かるにつれて赤い表紙のウ○ーン原典版やショパンと言えばまずこの版と言えそうなパ○レフスキ版を使うようになってきた。そうそう、なぜかペーター○版も使ったような気が。それぞれの版によって指遣いは言うまでもなく、強弱記号、アーティキュレーションなどが異なっていることが多いので、ちゃんと弾こうとしたらベースとなる版は決めたにしてもいろいろな版を見比べるのが理想だと思うようになってきた。そしてヘ○レ版。ドイツ系の曲なら必ず言及されるこのヘ○レ版。弾きにくいところがあるとも言われているヘ○レ版。しかし弾きにくいにしろなんにしろ、ヘ○レ版にはいかにもと言ったような本格的なイメージが漂っており、そんな本格的な版を使ったことがない自分は遅れているような気がしていた。今回でついにその遅れから脱出できるということでわくわくしながら練習を始めたのだが、「弾きにくい」という噂は真実だと思える面がいくつか見つかった。その最たるものが指遣い。例えばソナタ第5番の第1楽章の10小節目右手のD(レ)の音が4の指になっている(写真の赤丸で囲んだところ)のは前からのつながりを考えたら非常に弾きにくい。二小節後の12小節目のD(レ)(写真の青丸で囲んだところ)は和音になっているので4の指でも弾きやすいのだが。おそらくヘ○レ版では12小節目との関連から10小節目のD(レ)の音も4の指にしたのだと思われるのだが、わざわざ切れやすいような指遣いでなくてもいいのにと思った。それでなくても弾きにくいのにますます続けて弾きにくいようになっている。しかしそこを克服して弾くのが本格的な弾き方につながるのだろうか、と思いながらも、ちょっとよその楽譜が気になり園田高広さん校訂の春○秋社版を見てみたら、10小節目のD(レ)は2の指になっていた!そのほうがはるかに続けて弾きやすいではないか。あまりにも弾きやすかったので、楽譜に対する冒涜かもしれないというやましさをすこし感じながらも、4の上に2と書いた。レッスンでも2で弾こうかな?迷い中。ちなみにベートーヴェンの5番第1楽章の他の箇所、そしてシューマンの「別れ」にも難しい指使いのところが数か所あった。4や5を厳しいのにも関わらずくぐらせるようなところがあるように思えた。たった2曲の楽譜から言うのはあまりにも安直で短絡的だと思うのだが、それがヘ○レ版の特徴なのかしら。本格的な楽譜だとよく言われているだけあり、その指遣いが、音楽的効果を狙ったものである可能性もあるので、安易に変えようとは思わないものの、どういう根拠でそういう指遣いになっているのかが気になるし、より自分にとって弾きやすい指遣いがありそれが音楽的にもよい決断になるのなら、変えることもありそうな気がしている。

 ちなみに現在のマイブームはシューマンのピアノ五重奏曲。イェルク・デムスのピアノとバリリ四重奏団のCDで聴いているが、曲も演奏も本当にすばらしくてほれぼれした。それにしてもあのデムスさん、お若い時は(いや、今もです(汗))こんなに素敵な演奏を残されていたのですね。特にピアノ五重奏曲が好き。シューマンと言えば過激な印象を持たれるかもしれないが、この曲はダイナミックで普遍的な雰囲気に満ち溢れているように思えた。第1楽章はとてものびやかで温かく生命感にあふれ大地を抱きしめているような感じがする。暗いけれど奥深い感情を表した第2楽章も素晴らしい。熱く心のこもった語りかけが印象的だ。今年出会った好きな曲の上位に入った。youtubeにも入っています。