「ノナの家」nonahouseは かつこ内親王、かつこ内親王2の続きのブログです。

神様達の名前は、沢山出てきますが、宗教とは全く関係ありません。
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石廊崎 その2

2023-04-06 07:30:00 | 日記
石廊崎の駐車場から石室(いろう)神社に向かって行きました。
本当に天気が良い日で良かったです。
私は寒いと思って沢山着ていたので、暑くなってしまうほどでしたからね。


石室神社の鳥居をくぐって、Iさんが

とにかく、早く行かないといけないから、写真とか撮ってたらダメだよ。

と、言っていたのですが、わーーーー!
スゴい!と言って、やっぱり写真は撮っていました。
だから、私も撮りました。
太陽が正面だったのですね。


灯台を過ぎて階段を降りるようになっていて、石室神社はありました。
階段の上から先端を見ると、熊野神社が見えました。



なんで、こんな所に建てたのだろうと思うような立地ですね。
石室神社は岩にめり込んでいます。




観光バスも到着する前で、私達3人しかいませんでした。
Iさんは、どんどん先に行っていましたが、拝殿の所で、

わーーーー!
なんだこれ?
スゴいよーーー!ねーさん!

と騒いでいて、何だろうと思って入って行くと、姫路のTさん親子からいただいたお酒の樽が拝殿の中に奉納されていたのです。




「龍力(たつりき)酒造」の「神力(しんりき)」というお酒だと、後から調べてわかったのですが、まさかのことに私も鳥肌が立ちました。

やっぱりミクネの神(天之常立之神)はスゴいですね。

私達は、人が来ない前にとそそくさと熱海のマンションから持ってきたカメとカエルとお酒を並べました。



本当に狭い空間だとわかりますね。

私達は並んでIさんは、「アマテラス祝詞」を三回挙げてくれました。

私は入口側にいたので、誰か来たら困ると思いヒヤヒヤしていましたが、幸い誰も来なくてホッとしました。

何とかカエルに言われたミッション遂行です。

石室神社の入口近くに看板がありました。
この神社の由来が書いてあり、それを見てなぜ「龍力」があったのかわかりました。
wikipediaにも載っていて、「伊豆七不思議」の一つだそうです。



昔、播州濱田港から塩を運んでいた千石船が石廊崎の沖で嵐に遭い、その帆柱を石廊権現に奉納すると誓って祈ったところ、無事に江戸に到着することができた。
その帰途、帆柱奉納のことをすっかり忘れていると、何故か石廊崎の沖で船が進まなくなり、天候が急変して暴風雨となった。往路に誓いを立てたことを思い出した船主が千石船の帆柱を斧で切り倒すと、帆柱はひとりでに波に乗り、断崖絶壁(およそ30メートル)を石廊権現の社殿あたりまで、まるで供えたかのように打ち上げられた。
同時に暴風雨も鎮まり、船は無事に播州へ戻ることができたという。

この帆柱が、床から透明の板の下に見えるようになっているのです。


播州=播磨の国の中に、姫路市も入っています。
「龍力酒造」さんは、この話からお酒を奉納していたようですね。

その後は、先端の熊野神社にお参りに行きました。





「神力」を置いてお参りしました。
回りの景色は、雄大ですね。
伊豆半島の最先端で、風が強かったら飛ばされてしまう感じです。





熊野神社のところからの石室神社。



丁度、この頃に観光バスが着いたのか、人がぞろぞろやって来ました。

続きます。


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